2020年8月15日土曜日

モーリシャス沖合での日本貨物船座礁事故にだんまりを決める日本政府

         ここ一週間ほど、フランスでは、インド洋に浮かぶ美しいモーリシャスの沖合が、商船三井が運行する日本の貨物船の挫傷により、重油が流出した事故について、ほぼトップニュースで毎日のように伝えています。 「WAKASHIO JAPON(ワカシオ・ジャポン)」という言葉が聞こえない日はないほどです。フランスのニュースによると、3800トンの重油と200トンのディーゼルを積んだわかしおは、7月25日にモーリシャスの南東にあるポワントデズニーの海域に座礁し、約800トンの重油が流出し、サンゴ礁、マングローブに覆われるターコイズブルーの海域が真っ黒に汚染され、住民が油膜と戦っている映像が流さ...

2020年8月14日金曜日

パリで日本食を作るためにする買い物 タン・フレール(アジア食材店)のおススメ商品

   我が家の食卓は、6割がた和食で、日本人が普通に日本で食べている洋食や中華を含めたものを日本食とするならば、さらにその割合は上がります。何しろ、家族揃って食べることが大好きなので、食べるためには、必死です。 ですから、日本へ一時帰国した際には、帰りの荷物の99%は、食料品なのですが、日本から持ってこれるものは、お米や出汁の類や乾物類等、限られているので、当然、パリで調達できるものは、パリで調達することになります。 普段、近所のカーフールなどで買える食品は、肉や野菜や乳製品など、日常の必需品ではあるものの、それだけでは、我が家の食卓を満たすことはできません。以前は、職場の近くに日本食料品店がいくつかあり、チケット・レストラン(Ticket...

2020年8月13日木曜日

今どきあり得る? 突然の停電

 我が家のアパートは、オール電化というと聞こえはいいですが、全てのものが電気に依存して動いています。とはいっても、ガスがないというだけで、キッチン、冷蔵庫、電話、インターネット、お風呂、シャワーなどの全て、電気が落ちると完全にストップしてしまいます。  先日、祝日の日のお昼頃、突然、テレビが消えて、あれ?とうとう本格的に壊れたかな?(テレビが・・)と思いながら、呑気にそのまま、お料理をしていました。しかし、作っていた卵焼きがなかなか焼けず、おや?と思って、オーブンを魚の入ったオーブンを覗いてみると、オーブン途中でストップしており、ガスのように突如、火が消えるというのではないので、...

2020年8月12日水曜日

連日の猛暑のパリで・・なりふり構わず不審者のような武装で歩く

  先週末から続いているフランスの猛暑。これで5日間くらい、36℃、37℃、38℃と、体温と同じか、それ以上の気温が続いています。湿度がないので、例年は、暑くなっても日が落ちて夜中になれば涼しくなり、朝になると、前日の暑さが嘘のように涼しくなっているものなのですが、今年は、前日から積み重なった温度が蓄積されて、夜になっても気温が下がらず、朝のうちに部屋の空気の入れ換えをしようにも、早朝、起きた時点で、すでにむっとした温度、それでも、空気の入れ替えのつもりで、開けたままになっていた窓を慌てて閉めて、シャッターも下ろすのです。 去年のパリは、42℃という驚異的な猛暑を記録し、私には、その暑さをエアコンなしに(フランスの一般家庭には、エアコンがない家庭が多く、我が家にもエアコンはないのです)乗り切ったので、40℃を超えなければ、大丈夫・・という妙な自信のようなものが自分の中にあったのです。 ところが、今年は、今のところ、40℃は超えないものの、去年よりも辛いのです。それは、35℃以上の日がだらだらと続いているため、前日の暑さが引かないうちに朝を迎えて、日に日に朝の早い時間から気温が上昇するからです。 家の中は、もうすでに棚の中まで、まるで保温箱のように温まっており、水道から出てくる水まで生ぬるく、たとえ、早い時間からシャッターを閉めたとしても、前日の生ぬるい空気が家の中には充満したままなので、どれだけシャッターを閉めたり、遮光対策をとっても日に日に暑さが厳しくなるのです。 それでも、外に出るよりは、ましと、濡れたタオルを肩からかけたり、頭にかぶったりしながら、扇風機を回して、冷たい飲み物でも飲んでいれば、なんとか凌げるのですが、なんと、こんな時に限って外出する用事ができてしまったのです。 ここのところ、ロックダウン中に始めた家の中の不用品処分のために、フランス版メルカリのようなものをやっており、なかなか良い調子で処分できていたのですが、さすがにバカンスシーズンに入って、そんなサイトを見ている人もいないのか、出品している商品が、さっぱり売れなくなっていました。 しかし、バカンスにも行かず、暑さとウィルスから身を隠すように暮らしていた私は、毎日、少しずつ、不用品を出品し続けて、周りの人たちがバカンスから帰ってきて、再び、サイトを見て買い物をしてくれる日に備えていました。 それが、なんと、よりにもよって、このクソ暑い日に売れてしまったのです。しかも、使わないまま放ってあった娘のクレヨンなどの文房具類・締めて10ユーロが・・。10ユーロのための外出・・思わず絶句しました。 この商品の受け渡しは、商品を梱包して、ステッカーをダウンロードして貼り付け、配送される受け渡し代理店にまで持っていくのですが、コロナ渦で近所の代理店が閉店となり、徒歩で往復30分ほどの代理店まで持っていかなければならなくなってしまったのです。 気候の良い時なら、30分くらいは、気分転換の良いお散歩になるのですが、この炎天下、売れてしまったものを暑いから送れないというわけにもいかずに決死の覚悟で出かけたのでした。 もうこうなったら、なりふり構ってなどいられません。帽子の中に保冷剤を仕込み、タンクトップを着て、パレオを水で濡らして肩からはおり、冷凍してあったお茶の入ったペットボトルを握りしめて、ポケットには、保冷剤を入れて、サングラスをして、マスクをして、日傘がないので、色の薄い傘をさして、不審人物そのもののような格好をして出かけたのです。 しかし、そこは、パリの良いところ・・この、世にもおかしな武装でも、不審そうに私を眺める人は、誰もおらずに無事に用事を済ませてきたのです。パリというと優雅に暮らしている感じを想像される方もおられると思いますが、私の場合、優雅とは、遥かに、かけ離れた姿です。 今日、学んだのは、帽子の中の保冷剤は、かなり効果的であることと、濡らしたパレオも快適で、日傘というものは、原始的な暑さ対策でありながら、自分の歩くところすべてが日陰となる、大変ありがたいものだということでした。 それでも、ハーハーしながら家に戻り、水のシャワーを浴びて、一息つくと、なんと夕方には、激しい雷とともに雨が降って、36℃から23℃に気温が下がりました。しかし、雨は、すぐに止み、明日は、また35℃まで上がる予報になっています。 しかし、10ユーロのクレヨンのために、この猛暑の中、必死に出かけるハメになった自分を微妙な気持ちで振り返りながら、相手の人に、「荷物、送りました」というメッセージを送ったら、「Super,...

