2024年1月15日月曜日

アンジェリーナのアドベントカレンダーに虫が混入 リコールで回収へ

  


 日本ではモンブランで有名なパティスリー「アンジェリーナ」のアドベント・カレンダーのチョコレートに虫が混入していた可能性があるため、その製品のリコール・回収が呼び掛けられています。

 この商品は、昨年9月11日から12月にかけて、フランス全土(食料品店、お菓子屋さん、デパートなど)で販売されたアドベントカレンダーに関するもので、ダークチョコレートとホワイトチョコレートが入ったヘーゼルナッツプラリネに虫と非有害物質が存在していると伝えられており、虫に関しては、不活性な幼虫と疑われています。

 該当するロットナンバーは、No.082023です。 賞味期限が 2024 年 3 月 31 日となっているそうです。

 しかし、アドベントカレンダーは、そもそも12月のカレンダーでノエルに向けて、1日、1日とカレンダーの日付をめくって、少しずつ楽しむのがふつうなので、「今ごろ言われたって~~!もうとっくに食べちゃった~~!」と悲鳴をあげている人が大半だと思います。

 最近、アドベントカレンダーは、以前よりも派手になっている印象があり、12月頃にデパートに行ったりすると、ラファイエットグルメなどのパティスリーなどは、軒並み有名パティシエのアドベントカレンダーが、これ?お菓子の値段?と思われるほどのすごい値段で売られていますし、スーパーマーケットなどでも、もう少しお手頃価格のチョコレートメーカーのアドベントカレンダーなどが山積みになっています。


 これまで私は、アンジェリーナのアドベントカレンダーは、見たことがなかったのですが、さすがにパリの老舗だけあって、決してお安くもない価格、それがリコールとは!ちょっと、というか、かなり驚きです。

 老舗の名前に傷がつくといったところかもしれませんが、一応、このようなことが公になってくれることは、公正なことだと思います。

 このような件が呼び掛けられるということは、少なくとも複数のクレームが上がっているということでは、ありますが、現在のところは、それで食中毒・・などと言う話は上がってきていません。

 老舗でも、そういった問題が起こるということで、決してブランドだけでは安心できないのかな?などと懐疑的になってしまいます。


アンジェリーナ アドベントカレンダーリコール


<関連記事>

「モンブランってフランスではマイナーな存在  アンジェリーナのモンブラン」

「パリの老舗アイスクリーム屋さんといえば、ここ!サンルイ島 ベルティヨン Berthillon」

「エシレのミルクは超絶、美味しかった・・」

「パリで最も古いパティスリー 「ストレー」Stohrer のババ・オ・ラムとピュイ・ダムール PATISSIER STOHRER」

「ノエルの準備だけは、着々と進んでいるパリ」





0 コメント: