2021年7月16日金曜日

WHOが警告するより危険な新しい変異種の出現の可能性

    先日、マクロン大統領から発表されたあらゆる文化施設、娯楽施設入場の際には、ヘルスパス(ワクチン2回接種証明書、48時間以内のPCR検査陰性証明書、6ヶ月以内にコロナウィルスに感染した証明書)の提示が必要となる決定に対して、全仏フランス映画連盟(FCNF)は、「映画館の責任、企業と観客の責任、適用される制裁、従業員の職域、費用、検証の運用プロセスなど」多くの問題に直面することを理由にヘルスパス提示措置の遅延を求めています。 しかし、パスツール研究所(生物学・医学研究を行うフランスの研究機関)の研究によると、現在、猛威を振るっているデルタ変異種は、早急に感染対策を強化しない限り...

2021年7月15日木曜日

2021年のパリ祭のシャンゼリゼの軍事パレードが復活した!

   騎馬隊はパレードのハイライトでもある 色の調和が素晴らしい! フランスの革命記念日は、祝祭日で、毎年、パリのシャンゼリゼでは、大規模な軍事パレードが行われます。昨年は、パンデミックのために、シャンゼリゼでのパレードはキャンセルになり、コンコルド広場を中心に小規模な形で行われましたが、今年は、かなり例年に近い形で行われました。 とはいえ、全国から集まってくるシャンゼリゼの沿道は、通常の2万5千人に対して、1万人までに制限され、その上、朝早くから、観客のヘルスパスやテロ対策の荷物チェック、マスク着用が義務付けられる厳戒態勢の中で行われました。 昨年の縮小されたパリ祭の最後には、「来年こそは、元どおりのデフィレ(パリ祭の軍事パレード)を!」と願っていたのに、元どおりにはなりませんでしたが、パレード自体が復活しただけでも、大きな前進です。   ...

2021年7月14日水曜日

マクロン大統領の発表がフランス人に与えた衝撃 ヘルスパスのトリセツ

    前日にマクロン大統領が発表したヘルスパス(Pass Sanitaire)やワクチン接種についての新しいフランスの措置にフランス国民は、想像以上の反応を示しました。 9月15日からの医療従事者のワクチン接種の義務化を始めとして、8月から、ヘルスパス(Pass Sanitaire)(ワクチン2回接種証明書、48時間以内のPCRの陰性結果証明書、6ヶ月以内にコロナウィルスに感染した証明書)がなければ、レストランにも行けない、文化施設、娯楽施設、コマーシャルセンターにも行けない、長距離移動の電車、バス、飛行機にも乗れない・・10月にはPCR検査も有料になる・・そんな衝撃的な発表に、...

2021年7月13日火曜日

フランスは、ヘルスパスがないと身動きが取れなくなる! 義務化という言葉を使わない事実上の義務化

  マクロン大統領のスピーチは、3月末に、4月から学校を閉鎖することを発表して以来の久しぶりのスピーチでした。 ここのところの、フランスでのデルタ変異種の急拡大により、これまで減少し続けていた感染者数が増加に転じ始めたことから、世界中でも再び、感染拡大が深刻化してきていることを述べ、東京オリンピックでさえも無観客で行われることになったことなどを例に挙げ、第4波が始まりかけている状況を説明し、これまで以上の注意を喚起し、とにかく1日でも早く、ワクチン接種をしてほしいと訴えました。 続いて、このワクチン接種の拡大において、これまで一番、問題視されていた医療従事者のワクチン接種が義務付けられることになり、医療、介護に関わる全ての人々は、ワクチン接種を9月15日までにしなければならないことになりました。 これには、病院、介護施設等で働く全ての人々、救急隊員、訪問看護士など、かなり広範囲の人が該当します。 罰則なしには、なかなか規則が徹底しないフランスのこと、しない場合はどうなるのかな?と思ったら、9月15日以降にワクチン接種をしていない場合は、罰金??と思いきや、給料が支払われないというかなり厳しい規定です。 これは大変なこと、モノ申すフランス人が黙っているはずはありません。国立病院組合は、その直後に、「ワクチン接種は、あくまで任意であるべき」という声明を発表しています。 また、一般市民に対してのワクチン接種の義務化はさらにハードルが高いためか、外堀を埋めていくような縛りが段階的に取られていきます。 7月21日(来週)からは、これまで1,000人以上が集まるイベントにのみ提示が求められていたヘルスパスが50人を超える全てのイベントにおいて求められ、これがない場合は入場できなくなります。※<ヘルスパス(Pass...

