早いもので、今年もあっという間に一年が過ぎようとしています。12月も残り半月ほどになり、ノエルまでもう一週間と少しになりました。
先月から少し、フランスを離れていたこともあり、なんとなくノエルに乗り遅れた感じもあり、また、今月は、どういうわけかお天気の悪い日が多かったりで、さっぱりノエルのイルミネーションを見に行けていませんでした。でも、その乗り遅れを取り戻すように、今年は、ぐる~っと一気に気になるところを見てきました。
最初に行ったのは、ギャラリーラファイエットで毎年、一応、チェックする感じです。特に買い物もないのに、店内のドームのような空間のデコレーションやショーウィンドーを覗いています。
今年は、大きなサンタクロースがあしらわれたツリー型の飾りで、ドームの天井に映える感じではありましたが、個人的には、今一つな感じの印象・・同様にショーウィンドーも今一つ惹きつけられる感じが薄い印象でした。
後日、今度は、マドレーヌあたりから、フォーブールサントノーレを通ってルー・カンボンを横目で眺めつつ、ヴァンドーム広場へ、そして、チュイルリー公園を通ってシャンゼリゼまで歩きます。
このコースは、けっこうハイブランドのお店なども多く、通り自体も可愛い大きなアーチ状のデコレーションをしていたり、オリジナルのクリスマスのモニュメントを飾っていたりするので、お店に入らずとも、通り沿いを歩いて行くだけでも、「お~~可愛い!素敵!」と楽しみながら歩くことができます。
マドレーヌ寺院の近くのディオールは今年のディオールの統一デコレーションでお店が飾られており、なかなか華やかで、その脇にあるヴィラージュ・ロワイヤルというスペースはいつもきれいにデコレーションされていますが、しっかりノエルバージョンになっています。
そこから、フォーブール・サントノーレを歩いて行くと、ハイブランドのお店が軒並み華やかなデコレーションのパレード状態、ルー・カンボンと交差するあたりで、再び、ディオール、そして、シャネルの独特なシャネルっぽいデコレーションに「ほ~~っ!」となります。
しばらくすると、マンダリンオリエンタルホテルのオーソドックスではあるけど、シックで上品なデコレーション。
そして、ヴァンドーム広場に行き付く直前には、ちょうどショパールとルイヴィトンが重なって見えるポイントが見えてきます。このショパールとルイヴィトンのデコレーションは毎年楽しみで、特にショパールのデコレーションはいつも品がよくて私が好きなデコレーションの一つでもあります。
昨年のルイヴィトンは、これでもか!というくらいインパクト大な感じで、むしろ、ちょっと引く感じがしてしまったのですが、今年はそれに比べるとかなり、トーンダウンした感じがして、むしろ、隣のグッチの方がインパクトがある感じさえしました。(しかし、後になって、やはり、ルイ・ヴィトンにはびっくりさせられた!)
今年のシャンゼリゼは、やけに早くから、街路樹のイルミネーションの準備をしていたので、何か特別なことがあるかと思いきや、特別なことはなく、いつもどおりに17時にイルミネーションが点灯します。
17時きっかりにまず、パラパラと白いライトがつき始め、白いライトでシャンパンフラッシュが始まり、15分おきにこのシャンパンフラッシュタイムになります。
しかし、白いライトがキラキラするのも一瞬はきれいなのですが、正直、個人的には、これはなくてもいい気がします。オレンジのライトの方が華やかでシャンゼリゼにも合っているし、実際にシャンパンフラッシュが終わって、ライトがオレンジに切り替わって明るくなると、周囲から、「お~っ!」という声が上がるので、このコントラストを感じさせるためならば、シャンパンフラッシュも良いですが、写真に撮っても、シャンパンフラッシュはあまり映えません。
しかし、さすがにシャンゼリゼともなると、このお店がきれいとか、もう、そういうのを超えていて、この通り全体が全て華やかで美しく、やっぱりパリのノエルのデコレーションの中でも王道な感じがあります。
ゲランのお店のデコレーションはいつも同じトーンながらオリジナルな感じで好き |
そして、ついさっき、今年は、昨年に比べると控え目だと思っていたルイヴィトンですが、なんとずっと工事中だったビルが完成?したのか、ど~んと大きなきらきら光るトランクになっていて、ビックリさせられまさした。今年のルイヴィトンは控え目になっていたなど、前言撤回です。
街路樹のイルミネーションも霞むルイヴィトンのキラキラトランク |
通りの真ん中にこんな立ちスペースまであります! |
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