体調を崩して、お医者さんに行って、「気管支炎を起こしてます・・」と言われて、抗生物質を出してもらって、薬を飲みながら、一週間以上、かなり気を付けておとなしく過ごしてきました。
もう抗生物質の薬をもらうときには、けっこうしんどい状態なのですが、「必ずこのひと箱、飲みきってくださいね・・」と言われるので、そのとおりにしていますが、その処方された分を飲み終わる頃には、たいてい回復しているので、薬をもらった時点で、「ああ、もうこれで大丈夫、これを飲めば身体も楽になってくるな・・」と半分、治ったような気分になってしまいます。
しかし、どうにも一週間過ぎて、薬を飲みきっても、わずかに回復した?というよりも悪化するのがストップした?程度で、一向によくなりませんでした。
身体がしんどいので、安静にせざるを得ないのですが、こうして思うように動けないとなると、ふだんはダラダラしているくせに、なんとなく何もできずにいることに焦りのような気持ちが生まれてきてしまう貧乏性な私です。
しかし、一向に回復しないどころか、朝、起きたときの調子の悪さは最悪で、ゼーゼーするどころか、全身打撲のような身体の痛みでちょっと、そのまま寝込みそうになる気分で目覚める日が続いていました。
このままではいられないので、再びお医者さんに行き、「一向によくならないのです・・追加分のお薬お願いします」と症状を訴えると、診察してくれて、「まだ、雑音がしっかり聞こえるわね・・」と言われ、追加というか、別の抗生物質の薬の処方箋を書いてくれました。
そして、「ところで Covid (コロナウィルス)の検査はしましたか?」と言われて、すっかりコロナウィルスなどは疑ってみてはいなかったことにハッとして、「えっ?してませんけど・・」と言ったら、「すぐに検査しなさい!」、「また、最近、コロナウィルス感染している人が増えてきているから・・」と言われて、ギョッとしたのです。
1年くらい前だったら、少しでも具合が悪ければ、「もしかして、コロナかも?」と自分でもコロナウィルスを疑って、早々に検査をしてもらってきたのに、自分でも、これが「喉元過ぎれば・・」で、すっかりコロナウィルス感染かもしれないなどとは、疑いもしませんでした。
私がコロナウィルスのワクチン接種を最後にしたのは、たしか昨年末に日本に行く少しまえのことで、その頃はまだ、まあ長距離のフライトにも乗るわけだし、空港などは、ヤバいかも・・一応、ワクチン打っておこうと思ったりもしていたのですから、ずいぶんと意識が希薄になっていたものです。
私の通っているお医者さんでは(開業医の診察室)では、フランスではめずらしく、そういえば、依然として、マスク着用義務が続いています。
一応、今回は、また別の抗生物質などの薬を処方してくれて、「すぐにコロナの検査をして、結果がわかったら、電話してね・・」と言われて、処方箋を持って薬局に寄って、薬を処方してもらうついでに、コロナウィルス検査をしてもらってきました。
なんだか、調子の悪さもあいまって、これはいよいよ感染しているのかもしれない・・と今までかなり検査をしてもらってきた中でも一番、ヤバい気持ちでドキドキ、結果を待っていました。
私は、これまで、フランスがかなりの感染率で、一時は2人に1人は感染しているなどといわれていた時まであったにもかかわらず、奇跡的に一度も感染したことがなかったので、いよいよ、この奇跡的な記録にも終止符が打たれるか?という気持ちでいました。
5分ほど結果を待って、結果は陰性でした。
だからといって、体調がよくなるわけではありませんが、なんとなくホッとしてしまうのも妙なことですが、正直な気持ちです。
今や命にかかわる確率は減ってきて、風邪とかわらないような扱いになっていますが、なんとなく、風邪や気管支炎よりも怖いイメージが私の中に根付いていることを自分ではっきりと自覚した次第です。
お医者さんに電話すると、とにかくコロナウィルスだけではなくて、いろんなウィルスが蔓延しているから気を付けて・・お大事に・・」と教えてくれました。
お天気も不安定で例年よりもなかなか、あったかくなってきた!と言い切れない気候が続くパリです。皆さま、またコロナウィルス、流行りだしているようですので、充分にお気を付け下さいませ。
コロナウィルス再流行
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