2020年3月28日土曜日

4月15日まで延長されたフランスのコロナウィルス外出禁止 

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 フランスのコロナウィルスのための外出禁止の期間が4月15日までに延長されました。現在のフランスの状況から考えると、当然で、この報道を聞いて、驚いた人は、おそらくいないと思います。

 私は、4月15日までの外出禁止・・を聞いて、「えっ??それだけなの??」と思ったくらいです。まあ、少なくとも4月15日までと、言っているので、更なる延長も確実だと私は、思っています。

 それくらい、今のフランスの状況は、深刻で、死者が2000人に迫り、日々、重症患者が増え続けている、先の見えない、悲惨な状況なのです。

 昨日は、これまでで、最年少の16歳の、何の既往症も持っていなかった、ごくごく普通の生活を送っていた少女が、咳から始まり、あっという間に一週間で亡くなってしまったという事例まで、起こり、衝撃的なニュースとして、報道されました。

 当初、若年者は、致命的なことにはならないと言われていたのは、全くの間違いだったと言わざるを得ません。

 現在、フランスでは、3787人(3月27日現在)が集中治療室に入っていると発表されており、その多くは、70才以上でありながら、42人は、30歳以下という状況なのです。

 これまで、ほとんどが高齢者、もしくは、既往症のある人がほとんどであった死亡者、もしくは、重症患者が日々、若年層のごくごく健康に生活していた人々にまで及んでいるのです。

 今、フランスは、そうして亡くなった人も、感染の危険回避のために、最期の時に、家族と面会することもできず、お葬式さえできない状況で、ご遺族の方々の心痛は、計り知れません。

 そんな中、ここのところ、フランスで、一気に注目されているのは、マルセイユの大学病院で、感染症専門医として研究を続ける Prof.DIDIER RAOULT(ディディエ・ラウルト教授)が、マラリアの治療薬であるCHLOROQUINE(クロロキン)の投与がコロナウィルスの治療に一定の成果をあげたことを発表し、一躍、希望の光、スターのように取り上げられています。

 私がこのニュースに「えっ??」と思ったのは、「クロロキン」という名前に聞き覚えがあったからです。思い起こしてみれば、アフリカ(コートジボアール)にいた際に、マラリアの予防薬として、主人も服用していたことがあったからです。

 しかし、一般的には、まだ、クロロキンのコロナウィルスへの効用は、その投与のタイミングや、患者の容態にもより、効用、有効性がしっかりと確認できていないことから、クロロキンの増産を決定しながらも、その使用には慎重な態度を取っています。

 今やフランスでは、ニュースに必ず登場すると言ってもいいラウルト教授。68歳という年齢ながら、金髪(白髪?)を肩まで伸ばし、口髭、あご髭を蓄えながら、赤いギンガムチェックのシャツに赤い腕時計をした様相の、見るからに、変わり者の彼が、世界を救ってくれるのを皆が祈るように見守っているのです。

 クロロキンの製造元であるフランスの製薬会社サノフィ(フランス在住の方には、Doliprane(ドリプラン)の会社と言えば、誰もがご存知だと思います。)は、30万人分のクロロキンをフランス政府に贈与すると発表しています。

 
 






















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