2025年2月19日水曜日

山形 佐藤牛肉店に大興奮!

  


 今回の日本一時帰国の温泉旅行第二弾に山形を選んだのは、従姉妹のおススメの旅館が山形にあったためで、温泉旅館を選ぶ際に、温泉はもちろんのこと、旅館で提供されるお食事が大きな位置を占めている私(たち)は、その旅館のお食事が素晴らしいということで、山形行きを決めたのでした。

 この温泉旅館とともに、山形には、従姉妹が「山形に行くなら是非、行くべき!買って帰るべき!」というお肉屋さんがあり、それが「佐藤牛肉店」でした。

 このお肉屋さん、従姉妹はもう20年以上のおつきあいとかで、日常的にも東京から注文して送ってもらっているというお肉屋さんで、私が日本に一時帰国した際に、以前にも従姉妹がそのお肉屋さんからお肉を送ってもらい、彼女の家ですき焼きをご馳走になったりしていたので、そのお肉が美味しいことは、私も知っていました。

 ただ、そのお肉の値段がどの程度なのか?彼女のことだから、きっと高価なお肉なんだろうな・・と、漠然と思っていました。

 ただ、お店に直に出向いて、そこのおじさんに話を聞きながら、買う場合は、全然、違うとのことで、私もそのお店に行くのを楽しみにしていました。

 山形には、2泊3日の予定だったので、そのお肉屋さんには、最終日に寄るつもりにしていました。しかし、山形に到着とほぼ同時にその従姉妹から、「重大事件発生」と連絡があり、私は、てっきり高齢の叔母に何か起こったのかと真っ青になりました。

 しかし、従姉妹の言う「重大事件」とは、私たちの旅行の最終日にあたる日が例外的に休みになるということで、正直、私は「なんだよ・・」と拍子抜けしました。

 実際に、その「佐藤牛肉店」は、けっこう現在は有名になっているお店らしく、山形駅にも支店が入っており、本店に行けなくても、買えないことはありません。

 でも、私たちは、当初の予定を変更し、2日目に「佐藤牛肉店 本店」に行きました。行ってみると、その店舗は、そこまで、大きなお店でもなく、また、他の食料品店がならぶ商店街のようなところでもなく、「えっ?ここ?」と思う感じでもあります。

 しかし、ひとたびお店に入れば、その充実度はすばらしく、なにより、ひと目で「間違いない!絶対に美味しい!」とわかるお肉が並び、なにより、値段がそこまで高くない(決して安くはありませんが、東京のスーパーマーケットなどに並んでいるお肉(といっても、ものによりますが・・)の値段と大差ありません。



 そして、なによりも、ものが確かなうえに、特に、「切り落とし肉」として売っているお肉が全然、切り落としではない・・つまり、安い(このお店の中では)お肉でも、全然、余裕で素晴らしいお肉なわけで、従姉妹の言っていたように、おじさんのアドバイスによれば、「山形牛」よりも「米沢牛」、この部位のお肉は、軽く炙ってワサビで食べるのが美味しい・・とか、これは、うっすらと片栗粉をふって炙るのがよいとか・・色々と教えてくれます。

 こうなってくると、もう私は興奮状態で、あれもこれも欲しくなってしまったのですが、結局、通称黒タン(牛タン)、焼き肉用、切り落とし肉を購入。山形から帰るとすぐに、さっそく家でいただきました。

 ここのお肉は美味しすぎて、焼き肉にしても、焼き肉のタレなど使うのは、もったいない感じで、もうお肉そのものの油、肉の旨味が強烈で、お肉を焼くと、家中が肉の焼ける匂い、となりの家からも、「昨日、お肉、焼いてたでしょ!」と言われるほどで、おかげさまで、東京に戻ってしばらくは、旅行の興奮が冷めることはありませんでした。

 東京へ戻る際、山形駅でたまたま隣合わせたおばさんたちと、ふとしたことから、美味しいもの話になり、なんと、そのおばさまたちも、佐藤牛肉店でお買い物してきたとのこと。彼女たちは、自分では持ち帰らずにお店から送ってもらう手配をしてきたと言っていましたが、偶然にしても、なかなか有名なお店のようでした。

 しかし、これまで山形県というところ、全然、軽く見ていたのですが、この牛肉をはじめ、山形にしかない野菜などもけっこうあり、美味しいものがたくさんあるところだったんだ・・ということを初めて知りました。

 まだ、山形県に行ったことがない方々、旅行先に迷ったら、また、美味しいものを求めていらっしゃる方は、山形県、そして佐藤牛肉店は、なかなかおススメです。


山形 佐藤牛肉店 山形県山形市諏訪町 1-3-11


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