2024年11月13日水曜日

クロノポストからの詐欺メール

  


 先日、クロノポストから、「荷物の配達のために確認作業が必用です」という内容のメールが送られてきて、一瞬、「えっ?誰か何か?送ってくれたの?」と一瞬、ニッコリしたものの、いやいや・・誰か何か送ってくれたら、必ず先に、「送ったよ~~!」と連絡くれるはず・・。

 そして、落ち着いて、その画面を見直すと、クロノポストのマークがついていて、クロノポストの配達車の写真が載っていたりするものの、添付されている書類?など、なにかと、画面には、「ここをクリックしてください!(確認されない荷物は配達できません・・)」とか、荷物ナンバーとして、14ケタの数字が並んでいて、その横に「追跡」となっていて、やたらとクリックを促すようになっています。

 これは、もしかしたら、ヤバいやつなのかも・・?と思って、そのメールのリンクをそのままコピーしてググってみたら、なんと・・というか、やっぱり詐欺・・「Arnaque」と出てきました。

 危ういところで、「セーフ!」となったわけですが、これはよくある、パスワード、個人データ、銀行口座情報、オンライン アカウントへのアクセスを狙った上、さらに進めば金銭の支払いを要求される詐欺です。

 これを見分けるには、そのリンクをそのままコピーしてGoogleなどで検索するのが簡単で、かなりの確率でその前にメールを同じ類のメールを受け取った人が発したアラートにひっかるので、すぐに「詐欺(Arnaque)」と出てきます。

 考えてみれば、これからノエル、年末年始にかけて、一番、プレゼントの小包が行き交うこの時期には、このような詐欺が増えるかもしれません。

 そうでなくとも、これまで、特にクロノポストでの荷物がこちらから送ったものにしても、受け取るはずであったものが、どれだけ届かなかったことか! この時期の配送は、そうでなくとも避けるのが賢明です。

 それが今では、実際にはありもしない荷物を装った詐欺メールまでくるようになり、全く、閉口してしまいます。

 もっとも、母が存命中は、しょっちゅう送ってくれた荷物も母が他界してからは、叔母がしばらく送ってくれていたりしたものの、最近は、送る際にも受け取る際にも配送料とは別に税金を取られるようになったため、この税金を語る詐欺まであるそうで、どちらにしても、荷物は紛失・盗難に遭う可能性のうえに、この税金がバカにならない金額で、だったら、日本に行ったときに買ってくるからいい・・ということになり、まったく国際便の荷物の配送からは縁がなくなりました。

 もうあらゆる段階で気を揉むのに疲れました。

 とはいえ、こんなメールが届いてみれば、「えっ?小包?」と一瞬、嬉しくなって、危うく詐欺にひっかかるところだったので、気をつけなければ・・と思います。

 今回はクロノポストを装ったメールでしたが、オンライン詐欺のトピックは定期的に変わりますが、多くの場合、操作は同じままです。つまり、虚偽の情報を受け取り、存在しない状況を修正するためにリンクをクリックするよう求められるという基本的なパターンは変わりません。

 ファストフードの特別割引料金オファーとか、スーパーマーケットで○○の商品があたりました!とか、そんなものもありました・・。

 とにかく、第三者の見知らぬメールにはクリックしない・・、怪しいと思ったら、リンクを検索・・これは、トラブルを避けるために心得ておくべきこどだと思います。


詐欺メール


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