2022年3月10日木曜日

パリから日本行きの直行便キャンセル 国際郵便も届かない

  


 

 私が最後に日本に行ったのは、パンデミックが始まりかけた2020年の2月のことでした。2月末にフランスに戻る際は、日本でのダイヤモンドプリンセス号でのコロナ感染拡大が騒ぎになっていた頃で、むしろ、日本からの入国を断られるかと心配だったくらいでした。

 その際に私が日本に帰国したのは、色々な用事があったのですが、特には、その後に日本に留学する予定になっていた娘が日本滞在時に使用できるカードを作りに行くのが目的でした。

 その後、すぐにコロナウィルスは、あっという間に広がり、特にヨーロッパの被害は甚大で、娘の留学のチャンスも2度キャンセルになった挙句に結局、実現せず、せっかく作ったカードも使われることもなく終わり、当然、私もこの間、日本に行くことはできませんでした。

 この間、親が危篤になっても、亡くなっても日本へ行けなかった在外邦人はたくさんいたはずです。

 そして、今年に入ってしばらくして、コロナウィルスもようやくおさまり始め(とはいっても、全く感染の心配がないわけではありませんが)、2月に入って、日本の入国規制が緩和され始めた時に、たまたま日本での用事ができて、フランスから日本への入国のための強制隔離施設での隔離が撤廃された段階で、日本行きのチケットを予約していました。

 先方から、「感染対策を含めて、日本へは直行便でお願いします」という縛りもあり、JALのパリ⇄羽田便を予約していました。(この時点で、すでにエールフランスの便は欠航を決定済み)

 予約した際には、ウクライナ問題は不穏な空気ではありましたが、まさか、これほどの状況にはなるまいとたかを括っていたのです。

 その間に、フランスから日本への入国はワクチン3回接種済みの人に関しては、隔離も撤廃され、これ幸いと思っていたのですが、ロシアのウクライナへの侵攻が日に日に悲惨になり、ヨーロッパ⇄日本便もロシア上空を飛べなくなりました。

 しかし、ロンドンからの便は、迂回経路を使って、直行便が飛んでいるにもかかわらず、パリ(欧州)からの便はキャンセル・・そのうち、パリからの便も迂回経路を飛んでくれるようになるだろうと思っていたのに、私の予約した便は、1週間前になって、まさかのキャンセルになり、呆然。

 予約を変更しようにも、一体、いつになったら、この戦争がおさまるかもわからずに一体、いつに変更すれば良いのかもわからないので、とりあえずキャンセルする羽目になりました。

 今の戦況を見ていると、しばらくは悪化することはあっても、改善される希望は少ないです。

 ようやく日本への入国制限が緩和されて間もないというのに、今度はまさかの戦争のために日本への帰国は、また一層、難しくなってしまいました。しかも、イギリス、ベルギー、ドイツ、フィンランド、フランスなど18カ国への国際郵便でさえもストップしてしまいました。

 経由便でさえも、戦況の変化によっては、いつ欠航になるかもわからない、また、なんとか帰国できても、今度は、帰る頃に、無事にフランスに戻る便が飛んでいるかどうかもわからないのです。

 こんなことなら、隔離期間があっても、もう少し前に行っておくべきだったと思わないでもありませんが、一難去って、また一難、娘の留学の際にも受け入れ先の大学のドタキャン(コロナ対策のために留学生は受け付けないとのことでした)のために、チケットを紙屑にしています。

 一体、日本行きへの障害はいつまで続くのか?と、もう本当にうんざりしています。


JALパリ・羽田直行便キャンセル



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