2020年9月3日木曜日

再婚・養子縁組・大学進学・就職 イレギュラーなママ友の人生

  学生時代の友人や昔からの友人が長続きして付き合いが続いていくのは、なかなか容易なことではありません。ましてや一生のうちには、自分の生活圏や生活環境がどんどん変わっていく中で、それを維持していくのは、よほどのことであると思っています。 また、思わぬことで、なぜか、妙に縁がある人というのもいるものです。 私など、海外に出てしまっているので、日本での学生時代からの友人などは、もう片手で十分に足りるほどで、また、真の意味での友人がいれば、それで十分、満足しています。 また、海外に出たら出たで、そこでまた、新しい繋がりができるので、それはそれで良いのです。 そんな友人関係の変化が娘にも見えてきて、私は、なるほど・・と遠くから娘の友人関係を眺めています。彼女は、小学校から高校まで同じ私立の学校に通っていたので、高校卒業までの12年間は、彼女の友人関係は、あまり変わることはありませんでした。それだけ強固な繋がりかと思いきや、もうすでにそれぞれが別の道に進めば、バラバラになっていきます。 その中で、小学校からの仲良しで、バレエなどのお稽古事も一緒、高校卒業後に進学したプレパー(グランドエコール準備学校)も一緒、同じ理系の道を進みながらも選考は違い、グランドエコールは、別々の学校(それぞれ別の地方)へ進みましたが、彼女とは、今も付き合いが続いているようです。 彼女は、小さい時から優秀で、小学校の時に飛び級をして、娘のクラスに入ってきてからの付き合いなので、本当は、娘よりも一つ年下です。 私は、仕事で時間の自由が効かなかったこともあり、時間的にも余裕がなく、ママ友付き合いというものをほとんどしてきませんでしたが(内心、此れ幸いと思っていました・・)、それでも、彼女のママは、とても行動的でアクティブな人で、バレエのクラスの世話役や市役所のイベントに顔を出したりしていたので、そんな私でさえも、会えば、少しは、話をしたり、困ったことがあれば、アドバイスをしてくれたりしていたので、他のママたちよりは少しは、彼女のことを知っていると思っていました。 彼女は、ご主人とは再婚で、しかもかなり年が離れていて、彼女の子供二人は、養子だということは知っていました。彼女のご主人には、前の奥様との間に子供がいて(すでに成人して、独立している)、その上、養子を迎えるということは、並大抵なことではないな・・それだけでも、彼女は、すごくバイタリティーのある人だと思っていました。 フランスでは、子供のできない人が養子縁組するケースは、少なくなく、うちの主人の兄も養子です。 しかし、そんなプライペートなことは、娘から話を漏れ聞くだけで、彼女と直接話したわけではありません。そして、つい最近、娘と留学費用の話をしていて、その友人が留学費用を借金したという話を聞いて、”えっ?...

2020年9月2日水曜日

新年度が始まったフランス 学校も再開・仕事も再開

 長いバカンスも終わって、フランスは新年度が始まりました。子供は、学校へ、大人は仕事へとまるで仕事場に行く大人までが、新学期が始まるように感じられるのがフランスらしいところです。 8月に入って、感染者が爆発的に増えたフランス。学校も仕事もリモートにしないのかな?と思うところですが、会社も学校もマスク着用を義務化して新年度に臨むところに、この先、長く続きそうなコロナウィルスと共存していこうとする姿勢が感じられます。 会社内でのマスク着用義務に関しては、反対の声も上がっていますが、今のところ、フランスでは、大きな騒ぎにはなっていません。(ヨーロッパの中では、ドイツなどで、マスク義務化反対の大きな...

