すでに夏の始まりから、「秋には必ず第8波がやってくる!」と言われていましたが、その予想どおりに、フランスではコロナウィルス第8波が訪れています。ただ、現在のところ、そこまで、急激な増加にはなっておらず、波は波でも比較的、緩やかな波です。
ここのところ、気のせいかもしれませんが、一時よりは、ほんの若干ではありますが、マスクをしている人が見られるようになったのは、それなりにマスクが以前より(パンデミック前よりという意味)は、マスクを受け入れる人や、ある程度の予防効果を認める人が生まれたのだなと思っています。
フランス国立衛生局は、今週から本格的にワクチンキャンペーンを開始するとしており、希望者は誰でもワクチン接種を受けることができますが、特に重症化リスクの高い人、また、これらの重症化リスクの高い人と同居している人が優先されるべきだとしています。
#Communiqué | #Covid19 La HAS intègre les vaccins bivalents adaptés aux variants d’Omicron validés récemment par l’@EMA_News dans la stratégie de vaccination pour l’automne.
— Haute Autorité de santé (@HAS_sante) September 20, 2022
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フランスでは、現段階で、60歳以上の3割強が2回のブースター接種を受けています(計4回ということ)が、今週からは、オミクロン対応の新しいワクチン接種が始まることもあり、すでに2回のブースターを受けた人でも、対象条件を満たせば、この秋に3回目のブースターを受けることが奨励されています。
対象条件に該当する項目には、60歳以上、高齢者施設、長期介護施設の居住者、免疫不全、既往症があり重症化リスクの高い成人、妊婦、介護者、医療・福祉分野従事者などが挙げられており、最後のワクチン接種から3ヶ月以上が経過していること(80歳以上、高齢者施設居住者、免疫不全者)または、6ヶ月以上(前述以外の場合)が経過していることとしています。
オミクロンに対応した新ワクチンは、ファイザー社のものとモデルナ社のものを選ぶことができますが、ファイザーは2種類のワクチンを販売しており、一つは、原種に加え、オミクロンBA.4、BA.5の変種をターゲットにしたもので、もう一つは、さらにBA.1亜系をターゲットにしています。2種類があるので、ワクチン接種の際は確認をして、どちらのワクチンを接種したのか、記録は残されると思いますが、確認しておいた方がよいかもしれません。
モデルナ社のものは、オミクロンBA.1亜系をターゲットにした二価ワクチン1種類ですが、ただし、フランス国立衛生局は、30歳未満の人には、心臓への問題を避けるために、ファイザー社のワクチンの使用を推奨しています。
また、国立衛生局は、18日から、インフルエンザの予防接種も開始されるので、これら2つの疾病は、いずれも重なった人口に対してリスクが高くなるため、両方を接種すること、また同時接種も可能であると発表しています。
先日、我が家では、日本で娘がコロナに感染し、私も風邪?をひいて体調を崩したばかり・・他人事ではありません。
私自身は、2回目のブースター接種を受けたのは、今年の7月だったので、3回目のブースター接種をするなら、来年の1月以降ということになりますが、その前にインフルエンザのワクチン接種を今年もしておこうかと思っています。
すでに国民健康保険から、インフルエンザのワクチンを受けてくださいという通知は来ているので、今月末にでも受けてこようと思っています。
フランスのワクチンキャンペーン 3回目のブースター接種
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