2025年2月20日木曜日

山形のお食事の美味しいおススメ旅館 その① 「かみのやま温泉 名月荘」

  


 今回の山形旅行は温泉はもちろんのこと、食事が美味しいことで有名な旅館を紹介してもらい、まさに食事が素晴らしく、感激してきたので、ここにご紹介したいと思います。

 私は、ここ数年、日本に一時帰国するたびに、温泉旅行に行くようになったのですが、以前は、ほとんど日本国内の旅館というものに泊まったことはなく、正直、そんなに詳しいわけではありません。



 しかし、ここ数年で周囲から勧められる宿に行くようになったのですが、年々、そのお料理のレベルが向上している感じで、今回もまた、すばらしいお料理に出会ったので、ご紹介したいと思います。

 ただ、外観に関しては、現地の人も驚くような何十年ぶりかの大雪で雪景色だったため、私個人としては、趣のある素晴らしいものでしたが、いつもの景色とは異なると思います。

 まず一泊目に泊まったのは、「名月荘」という旅館でしたが、お部屋にも露天風呂がついていて、大浴場、そして家族風呂、貸切風呂などもあり、丘から外を見渡せるような作りの独創的なお風呂もあって、ひととおり、お風呂にはいってみるだけでも、とても楽しく、お風呂の合間にお茶を飲んだり、本を読んだりするスペースに加えて、たまこんにゃくが煮えているお鍋が置いてある場所もあり、からしまで置いてあって、ついついつまみたくなります。




 そして、お食事は各お部屋に食べているタイミングに合わせて、運んできてくれるのですが、スタッフの対応がとても温かく、とてもリラックスしてお食事ができます。




 冷たいものは冷たく、熱いものは熱く、お品書きに合わせて、さまざまな種類のお料理を少量ずつ、品数はかなりな量ですが、地元の山の幸、海の幸を生かし、旬の味わいを感じさせてくれ、その野菜の火の入り具合なども、どれも絶妙なもので、見た目にも美しく、これといって存在感がガツンとくるお料理は多くないのですが、とても丁寧に作られていることがわかります。





 私は、ここで初めて食べた「赤根ほうれんそう」もとっても美味しかったし、鰹と蟹の出汁にその場で卵を溶き入れてくれるスープなども、うなるほど美味しかったです。




 終盤には、山形牛のステーキが出てきますが、これもちょうどいい焼き具合、ちょうどいい大きさ、ちょうどいい量で、このあと、もちもちうどん(中に入っているお揚げがふわふわで超絶美味しい)と、こしひかりにお漬物がついてきます。





 最後のデザートをいただいている頃に「お夜食用におにぎりをお作りいたしますが、いかがでしょうか?」と言われ、満腹にもかかわらず、誘惑に負け、3人で5個(具材が5種類だったため)のおにぎりをつくってもらい、夜食どころか、ひとつはその場でたべてしまったほどです。とても美味しいお米でした。



 そして、朝ごはんは、もちろん、ご飯にお味噌汁、焼き魚にまぐろの山かけ、なめ茸、だし巻き卵、サラダ、ぜんまいの煮物、黒大豆、お漬物に梅干し、そして、焼き海苔も温めてくれるという心遣いには、感動。ご飯はおひつで出してくれますが、食べきれない分は、お持ち帰りをさせてくれます。



 なにせ、美味しいお米、そして、見事な炊き上がりなので、何もおかずがなくとも充分に美味しいご飯です。

 こうして、山形一泊目は、大満足、満腹状態で終わり、私自身は、そんなに簡単には、また来るということは、難しいと思いますが、娘は、すっかり気に入った様子で、スキーに行った帰りに是非、一泊したい・・「ここは、おひとりさまの宿泊も受け付けてくれますか?」などと聞いていて、「あまり、ハイシーズンだとお断りさせていただくこともあるかもしれませんが、だいたいは、大丈夫、というよりも割高になるかもしれません」と言われていました。

 母としては、一人ででも来ようとしている、彼女のこの旅館への惚れ込みっぷり、そして、彼女は、きっと本当に一人ででも来るんだろうな・・と彼女の行動力のパワフルさを感じながら、娘を眺めていたのでした。


山形 かみのやま温泉 名月荘 山形県上山市葉山5−50


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