2020年9月1日火曜日

バカンス帰りの12台のTGV・最大20時間の遅延に見舞われた5000人の旅行者

     9月の新年度に滑り込みで帰郷する人々で溢れかえる8月30日(日)の夜、フランス南西部からのTGVが電気系統のトラブルによりストップし、計12台の車両がブロック、5000人の旅行者が足止めを食い、翌日、夕方、最大、20時間遅延したTGVがパリ、モンパルナス駅に到着しました。 この時期、ただでさえ、TGVという密閉空間でのコロナウィルスの感染拡大が心配される中、なぜ、電車が止まっているのか、復旧にはどれだけかかるのかなどの的確な情報もなく、また、時折、発表される情報もコロコロ変わり、水も食料もないまま、高齢者や子供も含む多くの人が電車内での夜明かしを余儀なくされました。下の写真は、乗客...

2020年8月31日月曜日

フレンチパラドックス 先進国で意外と肥満の少ないフランス

 娘が冬用のコートが欲しいと言って、ネットでコートを探していました。先日、ネットショッピングで注文したコートは、無事、届いたものの、生地がいま一つで、ポケットもないということで、返品してしまったのです。 それで、別のコートを探そうと、再び、ネットをのぞいていて、これどうかな?この色どう?などと、一緒にサイトを見ていたら、メーカーによっては、必ずしもスタイル抜群のモデルさんばかりではないことに気づいて、驚いたのです。 最近は、痩せすぎは良くないという風潮からか? ごくごく、その辺りにいそうな決してスマートではないモデルさんも使われているのです。とはいえ、メーカーによっては、従来どおりのスタイル抜群のモデルさんを使っているところもあるにはあるのです。 しかし、そもそもフランスでは、フレンチパラドックスと言われるように、アメリカなどのように極端な肥満体型の人は、あまり見ることがありません。フレンチパラドックスとは、フランス人が、相対的に喫煙率が高く、脂肪が多く含まれる食事を摂取しているにも関わらず、冠状動脈性心臓病にかかることや肥満体型が比較的少ない学説から生まれた造語です。 フランスには、フランス人が大好きなバター・チーズ・クリームなどの乳製品、フォアグラやパテ、サラミなどの肉類を加工した脂肪と塩分を豊富に含んだ食品が溢れているのです。 フランス人はアメリカ人と比較して4倍の量のバター、60%増のチーズ、3倍近い豚肉を食べているそうですが、にも関わらず、フランス人の方が圧倒的に肥満が少ないことをバラドックスと表現されているのです。 これには、同時にフランス人が摂取している赤ワインが影響しているとも言われていますが、フランスでは、地味に学校給食などでの食事の提供にかなり配慮がされている結果とも言えます。 テレビなどの広告では、5...

2020年8月30日日曜日

フランスでの安倍首相の退任の報道

   フランスのテレビニュース等で日本についての報道がされることは、あまりありません。 私もフランスに来て、20年以上になりますが、日本について最も大きく報道されたのは、東日本大震災についての報道でした。あの時は、どのチャンネルもトップニュースの扱いで、朝、起きて、習慣のように、何気なくテレビをつけたら、ジャポン、ジャポネ、ジャポネーズ・・の連呼に、まだ、しっかり目が覚めていなかった私もさすがに、画面に目が釘付けになりました。 寝ぼけ眼で見えたテレビの映像は、津波の映像で、海だか川だかもわからない大波に車や家が流されている衝撃的な画面を呆然と眺めた朝を今でも忘れることができません。 その後も被災地の様子や原子力発電所の放射能の問題など、フランスのテレビ局が製作した、いくつもの番組がかなり長い期間、報道されていました。 その時に比べると、今回の安倍首相の辞任については、さすがにスルーされることはありませんでしたが、辞任を発表した当日の夜のニュース(45分ほどの番組)の最後に、わずか1〜2分の尺で、「日本の首相・SHINZO...

