ついこの間、シャンゼリゼのあたりに行った時、オリンピックのフラグなどは、そのままだし、オフィシャルグッズショップなども、まだ相変わらず、盛況で、まだパラリンピックもあるからなんだろうな・・とぼんやりと思っていました。
そして、凱旋門の脇あたりが工事中で、なにやら、ステージのようなものを作っている模様で、あらら・・パリ祭も終わったし、オリンピックも終わったし、パリ祭もとっくに終わっているし、こんなところにステージを作って何をやるんだろう?と思っていました。
帰ってきて、調べてみたら、どうやらパラリンピックの開会式はコンコルド広場が会場となり、選手たちは、シャンゼリゼをパレードするんだそうです。
開会式会場がコンコルド広場で、パレードがシャンゼリゼとなれば、まさにパリ祭の時のような感じが予想され、選手たちは、シャンゼリゼをおりてきて、コンコルド広場に集結する感じになると思われます。
この間、シャンゼリゼからコンコルド広場の方を眺めたら、その向こうにあるチュイルリー公園のオリンピック聖火のために設置された気球がまだ、そのままになっていて、あれ?あの気球は、このまま記念碑のようにずっと据え置きになるのかな?などと思っていましたが、どうやらパラリンピックのためのようです。
でも、シャンゼリゼからも見える光り輝く気球は美しく、またチュイルリー公園の方から見ても気球の向こうにシャンゼリゼ、凱旋門が見える景色はなかなか幻想的で美しいので、このままずっと残したら、パリの名所のひとつになるのでは?とも思います。
夏のパラリンピックをパリで行うのは初めてのことだそうで、このパラリンピックの開会式にもまた、付加価値をアピールしている感があり、シャンゼリゼ通りとチュイルリー公園の間にあり、国会議事堂やグラン パレのすぐ近くにあるパリ最大の広場であるコンコルド広場、フランスの歴史において重要な場所を選び、歴史的、文化的な意味付けを持たせています。
また、スタジアムの中ではなく、もっと開かれたオープンスペースを選んでいるというところを強調しています。そういえば、早々に取り付けられていた五輪のマークはエッフェル塔、パラリンピックのマークは凱旋門に取り付けられていたのは、こういうことだったんだと今さらのように思います。
パラリンピックは8月28日から9月8日まで、開会式は28日の20時から23時までというまたまた長時間です。
そもそも、オリンピックの開会式をこの場所にしても良かったのではないか?と思わないでもありませんが、また、どんな開会式を見せてくれるのか楽しみです。
この開会式のチケット・・いくらくらいなのかな?と思ったら、なんと450ユーロから700ユーロ(約7万3千円から11万5千円程度)ということで、なかなかなお値段のようです。
パラリンピック開会式
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