2026年6月30日火曜日

鬼のような暑さがひいた・・

  


 延々に続くのではないかと思えた、あの鬼のような暑さがあっさりひきました。

 特に厳しかった最後の1週間は、もうまともな日常生活が送れないほどになっていましたが、週明け、月曜日の朝は、肌寒いほど、すっきりした気温になっていました。今朝の気温は17℃でした。

 だんだんと涼しくなっていく・・というのがなくて、この突然に何ごともなかったようにすっきり涼しくなるのもパリなのです。

 早朝、目覚めて、なんだか少し肌寒いな・・と思って、ベッドの中でタオルケットを手繰り寄せ、涼しさを確かめるように、再び眠りにつくとき、「これこれ!パリの夏はこれなのよ!」と思いながら、久しぶりにぐっすり休めた気がしました。

 朝、肌寒く感じることに、こんな喜びがあるとは、自分でもとても新鮮で、なんだか、その後、出かけて、「うん!やっぱり涼しい!」とにんまりしてしまったほどでした。

 そうなのです。夏にすごく暑くなることがあっても、それは、せいぜい1週間ほどのことで、そのあとは、なにごともなかったようにスッキリとした気候になるのが、パリなのです。

 もともと、湿度が低いので、じめじめと暑さが長引くことがなく、突如、あっさり涼しくなるのです。この変わり目はなかなか鮮やかです。

 これが、多くの人々が「やっぱりエアコンはいらない」と家にエアコンを設置しない理由でもあり、まさに、私自身も今朝、同じことを思っていたのです。

 しかし、その1週間の暑さが、いつしか度を超えたものになり、また、その1週間が1度では終わらず、5月、6月からはじまり、頻繁なものになってきていることが問題なのです。

 先週の猛暑には、さすがの私も「エアコンほしいかも?」と頭をかすめることがあったのですが、そうなったときには、既に猛暑の中、エアコンを買いに行くということすら、もうムリで、日々、家の中での自分での暑さ対策の技を更新していくのです。

 今回は、最後には大小のペットボトルに水を入れて凍らせて、凍ったペットボトルにタオルを巻いて、夜、寝る際にはそのペットボトルを身体の脇にはべらせて、時には抱えながら寝るという新しい技を見つけました。

 そして、どうにか鬼のような暑さの1週間があっさり終わり、まさに夢のような涼しい夏の気候が戻ってきたときには、エアコンを連想させるようなものはまるでなくなるのです。

 日本だったら、エアコンも除湿だけでも・・とかいって利用する人も少なくない気がするのですが、パリではそれがあまり必要ありません。

 しかし、今朝、あっさり涼しくなった空気にこのうえない幸せを感じながら、「ほんと、以前のパリの夏はこんなだったんだけどな~」と思っていました。

 せいぜい一週間程度の夏の厳しい暑さも、せいぜい30℃台後半までで、40℃を超えるなんてことはありませんでした。

 今、明らかに気候変動が起こっていることはたしかに実感しているところで、エアコンなしにはとても苦しいのですが、エアコンが増えれば、室外機から噴き出る熱風でますます暑くなり、環境には悪循環なことも理解しています。

 今はあまりにあっさりと涼しくなったので、またエアコン欲しい熱が気温とともに、おさまっていますが、この夏、この猛暑がこれでおさまるはずはありません。(と思っていたら、もしかしたら、週末にはまた熱波がやってくるというニュースが・・)

 なにより、急激にあっさり涼しくなってくれるのは、大変、ありがたいのですが、この温度差、今回、42℃まで上昇したパリの気温が今は朝16℃~17℃、日中でもせいぜい30℃いくかいかないかくらいです。

 この気温の変化は身体に応えます。

 どんなに気温があがったとしても、せいぜい、自分の体温以下だったら、まだなんとか耐えられる気もするのですが、自分の体温以上というのは、人間の住む場所じゃない気がしているのです。

 しかし、この一週間で私はどれだけのアイスクリームを食べただろうか?と思うとちょっと怖いです・・。


猛暑の終わり 


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