今回の日本への一時帰国、羽田に到着して、私の乗るリムジンバスまでの待ち時間が少々あったので、その間に私が日本に到着したことを友人や親戚に「今、日本に無事到着しました」というお知らせをしていました。
相変わらずガラケーのみでスマホしか使っていない叔母には、公衆電話から自宅に電話を入れたところ、私の一番仲良しの伯父がなんと1ヶ月以上も入院していることを知り、大変ショックを受けました。
私は、伯父がそんなことになっていること全然知らずにいたので、先日、パリで映画「国宝(フランスでは「KABUKI」というタイトル)を見て感動して、今度、日本に行ったら、歌舞伎が大好きなこの伯父に頼んで歌舞伎に連れて行ってもらおう(伯父は昔から大の歌舞伎好き)などと、考えていました。
それが、歌舞伎どころか、もう1ヶ月以上も入院していて、容態もあまり思わしくないということで、自宅で倒れて病院に運ばれた時には、かろうじて自分の名前が言えるほどで、意識も朦朧としていたということ、体力がかなり弱っていて、嚥下機能が低下しているために、流動食しかたべられないということで、自宅に戻って生活するのは絶望的だという話。
そのうえ、認知機能も低下し始めているということで、そんな話を聞いて、私は絶望的な気持ちになりました。私はその伯父の奥様(叔母)ともかなり仲が良いので、さっそく、自宅に戻ってから彼女に電話して、おおまかな事態を聞いて、「お見舞いに行きたいけど、もう私がお見舞いに行ってもわからないのかな?」とか、「そんな状態だったら、あんまりもう人にも会いたくないのかな?」と聞いてみたところ、「〇〇ちゃん(私のこと)だったら、きっと、お見舞いに行ってくれたら、喜ぶと思うし、ちゃんとわかると思うから、一緒に行こう」と言ってくれました。
なので、スケジュールを調整して、その叔母ともう一人の叔母と私と3人で、お見舞いに行って、帰りに一緒にお墓参りに行って、そのあと一緒に食事しよう!という予定にしていました。
叔母の話によると、伯父はすっかり痩せてしまって40キロ台身長(170㎝程度)になってしまっているということだったので、もう見る影もないくらいに衰弱してしまっているであろう伯父の姿をみたら、泣き出してしまうかもしれない・・ととても心配していました。
ある程度、覚悟して、「絶対に伯父に会っても泣いてはいけない!」と自分に言い聞かせながら、病室に入ると、思ったほどではなく(見た目)、ちゃんと私だとも認識してくれて、ベッドに起き上がって、話をすることができました。
伯父に今の体調や病院での生活を聞きながら、「伯父ちゃまに歌舞伎に連れて行ってもらおうと思ってたのに・・」とかいう愚痴もこぼしたりしながら、けっこう楽しく話ができたのですが、それでも認知機能が混乱している部分もあって、伯父は非常に病院の入院費などのお金の心配をしているようで、〇〇円を振り込んで欲しいということが伯父の手でメモ書きしてあると同時に、何度も何度も話の中に出てくると同時に、あとは、自分がこれから移るであろう病院のことをとても気にしていて(当然といえば当然だけど)、それが今度、移るつもりでいるところが今いるところなのですが、その建物が構造的に欠陥があると繰り返すのです。
また、入院費のお金に関しての振り込みを頼んでいるメモ書きを見ると、「なんだかオレオレ詐欺の文面みたい・・」と思わないことはなく、しかし、伯父にしては、最大の心配事の一つのようで、本当はお金の心配なんて、全くいらないのに、気の毒に思いました。
そして、もうひとつショッキングだったことは、一緒にお見舞いに行ったもう一人の叔母が一緒に座って話していたにもかかわらず、「なんだか眩暈がする・・気分がわるい・・なんだかちょっと危ない感じがする・・」と言い出し、「悪いけど、私、今日はこれで失礼するね・・」、と突然、帰らなければならなくなってしまったことです。
この伯父・叔母たちは、母方の兄弟姉妹なのですが、ここに来て、みんなバタバタと体調に大きな変化が起きていて、伯父のことも当然心配なのですが、もう一人の叔母に関しても、またまた心配事の一つになってしまったのです。
伯父の奥さんの方の叔母と、その後、予定していたとおりのお墓参りに行き、一緒に食事をして、お茶をしながら、話をしたのですが、その後、帰り際に、きっと〇〇ちゃん(具合が悪くなってしまった叔母)は、今日はお昼も食べずに放っておいたら、なんにも食べないでいるだろうから・・と思って、サンドイッチを買って、一緒にいた叔母に届けてもらいました(その叔母たちは隣の家に住んでいる)。
夜、私はまた、別の予定があり、それから家に戻ったあとに、元気な方の叔母から、「心配していると思って・・」と電話があり、倒れかけた叔母は家になんとか戻って今は落ち着いていて大丈夫だから心配しないで・・とのこと。
でも、座っているのに、眩暈。突然、そのままいられないくらいになってしまうとは、絶対にふつうではありません。
年齢、老化といえば、仕方がないのですが、まったく悲しいことです。
入院している叔父と具合が悪くなってしまった叔父・叔母は歳をとったとはいえ、親戚の中では一番、若くて、私と娘にとっては一番、近い関係をずっと続けてきただけに、なかなかショックなことなのです。
お見舞い 老化
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