2020年8月29日土曜日

ことごとくフランス人の習慣が裏目に出ているコロナウィルスの感染拡大

                   フランスのコロナウィルスの新規感染者数、一昨日は、6000を超えて、びっくりしていたら、昨日は、軽やかに7000超え(7379人)で、毎日のように5000・6000・7000と1000人単位で増加しています。 昨日、買い物に出かけたら、グッと人も増えており、「あ〜みんな、帰ってきている」ことを実感しました。まあ、来週には、9月に入り、学校も始まることですし、当たり前のことです。毎年、夏の終わりに空いていたパリにあっという間に人が戻って増えてきて、また、混雑した街に戻ることをちょっと残念に思うのですが、今年は、少しわけが違います。 フランス人が何より大切にしているバカンスの結果が今の感染状況ですし、挨拶がわりにビズー(頰と頰を合わせる)をしたり、握手をしたり、とかくスキンシップが多い習慣も、靴のまま家に入る習慣も、お風呂にあまり入らない習慣も、マスクを嫌う習慣?も、ことごとく彼らの日常の習慣は、コロナウィルス感染対策には、裏目にでることばかりです。 昨日、パリ・マルセイユなどで、全域が屋外でも全てマスク着用が義務化されたこと等を受け、オードセーヌの製薬研究所を訪問し、マスコミの前に立ったマクロン大統領も、「マスクがたとえ、恥ずかしいものであり、痛みを伴うものであったとしても、ウィルスの循環を避けるためには、どうしても必要なものであることを述べました。 彼は、「私もあなた方のようにマスクを着用するのは好きではないし、ラテン民族である私たちにとって、ソーシャルディスタンスを取ることは、私たちの習慣にはありません。しかし、現在の状況は、それらが合理的な方策であり、ウィルスと共存する方法を学んでいかなければならない」と続けました。 大統領自身がマスクが恥ずかしいとか、嫌いだとか、痛みを伴うなど言うのも、正直すぎて、ちょっと驚くところですが、「何としても国単位での再ロックダウンは、避けなければならない」と訴える彼の必死さが表れています。 この新規感染者数の爆発的な増加は、4月以来の記録を更新中で、ロックダウン解除以来、ヨーロッパの中では、危険とされていたスペインを追い越し、メキシコを追い越し、ブラジルに迫る勢いです。 それでも、今のところは、まだ重症患者数は、そこまで増加はしていませんが、実際に、陽性患者の中でも、症状が見られる人の割合が増えており、若者の間で広がった二次感染の結果として、50歳以上の年長者の入院が増えており、現在の統計によると、一人が...

2020年8月28日金曜日

とうとうパリ全域マスク着用義務化・新規感染者6000人超え

           フランスのコロナウィルスの感染状況は、8月の一ヶ月間で悪化の一途を辿っています。 すでにレッドゾーンに指定されていたパリ(イル・ド・フランス)とブーシュ・ド・ローニュ(フランスのプロバンス・アルプ・コートダジュール県)に加えて、セーヌサンドニ、ヴァルドマルヌ、オードセーヌ、セーヌエマルヌ、エソンヌ、ヴァルドワーズ、イブリーヌ、サルト、ローヌ、ジロンド、オートガロンヌ、エロー、ガール、ヴァール、アルプマリティーム、グアドループ、マルティニーク、ガイアナの合計21の地域がレッドゾーンに指定されました。 7月末には、1000人前後だった一日の新規感染者数は、2000〜3000とどんどん増加し、昨日、6000人を突破、6111人という4月以来の驚異的な数字を記録しました。なんと一ヶ月で6倍です。 ことにここ2週間ほどは、3000を超えた・・4000を超えた・・と桁が変わっていくインターバルがどんどん短くなっていて、あれよあれよという間に6000を超えてしまいました。 この数字の上昇の速さは、もはや猶予がない感じで、先日、8月18日の段階で、会社内でのマスク義務化が9月1日から施行されることが発表されたばかり。その時点でも、会社内でのクラスターがかなりの割合を占めている(追跡がしやすいことから、このような結果が出ているとも考えられる)のにも関わらず、なぜ、9月まで待つのか?...