私は映画やドラマが大好きなので、わりと良く見ているのですが、あまり人が密集するスペースが好きではないため、映画館というものには、滅多に行くことがありません。
しかし、今回は、日本で大ヒットしているという映画「国宝」がフランスでもやっている(フランスでは、Le Maitre KABUKI とという題)ということで、映画の舞台となっているのが歌舞伎の世界・・これは映画館の大きなスクリーンで見たら、きっと綺麗だろうな・・ということと思って、珍しく映画館に行ってきました。
また、この「歌舞伎」の世界を描いた映画にフランス人がどう反応しているのかにも少し興味がありました。
前回、フランスで日本の映画を見に行ったのは、伊東詩織さんのドキュメンタリー映画「Black Box Diaries」でした。これは、当時、日本の映画でありながら、日本では非公開になっていて、フランスでは公開されていたので、それならば、見てみようという気になったからです。
しかし、「Black Box Diaries」は、そこまで多くの映画館でやっていたわけではなかったのですが、今回の「国宝」は、かなり多くの映画館で公開されています。
少なからず日本贔屓な人が多いフランス、しかも日本人以上に日本の伝統文化には深い畏敬の念を持っているように感じられるところもあり、この映画はきっとフランス人には受け入れられる映画だろうな・・とは思っていました。
ただ、私は、なんとなく評判がいいというだけで、ストーリー等もあまり知らないままに見に行ったので、「歌舞伎の世界を映画で?」というところがあまりピンと来ていませんでした。
映画館は平日の昼間のわりには、そこそこ人が入っていました。
ストーリーを語ればキリがないので、全体的な印象を・・。やっぱり大きなスクリーンで見ると、とても綺麗。また、歌舞伎の劇場の客席と映画館の客席がダブって感じられるために、歌舞伎の劇場で見ているような錯覚に陥り、しかし、要所要所は、アップにしてくれているために、実際の劇場で見るよりもよく見えます。
また普段は見ることのない歌舞伎の舞台裏なども少し垣間見れるのも興味深いし、ストーリーも意外な展開に進んでいくので飽きずに見応えがありました。
正直、ちょっと長いかも・・と思っていたのですが、3時間はあるボリュームでしたがm」全然、長くは感じられず、見ているうちに引き込まれていきました。
これまで日本人というだけで大して見たこともないくせに歌舞伎というものを知っている気でいたのですが、この映画を見て、あらためて「歌舞伎って凄いんだな・・」、「日本の伝統芸能って凄いんだな・・美しいんだな・・厳しい世界なんだな・・」と思い、もっともっと、フランスの人にも見てもらいたいと思いました。
この映画、日本語で見られた(フランス語字幕)のも嬉しかった!(まあ、これは日本語じゃないとピンと来ない映画かも・・?)
周囲のフランス人たちがどんな反応をしているのか?なんてことは、すっかり忘れて、見入ってしまっていましたが、映画が終わって、エンドロールが流れ始めたときに、後ろに座っていた若い男性2人組が「トロビアン!(トレビアンよりもさらに凄いという意味)」と大絶賛していたのが聞こえてきて、なんだか日本人として、ちょっと嬉しくなりました。
なんなら、もう一度、じっくり見たいかも・・?
そして、私ってとっても単純なんだなーと思うんだけど、今度、日本に行ったら、歌舞伎を見に行きたいな・・そう言えば、あの叔父に頼んでみようかな??などと算段しはじめています。
日本映画「国宝」 Le Maitre KABUKI
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