もう何もまともにできない・・とぐったりさせられていたあの鬼のような暑さがウソのように消え去り、今週はあの暑さがよもや思い出せなくなるような涼しく、心地よい気候が戻ってきています。
今朝の気温は14℃、日中でも24℃までという理想的な夏です。本来のパリの夏はこんな感じでした。
先週まで夜、寝るときに抱えていたアイスノンや凍らせたペットボトルなども必要なくなったどころか、朝は肌寒く、あら・・半袖のTシャツの方がいいかな?いや、長袖の方がよかったかも・・?というように、みるみる従来の服装に戻ってきました。
とはいえ、これだけの短期間の気温の変化は体力的にもキツいことで、猛暑の間は夜は遅くなるまで気温が下がらないため、夜、窓を開けるためには夜、遅くまで待ってから窓を開けるために、夜更かしになり、朝は、家の中の空気を入れ替えるため、また、ベランダの野菜に水をやるために、早朝に起きていたので寝不足の日が続き、なんといってもこの短期間のこの温度差には身体がついていくのが大変です。
とはいえ、まだ7月もようやく半ばを過ぎたばかりなので、これからまだまだあの暑さがいつ戻るとも限らないので、動けるうちに動いておかなければ・・と、これまでの夏とは違って、ちょっと焦るような、追い立てられるような気持ちがあることも妙なことでもあります。
異常な暑さが続いていた日々は我が家の猫のポニョにとっても、それはそれは苦しそうで、彼女ももう17歳。人間にしたら、76歳くらいの高齢で、全身に毛皮をまとった身としては、それはきっと私以上に辛いだろうとずいぶん、心配もしました。
常日頃から外に出ることは嫌いで、家の主のように、自由気ままに時間帯によって心地よい場所を転々と移動しながら、ゆったりと寝ているポニョも、この暑さには、ほとほと参ったようで、いつもは丸まって寝ているのに、まさに文字どおり身体も足ものばして、伸びきった状態で横になっていました。
それでも、さすがのポニョ、食い意地だけは一向に衰えることなく、食べ物の気配がするとすっ飛んできていたので、「まあ、大丈夫かな?」と思っていました。
ポニョはツンデレで、絶対に私にもベタベタしたりしないくせに、寂しがり屋で私が外出することを嫌がっているので、ポニョにとっては、暑くてしんどいのは辛い反面、私がほぼほぼ外出できないでいた猛暑の期間はそれはそれで満足だったのです。
今週になって、ようやく普通に外出もできる気候になったので、また猛暑が来るまえにとせっせと外出するようになった私にポニョは、それはそれで、警戒しています。
なにせ、猛暑の間は家の中でろくに服を着ていなかった私が外出用の服に着替え始めると、ポニョは不穏な気配を感じ始め、今は、ジッと私の動向を監視し、不安な目で私のことを見つめるようになっています。
また、それがあたりまえの日々が続いていけば、ポニョも受け入れて、それなりに平穏に過ごしていくと思いますが、ポニョにとっては、気温の変化だけでなく、同居人の動向の変化への適応も大変なのです。
今回のパリの猛暑は日本でもずいぶんと報道されていたようで、日本にいる友人たちからずいぶん、だいじょうぶ?と連絡を頂きましたが、なんとか生き延びました。ご心配ありがとうございました。でも、また、いつあの猛暑が来るかと思うと気が気ではありません。
本来のパリの夏
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