2026年8月31日月曜日

パリ9区で自転車と自動車の軽微な接触事故のための口論からナイフ刺傷事件へ

  


 パリ9区で自転車に乗っていた男性が路上で車の運転手と口論になり、ナイフで首を刺されるという事件が発生しました。

 事件は午後1時30分頃、パリ9区のセーズ通りで発生。マドレーヌ広場から数百メートルの地点です。もともとは、車が自転車に接触した軽微な接触事故でしたが、自動車に乗っていた男がそのまま逃走しようとしたため、自転車に乗っていた男性が男の逃走を阻止しようとしました。

 まあ、当然のことです。

 そこで2人は口論となり、自転車に乗っていた男性が車を運転していた男を窓越しに殴りつけたとも伝えられていますが、その後、車を運転していた男は、車を降りて、ナイフを取り出し、自転車に乗っていた男性の首を刺したと言われています。

 だいたいナイフを持っていること自体も恐ろしいですが、刺すとしても、よりによって首を刺すというのは、さらに驚きです。

 検察当局は、「男性は頸動脈損傷の疑いがあり重体で病院に搬送された」と発表し、殺人未遂事件として捜査が開始されました。

 ナイフで首を刺したということは、殺人目的とみなされるのです。

 事件の一部始終は現場付近の監視カメラに捉えられており、被害者を刺したまま逃走していた車の運転手は、すぐに身元が特定され、同日5時頃に逮捕されました。

 なぜ?単純な軽微な交通事故がどのようにしてナイフによる襲撃事件へとエスカレートしてしまったのかを是非、解明してもらいたいです。

 パリでは、2024年10月にも、似通った事件が起こっており、その際は、自転車に乗っていた27歳の男性が路上で口論の末、車に引き殺されるという陰惨な事件が起こっています。

 最近、パリで起こるこの手の事件(ナイフ襲撃事件など)の怖いところは、それが、特別に治安の悪いとされている場所でもなく、時間帯も深夜などでもなく、ごくごく普通の人々があたりまえに生活している空間で突然起こることで、それが計画的ではなく、突発的な出来事であったとしても、そんなにみんながナイフを持ち歩いているのだろうか?と思ってしまいます。

 何かトラブルに遭遇した場合、黙って諦めてはいけないのは、パリでは当然のことなのですが、それにしても、万が一、相手を怒らせてしまったら、もしかしたら、刺されるかもしれない・・と思わずにはいられなくなりそうです。

 

自動車と自転車の接触事故からナイフ襲撃事件


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