2021年7月12日月曜日

パリでビオコスメを買うなら絶対ここ! シティファーマ・CITY PHARMA

   外から見たところ、一見、普通の薬屋さんのようにも見える 以前、私は、仕事で少し化粧品にも関わっていたことがあったので、これまで私は、パリに来て以来、ほぼほぼ化粧品というものをまともに買ったことは、ありませんでした。 しかし、仕事を変わって以来、これまでストックしていた化粧品(特に基礎化粧品)が底をつき始め、このところ、夜用のクリームを中心に探して、気になるお店を渡り歩いていました。 化粧品と言っても、私が探していたのは、メイク用の化粧品ではなく、クリームやローションなどの基礎化粧品なので、選択肢もたくさんある中、どれを使ったら良いのかが、非常に難しいので、行く先々のお店に立ち寄っては、店員さんに相談して、紹介してもらいながら、値段を比較し、色々と説明を聞いたりしてきました。 もともとズボラで、化粧品は、あまり興味があるものではないのですが、お肌の曲がり角をとうに過ぎてしまった私としては、やはり、今後、ある程度、最低限の手入れをすることが必要なのは、周囲のフランス人を見ていても必須なことは明らかです。 フランス人は、もともとバカンス命の国民で、美白を心がけ、お肌の手入れに余念のない日本人などから比べるとびっくりするほどの杜撰さで、もともとの肌の質などの違いもありますが、それ以上に美意識が違って、夏は日焼けして健康的に、そしてリッチにバカンスを満喫しているのをひけらかすのが何よりも誇らしいらしく、結果、日焼け後の肌は、ガビガビで象のような肌に満面の笑顔でバカンス話をとうとうと語る人が少なくありません。 もちろん気を使って手入れする人もいるにはいますが、少数派、普通は洗顔していきなりクリームを塗っておしまい・・なんていう人が多いのです。 しかし、そこのところのフランス人の美意識は私には受け入れ難く、歳をとって、汚らしいおばあさんにはならないように心がけるのは、私の美意識?でもあります。 化粧品というのは、人の弱みに付け込んだ商売で、それこそ上を見ればキリがなく、たしかにブランド物の高いクリームなどは、品質も素晴らしいのですが、毎日使う消耗品でもあり、そうそう高価なものを買ってもいられません。 高価なブランド物と一般的にスーパーなどで買える化粧品の間に割り込んでここ10年ほどで急成長しているのが、パラファーマシーと言う、日本で言うビオコスメの分野です。 薬局、あるいは、薬剤師をおいた店舗でしか扱いを許されていない基礎化粧品で、フランスでは、パラファーマシーと言って、普通の薬も買うことができますが、その多くをビオコスメなどで運営しているお店がすごく増えました。 日本で有名なのは、ビオデルマとか、ラロッシュポゼとか、アヴェンヌあたりでしょうか?フランスでは、ビオコスメのご本家みたいなところがあって、それはそれはたくさんのビオコスメがどんどん登場し、どれにしたらいいのか、さっぱりわからないので、自分にあったものを探すのは、至難の業です。 しかも、年齢とともに、自分にあったものは変わっていくので、日々、アンテナを張っておくことは必要かもしれません。少しずつでも手入れをしながら歳を取るのと、何も構わずに歳をとってしまうのでは、数十年後に雲泥の差になります。 色々な情報から、また、たまたま通りかかって、「ん?ここは?」などと思うお店に立ち寄ってみた結果、結果的に今のところ、ここが一番だと思ったのは、サンジェルマン・デ・プレにあるシティファーマ(CITY...

