冬の間は、本当にお天気の悪い日が多くて、うんざりするほど雨ばかり・・しかも一日中雨だったので、春になって、お天気の日が続いているのはそれだけで嬉しく、気持ちも明るくなります。
しかも、抜けるような晴天の日が多くて、パリは本当に晴天だと、その美しさも倍増するな・・などと思いながら、街を歩いています。
落ち葉の季節には、パリは、どうしてこんなに落葉樹ばかり植えているのだろうか?と、枯れ葉の多さに、「掃除大変なのに・・」などと余計なお世話だろうことを思ったりもするのですが、冬には葉が落ちてしまうからこそ、春、木の葉が芽吹いてくる若葉の緑がきれいなんだな・・と、あらためて、そんなことを思ったりするお天気の良さです。
しかし、お天気は良いのですが、けっこう寒いのはたしかで、気温はそんなに高くない(その日にもよりますが)ので、外出の際の服装はけっこう難しいです。
あまりのお天気の良さに、「さすがにもう厚手のコートはなぁ・・」などと、私は思ってしまうのですが、パリジャン・パリジェンヌは「もう春だから、冬のコートは着ない・・」などとは、考えないようで、ふと気がつくと、メトロの中なども、もっこもこのダウンを着ていたり、けっこうがっつり冬服を着込んでいる人が目立ち、4月だからもうコートは着ないとか、そういう風には考えないんだな・・寒けりゃ、季節関係なしに着込む・・正直というか、素直というか・・合理主義?です。
また、日によって、その日その日で、真冬みたいになったり、夏みたいになったりも見事に気温に適応した上手な服装選びをしているのには、毎年のことですが、感心させられます。
きっと、彼らは衣替えというものをしないんだな・・とも思います。実際に、私も、もう最近は、衣替えというものはしなくなりました。とはいえ、その日その日で上手く気温に適応する服装をしそこなうことが多いです。
パリは場所にもよりますが、男女ともに、けっこうおしゃれな人を見かけることが多いのですが、今の季節は、周囲の人々の服装を見ていると、飽きることがありません。
昨日は、やっぱり晴天にもかかわらず、けっこう本格的に着込んでいる人が多かったので、その色々な服装を見ているだけでも、けっこう楽しかったです。
このおじさん、地味におしゃれだな・・と思い見てみると、Gパン以外は、同系色のジャケット、ベスト、スカーフ、くつ・・なるほど、こんな風にたくさん着ていても、中のベストを脱ぐだけでも、スカーフを外すだけでも、気温の変化に微妙に対応できそうです。
また、肩から下げているバッグも使いこなした感じの、いい感じにこなれた感じの皮のバッグ・・こういう人のワードローブ、見てみたい気がしました。
そこいくと、私のワードローブなど、整理がまったくついておらず、いつも同じ服ばかり・・色々と持っているのに忘れているものもたくさんありそうで、このおじさんを見て、近いうちにワードローブを片付けて、ちょっと整理してみようと思った次第です。
季節の変わり目の洋服選び
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