ナスもピーマンも唐辛子も何もかも大きい
約2ヶ月間のロックダウン中は、感染が怖くて、2回しか買い物に行かずに過ごした私です。ちょうど、日本から帰国して、まもなくのことだったので、日本から山ほど運んできた食料品が潤沢にありましたし、ロックダウン直前に買い込んだものを冷凍してあったりしたからです。
しかし、それでも買い物に行かざるを得なくなったのは、何と言っても野菜がなくなってきたからです。いつもは、日本から帰ってきた後に行くフランスのスーパーマーケットは、腹立たしく感じられるほど、魅力的なものがないように感じられる私ですが、その時ばかりは、新鮮な野菜にちょっと嬉しくなったのも、珍しい体験でした。
周りの人は、どんな買い物をしているんだろう?と思うことはありませんか? 今日は、ごくごく庶民の私が日常でフランスで買っている野菜をご紹介します。なんだか、フランスに長くいると、当たり前になっている野菜ももしかしたら、日本の方にとったら、ちょっと珍しいかもしれないと思ったからです。
レチュ、バタビア、シコレ(チコリ)などのサラダ類
まずは、サラダ。最近は、少しは、増えてはきましたが、フランス人は、野菜をあまり生では食べません。圧倒的に火を通して食べることが多いと思います。それでも、いつも売っているサラダ。サラダと言えば、日本では、レタスが主流だと思いますが、レタスもアイスバーグと呼ばれて売っていますが、主流は、Laitue,...
2020年7月3日金曜日
2020年7月2日木曜日
フランスで7月1日から変わること

7月1日からEU諸国は、一部の国に対しての渡航制限を解除しましたが、7月1日から変わることは、フランスでは、他にもあるようです。
現在、発表されているのは、主にコロナウィルスによる経済的打撃への一部の社会保証のような内容です。
・ガス代 規制料金の 6.8% 減額
・育児休暇 集中治療室に入院した赤ちゃんの親への連続30日の育児休暇
・救急および病院の医療スタッフに対する固定リスク保証100ユーロ
(約30000人の医療従事者が恩恵を受ける)
・パリ及びパリ周辺地域の一部での排気ガスを多量に排出する車両の禁止地域の設定
・失業手当給付金 0.7%アップ(例:最小割り...
2020年7月1日水曜日
EU(欧州連合)7月1日からEU以外の14ヶ国からの渡航制限解除

EU(欧州連合)は、7月1日から、コロナウィルスの感染状況が安全な状況であると判断したアルジェリア、オーストラリア、カナダ、ジョージア、日本、モンテネグロ、モロッコ、ニュージーランド、ルワンダ、セルビア、韓国、タイ、チュニジア、ウルグアイなど14ヶ国からの渡航制限を解除することを発表しました。光栄なことに日本も入れて頂いております。
今回のコロナウィルスのパンデミックでは、アメリカに次いで、甚大な被害者を出したヨーロッパで、渡航制限を解除するのは、ある程度、感染状況も落ち着いてきたところで、7月からのバカンス時期を見込んでの、経済回復のためと考えられます。
しかし、ヨーロ...
2020年6月30日火曜日
バイリンガルになった娘の日本語 複数言語を使う生活

娘がパリに戻ってきて、約2ヶ月が経ちました。彼女は、2年間、彼女の希望の地方のエコールに通うために、生まれて初めて親元を離れて、一人暮らしをしていました。一人暮らしといっても、シェアハウスのようなところで、数人の同居人のいる中での生活でした。
もちろん、周りはフランス人ばかりですから、フランス語一色の生活で、2年間を過ごしてきたのです。本来ならば、エコールは、もう一年あるのですが、残りの一年は、スタージュやら留学の予定が入っているために、パリの自宅に戻ってきたのです。
とはいっても、大部分の彼女の荷物は、パリの自宅においたままだったので、バカンスのたびに、衣替えも兼ね...
2020年6月29日月曜日
統一地方選挙当日のBFMTV(ニュースチャンネル)のストライキ

フランス人は、政治の話をするのが好きで、子供でさえも、家庭内での話題なのか、親の受け売りなのでしょうが、小さな子供同士で、政治について語ったりする様子は、なんともおしゃまな感じで、可愛らしい光景です。
先週末は、コロナウィルス感染によるロックダウンにより、延期になっていた統一市長選挙の第二戦が行われ、日曜日は、テレビも選挙一色で、朝から晩まで選挙選挙選挙の一日でした。
フランスは、選挙のシステムが日本とは、違い、一回戦で、一位の候補者が、過半数以上に達しなかった地区については、第二戦が行われるのです。
前回の第一戦は、3月14日(日)のコロナウィルスの感染拡大が、かなり...
2020年6月28日日曜日
フランス最大の化粧品会社ロレアル商品の美白表現撤廃 フランス人は美白がいいとは思っていない

世界最大のフランスの化粧品会社、LOREAL(ロレアル)は、スキンケア商品から、「ホワイトニング」「美白」「色白」「明るい」などの表示を撤廃することを発表しました。世界で起こっている人種差別問題の拡大による動向に対応したものです。
ロレアルといえば、LANCOME(ランコム)などを始めとした比較的高価な商品から、庶民向けのお手頃価格の商品までを一手に扱うフランスの巨大メーカーです。そのため、ロレアルは消費者層も幅広く、研究部門なども巨大な施設を持ち、ランコムの商品などに関しても、最も広範囲の人の肌質に合うように作られており、たくさんあるフランスの化粧品の中でも、最もお肌のトラブルが少...
2020年6月27日土曜日
コロナウィルス新規感染者数が1500人を超えても全然、平気なフランス

26日の一日のコロナウィルスの新規感染者数が1588名に跳ね上がったのを見て、私は、震え上がりました。それなのに、フランスのテレビは、全くこれを報道しないことをとても不思議に思っています。
日曜日に控えた統一地方選挙、特にパリ市長の候補者についてや、SANOFI(サノフィー)というフランス大手の製薬会社が大規模な人員削減とか、果ては、話題に尽きたのか、パリ市長選挙にちなんでか、シラク大統領やカルロス・ゴーンやイギリスのヘンリー王子とメーガン妃が王室を脱退するまでのドキュメンタリー映像を流したり、まるで、コロナウィルスの新規感染者の増加は、問題視されていません。
しかも、今日は、土曜日で、もはや、ロックダウン解除後には、恒例となったデモが行われることになっており、パリだけでも7件のデモ開催の申請に対して、5件に許可が下りていることが発表されています。
統計の取り方も安定していないのかもしれませんが、先週あたりから...
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