帰仏、出国の際の不安
日本の一時帰国も、もうすでに、半分以上が過ぎ、時差ボケもようやく、やっと、なんとか、克服しつつある中、これから先は、もう帰仏へ向けての準備まっしぐらで、毎日が進んでいきます。
片付けていた実家も、ずいぶんと今回でも、色々なものを処分したとはいえ、まだまだ、処分しきれずに残っているものを再び、収めるところに収めつつ、家をひと通り掃除して、フランスに持って帰る荷物の調整をしなければなりません。
もう買い物は、出かける度に、着々と進めているので、あとは、買い逃している買い物を忘れないように、買い足して、荷物の重さを調整していきます。
今回の帰国は、銀行の用事や、実家の片付けなどの目的もありましたが、日本での食材の調達も大きな目的の一つで、荷物制限の重さ、ギリギリまで、持って帰ることは、真剣勝負なのです。
荷物は、今回は、23キロのスーツケースが二つ分、重量制限内に収まるかどうかは、前日まで、ギリギリの段階、最悪、当日の朝までドキドキで毎回の不安の一つでもあります。
過去に荷物以外で、パスポートの残存有効期限がギリギリで、あわや出国できないかも・・・といったケースに陥ったことがありました。
フランスは、シェンゲン協定加盟国で、パスポートの有効期限が3ヵ月以上ない場合、入国できないという規定があり、また、パスポート査証欄の空白ページが見開き2ページ以上あることが必要になります。
その時の私のパスポートは、有効期限が三ヵ月ギリギリで、羽田のチェックインカウンターで、すったもんだの挙句、フランスの滞在許可証を提示し、結局、出国することができました。しかし、結局、フランスに到着して、入国審査の際は、パスポートのチェックもほとんどなく、あまりにあっさりと入国できたのには、拍子抜けしました。
フランス入国に際して、フランス当局よりも、羽田のチェックの方が厳しいのも、さもありなんという気もしました。兎にも角にも、無事に済んで、助かりました。
今回の帰仏に関しては、私は、密かにもう一つ、不安に感じていることがあります。
日々、感染者が拡大しているコロナウィルスの蔓延により、フランスでは、多くの企業や学校が日本への出張等を禁じている事態です。日本発の便からの乗客をすんなり、入国させてくれるのかどうか、少し不安に感じています。
今回の帰国便は、日本の航空会社の直行便なので、まさか、フランスで受け入れないとなれば、予め、航空会社から連絡があるか、その便自体が飛ばないということになると思うので、その場合は、しばらく日本に滞在しなければなりません。
家があるので、それも致し方ないとは、思いつつ、とかく、フランスに近寄れば、トラブルがつきまとうことがわかりつつも、家に残してきている猫のポニョも心配で、やはり、予定どおり、なんとか、無事に、パリの家に帰れることを祈っています。
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