2021年7月11日日曜日

「スペインとポルトガルには、行かないで下さい!」 今年の夏のフランス人のバカンス

    フランス人にとって、一年中で一番のイベント「夏のバカンス」に突入し、週末には、フランス全土で、1,000キロの交通渋滞が発生しました。 今年の夏のバカンスは、一年半の間に3度のロックダウン、数々の制限された生活から、ようやく解放されたこともあって、一段と気合が入り、例年のバカンスよりもバカンスに当てる費用(予算)も平均20%増なのだそうです。 フランス人の夏のバカンスといえば、短くても3週間、長い人なら1ヶ月間の長期のバカンスです。多くは、7月組と8月組に分かれています。学校に至っては、2ヶ月以上がお休みですから、子供たちも1ヶ月はコロニー(合宿のようなもの)に参加して、もう1ヶ月は、家族とバカンス・・と、1ヶ月単位の区切りです。 しかし、まだまだ終息してはいないコロナウィルスの影響から、バカンスに出ると行っても、83%の人は、国内旅行なのだそうで、フランス政府にとっては、国内消費が増加する不幸中の幸いなのかもしれません。 そんな中、フランス政府は、現在、デルタ変異種のために、急激に感染状況が悪化している「スペインとポルトガル」への旅行は、避けるように呼びかけています。 フランスでも、デルタ変異種の拡大は毎週毎週、増え続け、現在は、50%以上がデルタ変異種に置き換わり、一時は1日の新規感染者が1,000人前後まで下がったにも関わらず、あっという間に現在は、4,000人を超えてしまっています。 しかしながら、現在のところ、フランスでは、感染者は増加しているものの、集中治療室の患者数は減少を続け、さらなる深刻な状態には、至っていません。 感染者は増えても重症化していないのは、何よりもワクチン接種の拡大の成果で、現在のフランスのワクチン接種率は52.75%、さらにデルタ変異種が拡大する前になんとかワクチン接種を拡大していくことに躍起になっています。 ですから、1日の感染者数が2万人超えに跳ね上がってしまっているスペインなどに対しては、当然、警戒体制をとっているのです。比較的近いバカンス地として、スペインやポルトガル、イタリアなどはフランス人には人気の場所でもあり、すでに予約してしまっている人、これから予約しようとしている人も多く、SNCF(フランス国鉄)は、スペインやイタリア行きのチケットは、100%払い戻しをすることを発表しています。 しかし、払い戻しをしてくれるのは、SNCFだけで、その他の航空券、ホテル等に関しては、予約時の契約次第ということになるわけで、フランス政府とて、はっきり禁止というわけにもいかず、「避けれるものなら、避けてください」という呼びかけに留まっています。 また、ポルトガルは、感染悪化を受けて、リスボンやポルトを含む45の自治体で夜間外出禁止令を復活、ポルトガルにバカンスに出かけても、夜の外出はできない不完全燃焼のバカンスになりかねません。 そして、地中海に浮かぶマルタ島(マルタ共和国)などは、非常に厳しい入国制限を敷くことになり、ワクチン接種証明書(しかも、2回目のワクチン接種から14日以上経過していなければならない)に加えて、マルタ行きの飛行機搭乗の際に検査の陰性証明を提出することが義務付けられています。 人口50万人の地中海の小さな島であるマルタは、EU圏内で最もワクチン接種が進んだ国の一つであり、成人国民の79%が2回のワクチン接種が完了しています。にもかかわらず、感染者が再び増加して100人近くになり始め、しかも感染者の90%はワクチン未接種の人であったこともあって、現在のヨーロッパ全体のデルタ変異種の拡大を鑑みて、この措置を決定したと思われます。 しかし、すでに近々のマルタ行きを予約していた観光客で、ワクチン接種が済んでいない人、または、済んでいても2回目のワクチン接種から14日間経過していない人は、入国できないわけで、この急なマルタの入国制限に憤っています。 結局のところ、フランス国内でのバカンスが今のところは、一応、安泰なわけで、概ね83%のフランス人は、予定どおりに例年よりも2割り増しの贅沢なバカンスを楽しむことになると思います。 しかし、フランス国内とて、第4波は7月末か8月初めか??などと言い始めていて、今まで、私たちは、第1波から第3波を経験してきて、今、第4波の前にいる・・などと、もう第4波ありきの感じになっています。 下手をすると、8月には、国内でも、また再度、制限が加わって、「7月に行っときゃよかった・・」なんてことになるかもしれません。  日本人である私は、今はことあるごとに、もうすぐ始まる日本でのオリンピックに伴う入国制限のことを考えてしまうのですが、やっぱりオリンピックともなれば、世界中のオリンピック関係者が日本に入国するわけで、そりゃあもう、デルタ変異種はもとより、様々な変異種の巣窟になりかねないわけで、小さなマルタ島でさえ、観光客の受け入れに、2回のワクチン接種済み(しかもワクチン接種後14日以上経過要)+陰性証明書と制限しているのだから、オリンピック関係者にも同等の制限を敷いても良かったんじゃないかな?などと思ってしまいます。<関連記事>「フランス人の金銭感覚 フランス人は、何にお金を使うのか?」「バカンスを何よりも優先するフランス人 フランスに...

2021年7月10日土曜日

無観客になった東京オリンピックについてのフランスでの報道

    オリンピックを目前に控えた日本で非常事態宣言が発令され、その直後に今年の東京オリンピックが無観客で開催されることになったことは、フランスでもすぐに報道されました。 「デルタ変異種の出現とともに、感染状況が悪化している日本は、非常事態宣言が発令され、20時以降のレストランの営業も制限(アルコールの提供も禁止)され、コンサート等も21時までに制限され、その上、ワクチン接種も国民の15%しか済んでおらず(2回の接種)、オリンピック選手だけでも1万1千人が全世界から集まるこの世界的な大会において、感染拡大回避のために、オリンピックを無観客で行うことに決定した」「入場できるいくつかの会場でさえも、観客の数は定員の半分を超えてはならない」と伝えられています。Suite...