2023年12月7日木曜日

海外在住者の免税でのお買い物は思ったよりも全然、簡単だった!

  


 日本国籍を持ち、且つ、2年以上海外に在住している者は日本で免税でお買い物ができるという話はこれまでも聞いたことがありましたが、なんとなく、きっと面倒なんだろうな・・と思って、これまで一度も利用したことがありませんでした。

 しかし、今回は、パソコンを買おうと思っていたので、金額もなかなか張るものなので、この際、やってみようかな?と思って、ダメ元で免税でのお買い物に挑戦してみたので、今回はそのお話にしようと思います。

 まず、現在は、入国の際にパスポートチェックが自動ゲートになっており、入国スタンプなしに通過できるようになっていますが、この際、「入国スタンプが必用な方はこちら・・」となっているところに進み、そこで必ずスタンプをもらいます。

 そして、日本で最後に住民票を抜いた住所のあった区役所で、「戸籍の附票」をもらいます。この手数料は300円(2023年11月現在)でした。また、この「戸籍の附票」の代わりに出発前に大使館で「在留届」を申請し、それを使うこともできるようです。

 免税対象になるお買い物の際に、パスポートとこの「戸籍の附票」、あるいは「在留届」の提示が求められます。

 しかし、この後は、結構、簡単で、特に免税手続きをしてくれるお店でのお買い物なら、あとは、お店の方が手続きはしてくれます。

 私の場合は、お買い物の際にお店の方に「免税手続きお願いします」と言ったら、「では、こちらのカウンターで・・」と言われて、パスポートとこの「戸籍の附票」の原本を提出、その場で免税後の価格のみを支払いました。

 この時点でパスポートナンバーを通じて、税関にそのお買い物のデータが送られているそうなので、あとは、出国の際に空港でパスポートを税関で見せればよいと言われました。また、その際に一応、免税にした商品は手荷物にして、未使用、未開封ということになっていますという注意を受けたので、そのとおりに携帯しました。

 その免税手続きのチェックが空港のどの場所なのか?よくわからなかったのですが、それは、保安検査場の奥にある「税関」というスタンドで、「免税手続きをしたいのですが・・」と言ったら、「では、パスポートをこれに通してください」と言われて、「ピッ!」とやって、それで終了です。

 アトランダムでチェックがあるのかもしれませんが、私の場合、商品のチェックはありませんでした。

 今回は、このパソコンしか、免税でのお買い物をしませんでしたが、後になってから考えれば、今は外国人観光客のために免税をうたっているお店も多く、特に渋谷などのドラッグストアなどは、どこもこの免税手続きをやっていて、スゴいな・・と感心したのですが、そういえば、私も少なからず、私も日本の薬なども買っているので、免税にしてもらえばよかった・・と後になってから思いました。

 また、日本に行けば、必ず立ち寄る「ユニクロ」なども、免税をしてくれるので、これまた、バラバラ買わずに一か所で買って、免税にしてもらえばよかった・・とこれまた後悔。ユニクロはパリにもあるのですが、価格も違い、そのうえ、品揃えは日本には叶わないので、必ず行きますが、今回は免税してもらい損ねました。

 ユニクロは、店舗にもよるのかもしれませんが、「他の店舗(ユニクロ)で購入した商品に対してもまとめて免税にします」と書いてあったので、時間があれば、後になってから、持っていけば、免税にしてもらうことができたのですが、私の場合、時間がなくて、それもできませんでした。

 次回の一時帰国の際には、とりあえず、この免税でのお買い物にもっと、注意を払い、出かけるときは、パスポートと戸籍の附票を持ち歩き、免税できる場合は、してもらおう!と思います。

 海外在住2年以上の方々、これを、利用しない手はありませんよ!


海外在住者の免税手続き


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