
どうやら、イギリス変異種がフランスにも拡大し始めていることを受け、フランスでは、マスク論争が再び再燃しつつあります。 コロナウィルス感染が始まって以来、マスクに関しては、フランスは、紆余曲折を重ねてきました。 昨年3月の最初の感染爆発の際は、本来は、パンデミック対策としてストックされているはずのマスクが大幅に削減されていた状態で、また、マスクの有効性に関しても、政府は「一般人にはマスクは必要ない」などと臆面もなく発表しており、医療従事者以外は、マスクを買えない状況がしばらく続いていました。 その後、マスクが国宝級の待遇で輸入され始め、5月のロックダウンに向けて、マスクが一般人...