また、パリには熱波がやってきて、これがまだしばらく続きそうな予報を見ていて、心底、ウンザリしています。
家の中では、もうエアコンなしでも、それなりにエアコンなしで、なんとか頑張る体制ができてきているので、苦しいけど、まだまだなんとか乗り切れそうな気もしているのですが、やはり、家以外、主に公共交通機関の空調管理は、本当にどうにかしてほしいと思っています。
娘が小さい頃は、学校の長い長いバカンス期間の調整や日本の小学校に体験入学させたかったことなどもあったりして、夏の暑い期間に日本に行かざるを得ない時期もありましたが、娘も成人している今は、真夏の暑い間は、絶対にあの暑い日本には行きたくないと思っていました。
しかし、今、こうして、パリの夏も厳しくなっている今、一体、日本の夏とパリの夏とどちらが苦しいのか?と思ってしまうことがあります。久しく夏に日本に行っていないので、実感として、湿度も高い日本の暑い夏を忘れていることもあるかもしれませんが、少なくとも、日本では、夏の暑い間に冷房の入っていないバス、電車などの公共交通機関などはないし、どこへ行っても、冷房がしっかり効いているので、その途中の交通機関に辿り着くまでのわずかな時間を耐えることで、なんとか凌げているわけで、もちろん、それでも暑さは厳しいのですが、これまで日本のバスや電車やその他の施設に冷房がしっかり効いている状態をあたりまえのように思っていましたが、ほんとうは、それってスゴいことなんだな・・とあらためて思っています。
最近の日本は停滞気味で、正直、情けなく思うことが多かったのですが、パリがこの異常な猛暑に見舞われることが珍しくなくなっているこのタイミングになって、あらためて、あの暑い夏を少しでも快適に過ごせるように整えられている様々な設備はスゴいことだったんだなと思っています。
ここ5年くらいの間に、パリの猛暑は年々酷くなっているにもかかわらず、この空調管理のことは、話題にのぼりつつもなかなか前進せず、例えば、パリおよびパリ近郊のバスに100%冷房車になるのは10年後・・とか言っているので、とりあえず、パリにエアコンがしっかり入るのには、少なくとも10年はかかるということで、それだって、言っているとおりにはならず、ズルズル遅れるのがフランスなので、全く、私の生きているうちにお願い・・と思うばかりです。
これまで夏にエアコンは必要なかった国なので、進歩しなかったのも仕方がないと言えば、仕方がないのですが、本来ならパリよりも数段、辛いはずの暑さに対する対応をしっかりできている日本ってやっぱりすごいんだな・・と久しぶりに見直す気持ちでいます。
最近は、来年に迫った大統領選挙の候補者の中で、「自分が当選したら、まず早急に空調システムを整える!」などと公約に掲げる政治家も登場したりしていることには、ビックリです。
日本のエアコン・冷房
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