年末から立て続けにメトロ3号線でナイフ刺傷事件とハンマーによる襲撃事件が起こり、2度目のハンマーでの事件が起こったときに、「2度あることは3度ある・・」なんて冗談みたいにチラッと思ったのですが、同時に「まさかね・・」とその良からぬ発想を取り消していました。
しかし、その3度目がまた起こってしまったのです。1ヶ月以内に3度もこんな異常事態が起こるとは、どう考えてもふつうではありません。
3度目の事件は、RER A線の車内で起こりました。RER A線はパリ市内からパリ近郊の都市を結ぶ路線で、事件が起こったのは、イヴリーヌ県のル・ヴェジネ=ル・ペック駅ということです。
事件発生時、53歳の被害者の男性は車内で寝ていたところをこの事件の容疑者によって腕を掴まれ目を覚ましたということで、被害者、加害者が揉みあいになったところで、これを目撃した人が介入し、容疑者は逃走したということです。
緊急通報を受けて、消防隊員、警察、RATP(パリ交通公団)の警備員GPSRが現場に出動しています。被害者の男性は顔と手を切られて、軽傷を負っており、救急隊員が救急搬送を試みたのですが、被害者の男性はこれを拒否したため、RATPの被害者支援部隊が、被害者への全面的な支援を行うことになりました。
パリでは電車の中で寝ている人をあまり見かけませんが、午前8時の通勤時間帯、しかも郊外線(パリ市内のメトロよりは比較的長距離)であることもあり、寝ている人もいるのかもしれません。
現時点では、犯人が逮捕されていないので、犯行動機等詳しいことはわかっていませんが、顔見知りであったのか?また、強盗目的で脅迫のためにナイフを持っていたのか?など、わかっていません。
しかし、いずれにせよ、ナイフを持った人がパリ市内、パリ近郊の公共交通機関の中には、たしかにいるということだけは、もう紛れもない事実。
捜査はサンジェルマン・アン・レー警察署に委託され、当局は加重暴行罪に分類されるこの襲撃事件の状況解明に取り組んでいるということです。
一刻も早く、犯人を確保してほしいのはもちろんのことですが、パリは、もうそれだけ、それくらいでは、どうにもならない状況に陥っているのではないか?とそんな風にも思うのです。
RER A線 ナイフ刺傷事件
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