2024年9月1日日曜日

非番の警察官3人が空中発砲で逮捕

  


 警察関係者によると、午前8時ごろ、パリ19区のビルの4階のバルコニーで3人の男が拳銃で空に向けて発砲しているのが目撃され、警報が出されました。 BRI(Policier de la brigade anti-gang )(暴力団対策の警察官)が現場に派遣され、3人を逮捕したところ、彼らは非番の警察官でであることが判明しました。

 「警察の介入は事故や怪我もなく行われた」と警察は発表していますが、この非番の警察が警察官用の拳銃を発砲したかどうかや弾丸の性質については明らかにしていません。

 警察官が非番の時に職務中に携帯する拳銃をどのように保管しているのかはわかりませんが、職務用の拳銃を非番の時に携帯しているとしたら、それも怖い話ですが、さりとて、それ以外の拳銃をプライベートの警察官が持っているということも、ちょっと恐ろしい話でもあります。

 彼らは酔っぱらっていていた・・とのことですが、どちらにしてもあり得ない話、彼らは、即時停職処分になったそうです。


 それにしても、非番とはいえ、午前8時から3人揃って酔っぱらっている状態というのも、なんだかすごい話で、バルコニーからふざけて拳銃を発砲してふざけている様子は、よく言えば、無邪気な子どものようでもありますが、やっぱりあり得ない話です。なんといっても、本物の拳銃ですから・・。

 この夏はオリンピックのおかげ?でやたらと警察官を目にする機会が多く、街中を塊になって練り歩く、銃器を携帯しつつ、厳つい恰好をして練り歩く警察官や憲兵隊をちょっと怖いな・・と思うこともあったりして、あるとき、私が恐れている顔をして見えたのか、その警察官の一団の一人から「わっ!」と大きな声でふざけて脅かせられて、悲鳴をあげてしまい、彼らと一緒にいた女性警察官に「大丈夫?」と声をかけられたこともありました。

 まったく、小学生みたいなことをする警察官もいるもんだ!と呆れましたが、なんだか今回の拳銃の発砲事件もそれにちょっと似ている子どもじみた行いだと思います。しかし、今回の事は、拳銃という人を殺すこともできる武器を使ってのことで、ちょっとレベルが違います。

 日本の警察官は、職務中にちょっと飲み物を買いにコンビニに入るのもはばかられるくらい厳しいそうですが、こちらの警察官の緩い様子は、ちょっと目に余るというか、限度を超えています。


非番の警察官の発砲事件


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