2019年10月12日土曜日

枯れ葉舞うパリのゴミ




 今年の夏のパリは、猛暑で、最高気温が、なんと42℃という記録的な暑さでした。

 以前のパリの夏は、暑くても、湿度がないので、日陰や建物の中に入れば、スッとして、比較的、過ごしやすいものでしたが、ここ数年は、異常な暑さになることが多くて、参ります。

 それでも、ズルズルとその暑さを引きずることはなく、比較的、あっさりと涼しくなり、もう街は、肌寒い、すっかり秋の景色になっています。

 街路樹の木は、すっかり、色を変え、ちらほらと落ち葉を目にするようになってきました。もう少しすると、本格的に枯れ葉が舞う季節になります。

 ほどほどに枯れ葉が落ちているパリの景色というのも綺麗なものですが、季節になると、もうそれは、結構な量になるため、パリの街は、比較的、頻繁に枯れ葉の掃除をしているように思います。

 最初に私がパリに来て、驚いたのは、その枯れ葉の掃除の仕方です。

 それこそ、今、流行り!?の黄色いベストを着た清掃員の人が、中型の掃除機と見られる太いホースを持って、バキュームのように、枯れ葉を吸い込むと思いきや、枯れ葉を吹き飛ばして、一箇所に集めているのです。

 ホコリも立つし、一箇所に集めたものをまた、再び、まとめて捨てるという二重の作業になるので、あまり、合理的には、思えないのですが、発想の仕方が違うのだなぁ・・とつくづく思わせられます。

 発想が逆といえば、瓶のゴミ箱についても同じです。

 一般の家庭のゴミについては、また、別ですが、パリの街には、空き瓶を回収する人間の背丈よりも大きなボックスが置いてある場所がところどころにあります。

 ちょっとした、公衆トイレに近いような大きさです。
 その大きなボックスの中の瓶を回収する車が時々やってくるのですが、大きなボックスを一旦、丸々、クレーンで持ち上げてから、底をガバッと開けて、ガシャガシャガシャ〜と瓶が割れる派手な音をたてて、大きなボックスを空にするのです。

 なんとも、ダイナミックなゴミ収集ですが、重たいものをまとめて、いったん、持ち上げて、ゴミを移動して捨てるという、その発想も、おそらく日本には、ないものだろうと思います。

 また、ゴミではありませんが、パリの街中では、アパート自体の建物が旧建築が多いため、エレベーターがなかったり、あっても小さかったりで、はしご車を使っての引っ越しも時々、見かけます。

 通り沿いの窓から、荷物を運び出したり、運び入れたりするのです。

 こうした、生活の一部であるごみ収集の仕方などを見ていると、発想の仕方の違いを見せつけられている気がします。

 それは、生活のごく一部分ではありますが、きっと、違う部分で、ハッキリと目に見える形ではなくとも、フランスには、根本的な発想が違う部分があるのだろうと思わずにはいられないのです。







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