ふだん、フランスにいる時も、もうほとんど電話をかけるということがなくなっているので、みんなは家の電話というものをどうしているのだろう?と思います。未だに一応、携帯の中に色々な人の電話番号(家電と携帯)は入ってはいるものの、たいていは、フランスだと what's up、日本だと人によってMessengerか LINEで連絡を取るようになっているので、電話をかけることはほとんどありません。
家の電話の方は、そもそも自分で使うこともなければ、かかってくるのは、妙な宣伝の電話や時には詐欺だったりすることもあるし、必要な電話は携帯の方にかかってくるのでいらないので家電は繋いでいません。
それは日本に行った時にも同じことで、ほぼほぼ周囲の人々とはMessengerかLINEでメッセージを送るか電話をするかするので、フランスにいるときと基本的には変わりません。
ただし、逆に未だにガラケーを使っているという叔母たちとは、それができず、メールか電話しか通信手段はないので、大変、不便な思いをしてしまいます。ほんの少し前はあたりまえだったことがものすごく億劫に感じられるのですから、ラクなことにはすぐに慣れきってしまうんだな・・とも思います。
それでも、叔母のうち一人は、家にいれば、家電には出てくれるので、まだなんとか連絡は取れるのですが、もう一人の叔母に関しては、家電には出ないし、メールを送っても通信が制限されていて、こちらから連絡を取ることは不可能で、もうそんなことが数年、続いているので、こちらから直接、連絡をとろうとすることもなくなり、隣に住んでいる叔母経由で連絡をとってもらうようになっています。
どうやら、その家の娘が通信制限をしているようで、周囲の人々もあの家は、連絡とれないから・・と諦めているようです。そもそも、私は日本に一時帰国している時くらいしか連絡を取らないので、そんなに支障もないのですが、なんだか、妙なことだな・・と思うのです。
その叔母と直接会ったときに、「もう、全然、連絡取れないんだから・・困るじゃん!」などと軽く文句を言ったりもするのですが、「携帯やネットのことは全然、わからないから、娘が全部やってるからさ~」といなされてしまうのです。
電話が通じないのはもちろんのこと、メールまで戻ってきてしまうので、明らかに通信制限をしているのですが、もしかして、嫌われてる?とも思ってしまうところ、隣のおば経由で連絡をとれば、お土産を色々もって、会いに来てくれて、楽しい時間を過ごせるので、そんなこととも違うような気がします。
詐欺や迷惑電話やメールなどが多いのは、わからないではないのですが、周囲の誰もが連絡がとれないようになっている・・というのには、とても奇妙な気がします。
私もネットや携帯などのことは、よくわからないので、その手の契約や設定などは、娘に頼っているので、あまり他人のことに大口をたたける立場でもないのですが、もしも、私のネット環境や携帯などに周囲の友人たちとの連絡がとれなくなるほどの通信制限を娘がかけているとしたら、絶対に怒ると思うし、「なんとかしてよ!」と文句を言うと思うのですが、どういうわけか、その家は、娘の絶対的な支配体制が敷かれているというか、洗脳されているというか、少々、そら恐ろしい気さえしてしまうのです。
家族の個々の通信手段まで娘がコントロールする・・そして、それにおとなしく言うことを聞いて従っている家族たち・・どう考えてもおかしな構図なような気がするのです。
携帯通信制限
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