2020年8月11日火曜日

子供のために使うお金 フランスのコロニー(子供の合宿・サマーキャンプ)

 フランスは、今は、バカンス真っ盛りですが、とにかく学校のバカンスが多くて、特に夏は、2ヶ月間、ほとんど、まるまるお休みなので、その期間を子供にどう過ごさせるかというのは、大問題でした。 娘が小さい頃(小学校低学年の頃)は、7月の最初の週にフランスの学校がお休みになると同時に日本へ一緒に行って、日本の小学校が夏休みに入るまでの少しの間、日本の実家の近所の区立の小学校に一時編入をさせてもらっていました。 いくら、フランスの会社がバカンスを取れるとは言っても、せいぜい一ヶ月、子供の学校のお休みは夏に2ヶ月間、ハロウィンの頃に2週間、ノエル(クリスマスから年末にかけて2週間)、冬休み2週間、イースターに2週間と、とても子供のお休みに合わせて、全て休んでいるわけにはいきません。 そんな子供のためにバカンス中に子供のレクリエーションをさせながら、子供を預かってくれる...

2020年8月10日月曜日

ついにパリも、屋外でもマスクが義務化

                 とうとう、8月10日の午前8時から、パリ、イル・ド・フランス地域でのマスク着用が屋外でも、義務化されることになりました。この規制に関しては、私は、何の驚きもありませんが、私が驚いたのは、その規制が全ての通り(道路)ではないことです。 今、まさに、この猛暑の中の屋外でのマスクは拷問に近いものがありますが、ここ数日、毎日、2000人以上の新規感染者を出している国では、致し方ないと思うのです。というより、言われなくとも、この感染状態を目にしていれば、マスクをせずに出かけるのは、怖いくらいだと思うのですが・・。 しかし、恐れを知らないフランス人は、(いや、知っているはず・・だって、あんなに大勢の人が亡くなって、病院には、人が溢れ、病院の廊下にさえ、患者を収容できずに、救急車の中で、患者の収容先に立ち往生して、病院の外には、テントまで張って、それでも間に合わなかった患者は、軍用機で地方やドイツやルクセンブルグなどに運ばれていたのは、ほんの3ヶ月前のことなのです。)きっぱり、「義務化」「従わなかければ、罰金」としなければ、マスク着用は、どうにも浸透しないのです。 あれからロックダウンの効果で一時、感染状況は、改善しましたが、今は、ロックダウン解除時の5月から比べると、感染状況は、悪化の一途を辿っているのです。 フランス政府は、フランス人がどういう人たちなのか?...

2020年8月9日日曜日

PICARD(ピカール) のお世話になってます・私のピカールのおススメ商品

picard のお店には、その場で温めて食べることができるイートインコーナーも  数日前に、日本で「冷凍餃子は手抜き?」とかいう話題がツイッターで流れていて、何やら盛り上がっていた模様。冷凍餃子が手抜きかどうかで注目を集めるということは、日本では、冷凍食品が手抜きだと思っている一定の人たちがいるということなんだ・・と、改めて思いました。 手頃な値段で美味しい冷凍餃子があれば、私も是非、お世話になりたいところですが、(パリでも味の素などの冷凍餃子が売っていますが、どこでも買えるわけでもなく、また、安くもない・・)残念ながら、頻繁にお世話にはなることはできません。 フランスで冷凍食品と...