2026年1月20日火曜日

学校でのイジメを苦に17歳の少女が自らの身を線路に横たえた・・

  


 イジメのために自らの命を絶ってしまう事件が後を絶ちません。

 命を絶つ手段は、色々あるでしょうが、、高校生の女の子が自らの身を線路に横たえるという手段はかなり衝撃的なものでもあります。

 この女の子は、学校でイジメの被害に遭っており、自分の命を絶ってしまったその日は、学校で校長の呼び出しを受け、30分ほどの面談を受けていました。

 この高校の校長は彼女の母親からイジメの現状を訴える手紙を受け取り、事態を察知し、事情聴取を始めていました。

 彼女の母親からの手紙が届き、複数の生徒校に対しての校長の呼び出しにより、イジメの加害者たちはイジメの事実を認めたにもかかわらず、彼女へのイジメは続いていました。

 彼女の母親は彼女を勇気づけるために、「もう気にしないで、校長先生が対処してくれるから大丈夫」と彼女を励まし続けていました。

 この悲劇的な結末に至る当日にも面談は行われており、この面談後、彼女が命を絶つまでの短い間に彼女は複数のメッセージを母親宛に送っています。

 彼女のメッセージには、面談で、「彼は(校長)とても怒っていて、私のせいで懲戒処分になると言われた・・」、「私のせいだと言われた・・」、「私は被害者ぶっていると言われた・・」と。

 そして、最後のメッセージは母親に向けて、「心から愛しています。あなたは最高の母親です」と。

 生徒間の具体的なイジメの内容は現在のところ、明らかにされていませんが、このイジメ問題の告発に、校長が彼女に向けた怒りは、彼女を絶望に陥れ、彼女の最期の決断を選択する背中をおしてしまったことは、このメッセージとその時系列からも明らかです。

 イジメの事案に対して、学校が被害者を責めるというとんでもない対応。校長としては、このような問題が起こってしまったこと自体が腹立たしく、彼女がイジメられたせいで、自分が処分を受けた(る)ことが、許しがたかったという理屈なのかもしれませんが、これはとんでもない対応としか言いようがありません。

 イジメの対象となり、苦しんでいる生徒を校長が叱責するとは・・。

 また、この事件後には、ネット上でイジメの犯人捜し、犯人への攻撃、また学校への非難が炎上しており、当局は二次被害が生まれないように、冷静な対応を呼び掛けています。

 この高校ではこの事件後、一部の生徒たちが授業をボイコットしてデモを行い、「いじめっ子たちへの具体的な対策」を学校側に求めています。これもフランスらしいことです。

 彼女の遺族は、イジメを行ったとされる人物と、高校の校長の両方を相手取って、告訴状を提出しています。当然だと思います。

 特に彼女の母親からしたら、イジメの被害を学校側に訴えていたにもかかわらず、それを解決するどころか、さらに彼女を追いこんだ校長(学校)は、許しがたいに違いありません。

 彼女は数日後に18歳の誕生日を迎えるはずでした。


17歳の少女へのイジメと自殺

 

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