2020年8月7日金曜日

マクロン大統領のレバノン訪問 

 フランスのマクロン大統領は、レバノンのベイルートの湾岸倉庫で起こった爆発事故(現在のところ事故と見られている)から48時間も経たない混乱状態のレバノンを訪問しました。 衝撃的な爆発事故による国民のショックは、すでに、潜在的に彼らの中にあった腐敗しているレバノン政府に向けての怒りに変わっていました。爆発の被害に遭い、崩壊した街を歩くマクロンの元には、このご時世には、考えられない群衆が押し寄せていました。 映像を見ると、マクロン大統領は、レバノンの大統領だった??と思うほどに、群衆は、英語やフランス語で、自国の政治の腐敗をマクロンに訴え、叫び、これが、なぜ、自国の大統領ではなく、マクロン大統領...

2020年8月6日木曜日

100年に一度くらいのことが立て続けに起こる年 レバノンでの湾岸倉庫爆発事件

        一昨日に突然起こったレバノン・ベイルートでの湾岸地区で発生した爆発事故の映像は、とても衝撃的で、フランスでは、コロナウィルスをすっ飛ばしての大ニュースになっています。 現地に住むフランス人の証言によると、激しい爆発音とともに空に立ち昇った炎と雲煙は、広島の原爆の映像のようだったと語っています。最初にこのニュースを聞いた時には、よもやこんな時にテロ???と思いましたが、どうやら、これは、安全対策が取られずに湾岸地区に保管されていた硝酸アンモニウムが爆発の原因と見られています。 昨日の夜の段階では、死者50名と発表されていましたが、それが7...

2020年8月5日水曜日

世界中で9月の学校再開が決められない 

 国連は、コロナウィルスの感染拡大により、現在、世界のおよそ100ヶ国で学校を再開する時期を決められずにいる史上最大の教育システムの混乱が起こっており、各国に対して感染の封じ込めに全力を挙げるとともに、教育予算を増やして早期の再開を目指すことを呼びかけています。  このおよそ100ヶ国の中にフランスは、入っているのだろうか?と、私はふと思います。確か、フランスは、5月11日にロックダウンを解除した段階では、9月には学校は、再開する予定、もしできなかった時のリモート授業のシステムを継続的にレベルアップしていくと発表していました。 フランスでは、3月から2ヶ月間にわたるロックダウン中も学校は閉鎖されていましたが、リモートで授業はずっと継続されていました。しかし、ネット環境の問題や学習意欲の持続や家庭での学習サポート有無などから、脱落してしまった生徒もおり、ますますの格差が生まれてしまった事が問題となっていました。 5月にロックダウンが解除になって、少しずつ学校は、再開したものの、感染の危険を考える親は、子供を学校へは行かせず、そのまま夏のバカンスに突入してしまった子供も少なくありません。 今から考えると、現在の新規感染者数は、ロックダウンが解除になった直後よりもずっと多く、感染はずっと広がっている状況です。しかしながら、フランスは、例年どおりとまでは行かないまでも、多くの人がバカンスに出ており、バカンスへは行くけど、学校再開は認めない・・なんてことは、おかしなことだとは思いますが、絶対にそう言って、フランス人は騒ぎ出すと思うのです。 フランスでは、9月の新学期は新年度の始まりでもあり、一年で最も重要なスタートの時期です。もう9月の新学期のスタートまで一ヶ月を切りましたから、教育現場もそれなりにあらゆるケースを考えて、準備を始めていても良さそうなものなのですが、フランスの学校は、多分、何もしていません。フランスの学校はバカンスの時期(一年に何度もある)は、学校も先生も全く働かないのです。 たとえば、教師の研修などの機会があったとしても、それは、決してバカンス中には、行われないのです。こんなにたくさんバカンスがあるのに、なぜその期間に研修に行かないの?と思いますが、フランス人にとって、教師とて、バカンスの権利は、絶対なのです。 日本で感染が拡大しているのは、自粛と言いつつも、GO...

2020年8月4日火曜日

コロナウィルス対応 厳しい日本とゆるゆるなフランス

 久しぶりに日本のコロナウィルス関連のニュースを見たら、あまりにきっちりとしていて、びっくりしました。東京都の新規感染者は292人、沖縄県が64人、兵庫県では60人、なかでも兵庫県は、感染した県議会議員の氏名まで公表していました。これでは、まるで感染した議員さんが事件でも起こしたかの印象さえ受けてしまいます。 また、東京都では、アルコールを提供する飲食店の営業時間短縮やアルコール提供停止などの措置が取られるとの内容に、まるで、フランスとは、違う感染症の話を聞いているような気分でした。 フランスでは、屋内でのマスク着用が義務化されたのみで、ニースやビアリッツなど、現在観光客で賑わっている都市や感染拡大の著しいマイエンヌなど、都市によっては、屋外でもマスクが義務化されているものの、パリなど、義務化されているにも関わらず、屋内でさえもマスクをしていない人がいるほど・・しかも、マスクはしていても、口だけ塞いで、鼻を出している人がどれだけ多いことか・・。 今は、バカンス中で、パリも人が減っているので、敢えてパリ市はマスクの屋外での義務化に踏み切らないのかとも思えないこともありませんが、いくら人が減ってもパリはパリ、圧倒的に人口は多いのです。  フランスでは、テレビの報道などでも、未だにマスクの義務化は、必要なのか?...

