2024年8月7日水曜日

自分の体調に自信がなくなった・・

  


 学生時代はけっこうスポーツを続けてきて、「体力だけは自信があります!」というのが、唯一、私が誇れるところだったのに、ここ数年でとみに体力に自信がなくなってきて、具体的にも、検査の結果が悪くて再検査、再々検査でドキドキしたり、結果、しばらく薬を調整して様子をみましょうとかいう箇所が増えて、実際にもすぐに体調を崩したりすることが増えました。

 若い頃は、身体にいい食べ物・・とか言われるだけで、なんとなく「マズそう・・」などと思ってしまうあまのじゃくな性格だったのに、最近では、やたらと食べ物にも気をつけるようになり、野菜を多く摂るように心がけたりするようになりました。

 先日、久しぶりに娘がパリに来ているときに、「最近、すごく疲れやすくなって・・」とこぼしたら、「ママの食事は圧倒的にタンパク質が足りていないから、心してタンパク質を摂るように心がけた方がいい・・」と言うので、最近はタンパク質・・プロテイン・・と常に私の頭の中はタンパク質のことに憑りつかれています。とはいえ、そうそうなかなか摂れないのですが・・。

 言われてみれば、娘が家にいた頃は、娘のために、ちゃんと一食、一食、バランスのよい食事を用意していたものの、一人での生活になって、ついつい、自分の好きなものしか食べなくなり、また、簡単に済ませてしまうことも多くなって、これまでは、野菜をちゃんと食べなくちゃ・・とは思っていたのですが、極端な話、美味しいお漬物とご飯と佃煮・・とか、美味しいバゲットと美味しいバターやチーズでも、全然、満足でそんな食事で済ませてしまうことも多かったのです。

 そもそもすごく肉が好きというわけでもなく、かといって、日本のように美味しいお魚がいくらでもあるというわけでもなく、卵も一日に何個も食べるのはな~などと思ってしまっていたので、考えてみれば、本当にタンパク質が足りていなかったようです。

 それでも、ダラダラ過ごして、身体を甘やかせていると体力は衰える一方なので、運動も欠かさず、できるだけ歩くようにするとか、週一回はプールに行って泳ぐとか、身体を動かすことも欠かせません。

 ここのところ、オリンピックで色々、変わっている街の様子を見て歩いたり、またオリンピックが始まって以来、今までうすら寒いくらいだった気候が一気に晴天を通り越して、猛暑になりつつあり、疲れたな・・と思っても、それが暑さによるものなのか、それとも、実際に身体にダメージが来ているのか?自分でもわからなくなっています。

 家には、エアコンもないので、エアコンがないなりの午前中のうちに部屋の空気を入れ替えて、シャッターをおろして遮光して、室内の温度が上がるのを避けてでかけると、湿度は低いために、部屋の温度も上がらず、比較的快適に過ごせるという技も、ここ数年の猛暑の夏を過ごして、もう夏の間の日課のようになりました。

 先日、週1回は・・と決めているプールに行くと、夏休みということもあって、けっこうな人、でも暑いなかのスポーツとしては、最適です。だいたい1回行くと1㎞泳ぐことにしているのですが、900mくらい泳いだところで、急に空腹を感じ、みるみるエネルギー切れの感じになってきて、ちょっと泳ぎながらめまいを感じ始め、みるみる身体が言うことを聞かなくなって、あれあれ?なんだこれ?という感じになりました。

 でも1㎞泳ぐと決めているのに、途中でやめてしまうことが自分で納得いかなくて、あと100mをほとんど浮いただけのような状態で泳ぎ、急いであがりました。

 こんな妙な感覚は初めてだったので、「これって低血糖ってやつ?」とか思って、シャワーを浴びるまえに、ロッカールームに行って、バッグの中にあったお菓子をちょっとかじって、キャンディーを口に含んでシャワーを浴びに行きましたが、そこでとうとう座り込んで、しばらく動けなくなってしまいました。

 ちゃんと食事もしてきたし、考えてみれば、低血糖というのも考え難いのですが、あれは、何だったんだろう?と不気味な気持ちです。

 家に戻ってきて、水をたくさん飲んで、ヨーグルトなどを食べて、倒れ込むようにベッドに横たわるとしばらく眠ってしまいましたが、目が覚めると元にもどりました。

 健康のために、できるだけ歩こうとか泳ごうとか思っていると、たちまち、逆に体調を崩すという、もう痛い以外のなにものでもない状態に自分の体調にすっかり自信をなくしている最近の私であります。


体調不良


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