もはや、ここ数週間、首相の定例会見になっている木曜日の夜、新たにフランスでは、パ・ド・カレー県(オー・ド・フランス地域圏)での週末ロックダウン(ニース、ダンケルクに続いて3県目)と、これまでの20地域に加えて3地域(エーヌ県、オーブ県、オー・ド・アルプ県)を特別警戒地域に追加することが発表されました。 今回、週末ロックダウン地域に加えられたパ・ド・カレー県では、感染率はもちろん、集中治療室の占拠率が102%と医療崩壊を起こしています。 国内の感染状況については、毎日のニュースで伝えられており、今週末には、パ・ド・カレー県と並んで、イル・ド・フランスも週末ロックダウンになるのではないかと...
2021年3月5日金曜日
2021年3月4日木曜日
久々にメディアに堂々登場 カルロス・ゴーン テレビ生出演

カルロス・ゴーンがフランスのニュースチャンネルLCIの19時からのニュースのインタビューに答えるために生出演するというので、彼が今、何のために、何を話すのか? 注目していました。 カルロス・ゴーンが日本から信じられない逃亡をしたのは、2019年の大晦日のこと、それから、すでに一年以上が経過しています。 逃亡中の身でありながら、公共のテレビに出演するなど、なんと太々しいことかと思いますが、逃亡先のレバノンに到着の数日後には、全世界からメディアを集めて記者会見まで行ったのですから、今さら、中継とはいえ、フランスのニュース番組に生でインタビューを受けることなど彼にとっては、何のことはないことかもしれません。 とはいえ、インタビューということもあったのでしょうが、いつもの饒舌な彼の印象とはちょっと違い、かなり気をつけて話している印象で、あまり、フランス語が流暢とも言えない彼の妻が話す場面も多かったのです。 というのも、彼にとっては、これは、最近、彼が妻との共著という形で出版した、彼の逮捕から逃亡劇、その後の様子を綴った内容の本(「Ensemble...
2021年3月3日水曜日
フランス・「新型コロナウィルス変異株流行国・地域」に指定

フランスは、日本から「新型コロナウィルス変異株流行国・地域」に指定され、3月5日午前0時以降にフランスから日本に入国する場合は、到着後、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設)に3日間隔離、3日後に改めて検査を行い、陰性と判断された場合は、入国後14日間の残りの期間を公共交通機関の利用を避けて、自宅等、別の場所で待機することが求められることになりました。 さすがに、これまでヨーロッパのようには感染が拡大していない日本だけあって、非常に厳しいです。 これまでの14日間の隔離だけでも、充分にハードルは高かったのですが、ここまででは、「はいはい、もう帰りませんよ・・」と、...
2021年3月2日火曜日
ゴミの捨て方に見るフランス人のモラル フランス人には、箱を潰して捨てようとか、そういう観念はない
フランス人には、箱を潰して捨てようとか、そういう観念はありません。滅多に箱を潰して、ゴミを出している場面は見かけることはありません。 商店などで、大量の段ボールを捨てる場合は、箱を潰している場面を見かけることもありますが、これは、上の写真のようなゴミ収集の箱一つあたりで、ゴミ収集の料金が設定されている場合があるためです。 私の住んでいるアパートでは、地下にゴミの収集場所があり、ゴミは、ビン類、資源ごみ、燃えるゴミの3種類に分けられていますが、それぞれに違う大きなごみ収集箱が置かれているだけで、特にゴミの捨て方に対する指導はなく、住民は、その箱の中に一応、それなり...
2021年3月1日月曜日
銀行乗り換えで久々に遭遇した典型的な嫌なフランス人

これまでフランスで使っていた銀行の口座管理料があまりに高いことに気がついて(年間で200ユーロ以上(約25,000円)(クレジットカードの手数料等は別)、銀行の乗り換えをしようと手続きを始めたのが1月半ばのことでした。 私が今まで使っていた銀行は、少々、特殊?な銀行だったため、近くに支店もなく、銀行を変えようかな?と思っていたにも関わらず、色々な引き落としや入金などの変更の手続きがスムーズに行かないだろうな・・と思うと、ついついあと伸ばしにしてきてしまったのです。 しかし、昨年分の口座管理料の請求書を見て、これはいくら何でも高い!と決意して、私の滞在許可証が半年以上かかって、ようやく更新...
2021年2月28日日曜日
全く懲りないフランス人 ロックダウンを回避したい政府の気持ちは伝わらない
ニース・アルプ・マリティーム県(プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール地域圏)とダンケルク(オー・ド・フランス地域圏)では、今週末から週末のみのロックダウンが始まりました。 平日の18時以降の夜間外出禁止に、週末のロックダウンが追加されて、完全なロックダウンにはならないまでも、この地域の人々は、かなり窮屈な生活を強いられることになりました。 中には、「平日をロックダウンして、週末は、ロックダウンをやめろ!」なんて言っている人もいて、いかにもフランスな感じだと苦笑してしまいました。 しかし、週末ロックダウンと正式に決まったこの地域は、さすがに人出もなく、しんとした感じでしたが、ロックダウンにはなっていないパリなどの週末は、晴天だったこともあって、うんざりするほどの人出でした。 しかも、もうすでに昨年に多くの人出で問題になった同じ場所で、同じような人出には、この人たちは、全く学習能力がないのか?と思わせられます。 まるで、この映像は、昨年のものを使っているのではないか?と錯覚するほどです。 長いことフランスでは、レストランもカフェも閉鎖されているため、人が集まって、気持ちよく過ごす場所といえば・・セーヌ川沿い(セーヌ川は、パリを横断して流れているため、パリ中どこでも、セーヌ川沿いはすぐそこ・・)、サンマルタン運河、グランパレ近くの広場、あちこちに散らばっている公園などなど、晴天も手伝って、もの凄い人・人・人・・・。 しかも、この期に及んで、マスクをしていない人が急増しています。 ...
2021年2月27日土曜日
混乱状態のフランスのワクチン接種 コロナウィルスワクチン接種の申し込みをした!

そろそろ、処方箋をもらって、いつも飲んでいる薬をもらっておかなければと、たまたま、私はかかりつけのお医者さんに予約をとっていました。 もう今の家に引っ越して以来のかかりつけの女医さんなので、私の健康状態はもちろんのこと、体調の変化や我が家の歴史などを全て知っていてくれて、気心も知れているし、特に今、体調が悪くて行くわけでもないので、本当に気楽にちょっと彼女の顔を見に行くような気分でした。 私の方もいつもお願いする薬は、リストを作っていて、血圧を測ったり、軽い診察をしてもらって、いつもどおりの処方箋をもらってくるだけのつもりでいました。 「今日はどうしたの?」「いつもの薬の処...
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