2020年8月3日月曜日

コロナウィルスで日本が遠くなった

 正直、ここ数年は、日本に行くのは、少々、億劫になっていました。何より、両親ともにもう他界してしまったことが大きいのですが、長時間のフライトもキツいし、時差ボケも年々酷くなってきました。そして、残された家のこと、普段、あまり合わない人に目白押しに会うために、どうしてもスケジュールがキツキツになってしまうこと、限られた時間の中でフランスに戻るまでにやらなければならないこと、それぞれの人のために用意するお土産のこと・・などなど、年々、腰が重くなってきてしまっていたのです。 とはいえ、一年に一度くらいは、だいたい行っているのですが・・。 実際に行ってしまえば、美味しいものもたくさんあって、友人や親...

2020年8月2日日曜日

からっぽになるパリ パリから救急車のサイレンの音が消えた

 そういえば、ここ数日、救急車のサイレンの音が聞こえなくなった・・と思ったら、パリは、みんなバカンスに出かけているのでした。人がいなければ、病人も出ないし、事故も起こらないので、救急車やパトカーが出動することもないのです。 逆に静かになった今になって、あれだけサイレンが一日中聞こえていた状況がいかに異常だったかを改めて感じさせられています。 毎週土曜日に行われていたデモも、今は、バカンスのために休止中。静かで平和なパリです。あんなに凄い勢いで、人種差別問題や年金問題、病院の問題を叫んでいたのに、バカンスになるとピッタリ止まるところが、いかにもフランスです。 実に、今年は、3月以来、家の中から...

2020年8月1日土曜日

本格的なバカンスに突入するとともに40℃の猛暑のフランス

 7月に入ってバカンスシーズンを迎えたフランスも本格的なバカンスは8月。マクロン大統領でさえも、3週間のバカンスを取り、フランス南東部にあるブレガンソン城(バール県)(大統領用別荘)に、ブリジット夫人とともに滞在しています。 本格的なバカンス突入するこの週末、バカンスに出かける人の車の渋滞とともに、フランスは、気温も一気に上昇し、40℃超えという予報に、エアコンのない我が家は、万全の態勢で臨みました。何と言っても、今年は、コロナウィルスが蔓延している中、外へ出るのもマスク。気温40℃でのマスクは、ちょっと拷問に近いものがあります。  当然、外出しなくてもいいように前日に外出の用事は済ませ、朝、早起きして、一日分の料理を済ませ、朝の比較的涼しいうちに家の中の空気を入れ換えて、天気と気温を見ながら、午前10時半頃に、家中の窓を閉め、シャッターのある窓は、少しの光を残して全てシャッターを下ろし、シャッターのない窓には、使っていないテーブルの台でバリケード。ベランダの野菜には、早朝と窓を閉める直前に大量の水を撒き、昼の段階では、家の中は薄暗い状態にしました。 首には、濡らしたタオルを巻きつけ、お風呂には、水をはり、冷凍庫には、ペットボトルを凍らせて、氷も大量にストックし、アイスキャンディーやスイカなども準備しました。 なにせ、昨年は、パリでさえ42℃という記録的な猛暑ですっかり、暑さ対策にも磨きがかかりました。(こんな技術は、あまり他では役立ちませんが、フランスで生き抜くには今や必要な対策です) おかげで、当日の暑さは、思っていたよりもこたえずに、夕方になった頃には、「あれ?今日は、あんまり暑くならなかったね・・」と思ったほどでしたが、後から、気温をチェックすると、しっかり暑かったようです。育てている野菜に水をやるために置いてあったペットボトルの水は、お湯になっていました。 ところが、フランス人は、さすがのバカンス中でもあり、全般的に、40℃に迫る暑さでさえも、太陽の光を享受し、楽しまなくちゃ損と思う人が多く、負けじと飲み物や簡単な食べ物を用意してピクニック・・なんていう人も少なくありません。この猛暑でさえも楽しもうという根性は、凄いです。とことん人生を楽しみたいエネルギーに溢れています。 しかし、今年は、何と言ってもただの猛暑ではなく、コロナ渦の中の猛暑。屋内でのマスクは義務化されていますが、外でのマスクは推奨されているものの、さすがにこの暑さでは、マスクをしている人は、さらに少なく、だからといって、屋内の冷房の効いているところでは、食肉工場でのクラスターがいくつも発生していることを考えると、冷房で気温が下がっている屋内は、やはりさらに危険と考えざるを得ず、私としては、なるべく避けたいところなのです。 この日の気温は、GEUGNON(グーニョン・フランス・ソーヌ・エ・ロワーヌ県)で、41.5℃を記録した他、数カ所で40℃以上、パリでは...