エッフェル塔というのは、パリのシンボル的な存在でもありながら、あまり行くこともなく、近くまで行くことはあってもエッフェル塔にのぼることは、ありません。たしか、大昔に旅行でパリに来た時に1回くらいはのぼったことがあったような記憶がうっすらとあるのですが、正直、あまりよく覚えていません。
エッフェル塔は遠くから眺めるだけで、なんとなく、あるある・・と満足するもので、パリは、東京のように高層ビルが視界を遮ることもないので、かえってあまり近くはない私の家からでも遠くに眺めることはでき、特に夜1時間おきにキラキラ光るシャンパンフラッシュの時間には、なんとなく眺めては、光ってる光ってる・・となんとなく確認して、よしよし・・とわけわからない満足の仕方をしています。
そんな風なので、近くまで行くことはあっても、正直、エッフェル塔にのぼろうと思うこともなかったので、これに(のぼることに)いくらかかるのかも知りませんでした。
しかし、この度、「エッフェル塔値上げ」のニュースを見て、あらためてエッフェル塔にのぼるのってけっこう、高いんだ!とビックリしました。しかも、現行でも結構高いのに、さらに値上げです。6月17日から値上げということなので、明らかにオリンピック観光客狙いの値上げです。
あらためてエッフェル塔の料金を見てみると、結構、細かい値段がわけてあり、とにかくエッフェル塔にのぼりたい場合は、たとえ、それが階段であっても有料で11.80ユーロ。エレベーターで2階までの場合は18.80ユーロ。頂上までエレベーターでのぼる場合(おそらくこれが一番スタンダードだと思いますが・・)29.40ユーロ(約5,000円)です。
そのもっともスタンダードだと思われる29.40ユーロのチケットが35.30ユーロ(約6,000円)と5ユーロ近く大幅値上げになります。
現在、円安なので円換算すると5,000円が6,000円になり、一気に1,000円も値上げするというかなり大胆な値上げです。
逆に6月17日までなら、29.40ユーロでのぼれるわけですから、値上げする前に一度、行ってみようかな?というあまのじゃくな気分にもなっています。
エッフェル塔に関しては、パンデミックで大幅な赤字を叩き出したものの、観光客は順調に回復したものの依然として赤字つづき。必要なエレベーター等の修理などのメンテナンスが行き届いておらず、余計な記念碑に多大な予算が割かれているというような噂を聞いて、なんだかどこかでよく聞く話だと思ったりしたこともありました。
ちなみに東京タワーはいくらなのかな?と思いきや、上まで上がるのは2,800円だそうで、エッフェル塔よりもずいぶん安いみたいです。東京生まれ東京育ちの私ですが、東京タワーに行ったことはあっても、のぼったことはない気がします。
でも、なんかエッフェル塔よりも割安・・と思ったら、今度、日本に行ったら、東京タワーに行ってみようかな?などとちょっと思いました。
ちなみにエッフェル塔予約サイトには、非公式再販サイトも多いそうで、エッフェル塔側は、この値上げを機会にこの非公式サイトに騙されないように注意を呼び掛けています。
エッフェル塔値上げ
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