我が家の食卓は、6割がた和食で、日本人が普通に日本で食べている洋食や中華を含めたものを日本食とするならば、さらにその割合は上がります。何しろ、家族揃って食べることが大好きなので、食べるためには、必死です。
ですから、日本へ一時帰国した際には、帰りの荷物の99%は、食料品なのですが、日本から持ってこれるものは、お米や出汁の類や乾物類等、限られているので、当然、パリで調達できるものは、パリで調達することになります。
普段、近所のカーフールなどで買える食品は、肉や野菜や乳製品など、日常の必需品ではあるものの、それだけでは、我が家の食卓を満たすことはできません。以前は、職場の近くに日本食料品店がいくつかあり、チケット・レストラン(Ticket Restaurant=昼食補助のために多くのフランスの会社が社員に支給しているレストランで食事ができるチケット)で買い物ができたりしたので、休み時間に日本食材を買いに出かけたりしていたのですが、最近は、日本食料品店には、行かなくなりました。
最近は、もっぱら、パリには、何件もある中華をはじめとするアジア食料品店 Tang Frères(タン・フレール)で買い物をしています。日本食材店よりも安いうえに、中華や韓国、タイなどの食材も手に入り、カーフールでは扱っていない野菜等の種類も多い上に、肉や魚までも扱っていて、日本の食料品でなくとも、代用品のようなものでなんとかできる商品や方法を見つけているからです。
タンフレールで買えないのは、納豆くらいでしょうか? しかし、最近は、大豆を売っているので、大豆を買ってきて、納豆も自分で作ります。
しかし、近所ではないので、せいぜい2〜3ヶ月に一度くらいしか、行きませんが、一度行くと、まとめ買いをしてくるので、それくらいで何とかなっています。
タンフレールで買うものは、インスタントラーメン、春雨、豆腐、油揚げ、ワンタンの皮、醤油、ごま油、お酢、オイスターソースやブラックビーンソース、豆板醤、ラー油、パン粉、片栗粉、大根、白菜、キャベツ、タケノコや、らっきょうやキムチの缶詰、そして、枝豆やそら豆、オクラ、里芋、ハスなどの冷凍野菜、冷凍の牡蠣やエビ、烏龍茶の葉などなど、ざっと思いつくだけでも大変な量になります。
カーフールでは、豚のひき肉を買えないため、タンフレールに行った時には、豚肉をひいてもらって、豚ひき肉をまとめて買って、少しずつ小分けにして冷凍してあります。
今日は、少し、私のタンフレールで買っているお気に入りの商品をご紹介します。
最近のヒット商品は、ラー油です。これには、唐辛子だけでなく、干しエビや黒豆なども入っていて、ちょっと食べるラー油のような感じですが、なかなか味わい深いです。この他に李錦記の商品は、ソースの種類も多く、エビチリや酢豚の素のようなものもあり、少々、味は濃いめ?ですが、なかなか重宝しています。
そして、カレーに付き物のらっきょうの缶詰め・冷やして食べるとカリカリの食感で、味は、日本のらっきょうに近いです。キムチは、そのままのものもありますが、缶詰めや瓶詰めだと日持ちするので便利です。
これは、中国のお漬物のようですが、刻んでごま油、唐辛子と白ゴマを加えて炒めると高菜炒めのようになります。おにぎりの具としても美味しいです。
また、これは、チャーシューソースですが、少し甘めなので、白ワインで少し薄めて使っています。チャーシュー用の肉だけでなく、スペアリブなどにつけて焼くのも美味しいです。
そして、フランスのスーパーでは買えない殻から外してある大ぶりの冷凍の牡蠣(韓国製)は、牡蠣フライやお鍋、酢牡蠣、バターソテー、グラタンなど色々使えて便利です。タンフレールで売っている冷凍のエビもプリプリでとても美味しいです。
この他にも、ご紹介したいものは、たくさんあるのですが、今日は、このくらいにしておきます。
先日は、ピカールのお世話になっています・・という記事を書きましたが、タン・フレールにも大変、お世話になっております。夏には、パリでは、あんまり買えないとうもろこしも買えます。
フランスは、コロナウィルスの第2波の感染と思われるような状況で、日々、厳しい制限が敷かれています。再び、ロックダウン・・なんてことにならないうちに、そして、バカンスに出ている人がパリに戻ってくる前に一度、タンフレールで買いだめしておこうと思っています。
忘れていました。この冷凍のあんまん(黒ごま)美味しいです。甘すぎず、黒ごまの香りが良いです。
<関連>「PICARD(ピカール) のお世話になってます・私のピカールのおススメ商品」
https://rikakaigaiseikatsu.blogspot.com/2020/08/picard.html