フランス政府は20日、英国での新型コロナウイルス変異種による感染急拡大を受け、21日午前0時から48時間、英国からの入国を全て停止すると決定しました。ドイツ、イタリア、オランダ、ベルギー、オーストリアなども同様の措置を取ることを発表しています。 今後、欧州連合(EU)で共通の対応を検討していくことになっています。 イギリスは、日曜日から、ロンドン、イギリス南東部をロックダウンしていますが、このロックダウンは、国内だけでなく、結果として、他のヨーロッパ諸国からのロックダウン状態に発展しています。 このイギリスからの入国制限は、旅客、貨物双方、また、陸上、航空、海上、鉄道にわたり、...
2020年12月22日火曜日
2020年12月20日日曜日
ヨーロッパを再び襲い始めたコロナウィルス感染 イギリス再ロックダウンの波紋

昨日、イギリスのボリス・ジョンソン首相がコロナウィルス感染が急激に悪化していることから、ロンドン、イギリス南東部を再ロックダウンすることを発表しました。 クリスマスを目前に控えたこの発表にジョンソン首相は、厳しい面持ちで、「クリスマスを前にして、過酷な現実だが、国民を守るためには、他に選択の余地はない」と語りました。 これにより、イギリスのこれらの地域への往復の旅行は禁止、生活必需以外の事業は閉鎖され、クリスマスを含め、他の世帯との接触は禁止、他の地域では、12月25日にのみ許可されます。 このロックダウン宣言までは、23日から27日の間は、3世帯までは、集うことを許可していただけに、寸前...
2020年12月19日土曜日
ノエルのバカンスに突入したフランス 夜間外出禁止が裏目に出ている

いよいよノエルへのカウントダウンが始まり、学校もノエルのバカンスに入りました。ずっと続いてきた土曜日のデモもバカンス突入と同時にお休みに入るようで、久しぶりに土曜日のデモの予定が出ていません。こんなところは、フランス人のちゃっかりしたところです。 デモと言えども、バカンス中はお休みなのです。 今週末からノエルにかけてSNCF(フランス国鉄)は75万人の乗客が、空港では1日5万人の利用客が見込まれています。高速道路は200㎞の渋滞です。 昨年のノエルの期間のSNCFの利用客は、85万人だったそうで、それ...
2020年12月18日金曜日
2020年12月17日木曜日
パリから車も人も消えていく パリ絶対伝説の崩壊!?

ロックダウンが解除された代わりに、フランスに戻ってきた夜間外出禁止令。夜20時から朝6時までは、外出禁止になりました。取り締まりもあり、罰金(135ユーロ)付きということもあって、今のところ、夜になると街はシンと静まりかえっています。 ノエルを控えているということもあるのか、予想以上に皆、この夜間外出禁止の規則を守っているようです。(といっても、まだ2〜3日しか経っていませんが・・) むしろ、外出証明書さえあれば、外出できたロックダウン中の方が夜も人がいたような気がするのは、皮肉なことです。 いつもなら、ノエル前の人出は、相当なものですが、静まりかえって、車さえ、まばらな、イル...
2020年12月16日水曜日
ロックダウン解除初日のフランス バカンス前の二日間は学校を休んでもいい

フランスは、ロックダウン解除の第2段階に入りました。今朝、買い物に出かけようとして、思わず、携帯を手に取り、外出証明書をダウンロードしかけて、「ああ〜今日から、いらないんだった・・」と出かける時も何か忘れものをしているような、心許ない気分になりました。 習慣というものは、恐ろしいものです。まあ、楽な方にはすぐに慣れますが・・。 外出が自由になった代わりに、夜の外出禁止(夜20時までに家に帰らなければなりません)が義務付けられるようになりました。個人的には、夜は出歩かないので、関係ないのですが、20時以降も営業していた店舗にとっては、痛...
2020年12月15日火曜日
フランス税務当局、カルロス・ゴーンに追徴課税金と財産差し押さえ
思い起こせば、2020年の年明けは、カルロス・ゴーンの日本からの逃亡劇から始まりました。シャンゼリゼのカウントダウンの様子をテレビで見ていた時に、カルロス・ゴーン逃亡のニュースが流れ始めたのです。 それからしばらくして、年明け早々、カルロス・ゴーンがレバノンに世界中の記者を集めて、会見を開き、彼自身の行動の弁明と正当性を訴えました。 しかし、間もなくして、世界は、コロナ禍に飲み込まれ、カルロス・ゴーンどころではなくなりました。 日産とルノーにまたがる彼の事件は、日本とフランスの両国での追跡で、両国の対応の仕方を見比べられる意味でも、興味深い事件でもありました。 カルロス・ゴー...
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