その度に、プレゼント持参で、何かと気も使うし、お金も使います。
ある、お誕生日会に行く時に、娘のお友達と、そのママ友と一緒に行こうということになり、私たちは、すでに、プレゼントは、用意していたのですが、そのママは、まだプレゼントを用意していなかったので、プレゼントを買いに寄りたいから、一緒に付き合って!というので、おもちゃ屋さんに一緒に寄りました。
プレゼントを選んで、会計を済ませて、急いでいるから(プレゼント用に包装を頼むとすごく時間がかかって、待たされるので)自分で、包むからと言って、包装紙をお店でもらって、プレゼント用の包装を始めたのです。
(日本は、とかく、包装過剰と言われますが、フランスでは、特別に頼まないと包装はしてくれません。)
そのおもちゃ屋さんには、自分でパッケージする人のためのスペースも設けられていました。
一応、子供用とはいえ、プレゼントなのですから、私は、家で、工夫して、可愛いリボンなどをつけて、パッケージをしてきていました。
ところが、そのママさん、(ちなみに彼女の職業はお医者さんです)、なんとも、雑!
ハッキリ言って、キタナい!とりあえず、包む・・という感じなのです。
せっかくのプレゼント、紙は歪んで、テープも斜めにはみ出しでいます。
それでも、本人は、さっぱりしたもので、” ハイ!出来上がり!じゃあ、行こうか!”と 言うので、” それ、ちょっとヒドくない?” と言うほどには、親しくもなかったので、この人、ホントにお医者さんなの?と、ただただ呆気にとられたものでした。
また、フランスでは、教科書を借りるという形を取っているため、年度始めには、本を汚さないように、その年に使う、全ての本にプラスチックでカバーをしなくてはなりません。
年度終わりには、そのプラスチックを剥がして、返却しなければならないからです。
これは、フランスでは、子供が学校に行っている間の年中行事のようなものです。
これも、いつだったか、娘のお友達が家にやってきて、一緒にやったことがあるのですが、これまたヒドい!何だかうるさい小姑のようですが、返す時に本をキレイな状態のまま、返すのが目的なのに、プラスチックをかける段階で、もう、すでに本にダメージを与えている感じなのです。
キレイにきちんとやろうという気持ちがないのか? はたまた、不器用なのか?
あまり、細かいことには、こだわらない、よく言えば、大らかなのです。
しかし、おしゃれには、気を使うのに・・。
大して、几帳面でもない私でさえ、こんなの、日本人だったら、ありえない・・と思うのですが、それで、何の問題もないのがフランス。
まあ、それくらいのユルさが、今の日本には、必要なのかな?と、頭をかすめたりもするのであります。
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