2019年6月16日日曜日

パリ・オペラ座出身のバレエの先生 フランスの子供に人気のお稽古事





 フランスの学校の新年度が9月に始まって、まもなくすると、お稽古事の申し込み受け付けが、一斉に始まります。

 娘の小学校でのお稽古事の一番人気は、女の子はバレエでした。

 男の子は、なんと、柔道かサッカーなのです。

 柔道は、意外にも、フランスでは、なかなかの人気のあるスポーツで、日本からも全日本の柔道の選手が度々、柔道振興のため、遠征などにフランスにも訪れており、私も日本でも有名な柔道の監督やコーチ、選手も大勢、ヤワラちゃんなどにもお目にかかる機会がありました。

 娘は、私の希望で、(私自身が小さい頃にバレエをやりたかったのです。)小学校に入る前からバレエを始めていましたが、小学校の低学年では、ほぼクラスの半数以上がバレエのお稽古に来ていました。

 なので、学年末(6月)の学校の行事とバレエの年末の発表会のリハーサルが重なったりした時は、クラス中の女の子たちが、学校とバレエの発表会が行われるステージとの間を行ったり来たり、発表会の当日は、学校のお友達も家族揃って見物に来ていて、学校との境界線があまり感じられないほどでした。

 ラッキーなことに、私たちの住むエリアにあるバレエスタジオには、元オペラ座のバレエのソリスト(ソロで踊るダンサー)であった男性の先生がバレエを教えに来て下さっていて、その小顔でスラッとした華麗ないでたちと優雅な身のこなしに、私も娘のバレエの送り迎えが楽しみでした。

 年度末の発表会には、先生の後輩であるパリのオペラ座のバレリーナがゲストとして、バレエを披露しに来て下さっていて、そのリハーサルから見学できるのも、なかなか普通では、見ることができない貴重なもので、ビデオ片手に私も思わず前のめりになっていました。

 オペラ座のバレリーナたちは、まじかで見るだけで、もうその体型だけでも彫刻のような美しさでした。

 小さい女の子たちが、舞台用のメイクをうっすらと施し、華やかな衣装を身にまとってはしゃいでいる様子は、小さなナルシストの集まりそのもので、発表会の最後に全員が揃って現れるデフィレ(出演者が最後に次々と舞台に登場するシーン)などは、小さなフランス人形がたくさん並んでいるようで、圧巻の華やかさでした。
 
 親バカな主人は、娘がバレエを始めてすぐに、パリのオペラ座の募集要項を調べたりしていましたが、「厳しい基準の中の一つに近親の人に肥満体型の人がいる場合は、失格。」というのがあり、「パパのせいで、オペラ座のバレリーナには、なれない!」(パパ、失笑。)などと、主人自ら、墓穴を掘ることとなりました。

 私は、レッスンのたびに、娘のレッスンの様子をビデオに撮っていました。

 先生は、ビデオの撮影にも協力的で、娘の場所を工夫したりしてくださいました。

 日本にも公演に行ったことがあるよ! プリンスホテルに泊まったよ!
 YouTube で僕の名前を検索したら、日本での公演も見れるから・・などと教えてくださり、さらに私は、ヒートアップ。

 家に帰って、ビデオを見ながら主人が娘に復讐をさせようとして、先生と同じように、両手を上にあげるだけで、主人の不格好さが際立ち、思わず吹き出してしまいました。

 それだけ、先生がカッコよかった・・ということです。

 先生のように優雅な身のこなしが身についてくれたら・・と望んでいたのですが、娘は、10年ほどバレエを続けましたが、今は、テコンドーに夢中です。

 まあ、そんなもんです。