2026年という新しい年を迎えるにあたって、今年からは、こうなる!という話がパラパラと出てきている中、「現金、車、宝石などなど個人間の贈与はオンラインで申告しなければならない・・」というものがあって、なんだか、窮屈な気持ちになりました。
といっても、私のような小市民には、おそらくあんまり関係ないのですが、しかし、「未申告の場合は追加の税金を支払うリスクがあります」などという記載もあるため、うっかり・・なんてことがおこらないとも限りません。
しかし、大きくはこれまで紙の申告書での申告が可能であったものが、特別な例外以外は、全てオンラインでの申告のみ受け付けるということらしいです。
これは曖昧と言えば曖昧なものでもあり、税務当局は基準額や正確な金額を指定していないにもかかわらず、数千ユーロに上る高額の現金贈与が該当します。とはいえ、贈与されるものが現金ではなく中古車だったり、古い宝石だったりする場合の申告は金額の算定の仕方もより不明瞭でもあります。
政府のサイトを見てみると、個人間の贈与は申告方法のみが変更となる・・となっていて、これまでも多額の贈与の申告は義務付けられてきましたが、これまでは所轄の税務署に紙の申告書を提出することが可能でしたが、今年からはオンライン上のみの取り扱い(特例を除く)になります・・と。
税務署にもかかわらず、具体的な○○ユーロ以上とかいった規定がないのも、なぜなのだろうか?と思います。
ただ、いくつかの例は記載されており、例えば、「誕生日に叔父から200ユーロの小切手を受け取った場合」は、申告の必要はなく、「祖父母から10,000ユーロの贈与を受けた場合」は申告の必要がある・・また、「贈与が非課税または控除額以下の場合であっても申告は必須」。
受贈者は家族との関係に基づいて控除を受けることができ、15年ごとに更新されます。
親子間の控除額は10万ユーロ、関係に応じて異なるそうです。
しかし、なんだか、がんじがらめに政府に監視されている感じはあまり心地よいものではありません。
政府側は、この改革の目的は「相続手続き、特に受益者間で争いがある場合のトラブルを回避すること」としていますが、たしかに、そのようなときには有効であるのかもしれませんが、実際には、なんとかして税金を取ろうとしている・・ような気がしてしまいます。
2024年には、オンライン上での申告のうち、税金の支払いに繋がったのは全体の1.7%未満で、これは申告された贈与の大部分が課税されないことを裏付けていると説明していますが、逆にこれほど申告条件?が不明瞭な場合、課税されない部分しか申告しないのがふつうだったんじゃないか?とちょっと悪い方に考えてしまわないこともありません。
どちらにしても、まあ、持ってる人の・・もらう人の贅沢な悩み・・なのかもしれませんね。
贈与品・金、オンライン申告
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