2020年3月7日土曜日

娘の帰省

 娘が一人暮らしを始めて、一年半が経ちました。学校が一週間以上のお休みに入るとパリに帰ってきます。それは、さながら、私が日本に帰国するときの様子のようで、とにかく、食べることに真剣で、一食も逃すことなく、食べることに重きを置いています。  日頃、自炊をしている彼女にとって、普段、自分で作ることができない料理をここぞとばかりに食べて行くのです。  私が日本に帰国する時と違うのは、彼女が出来るだけ、外食を避けていることで、フランス料理嫌いで、何よりも和食党の彼女にとっては、パリでは、いくらでも和食も、外で食べられるとはいい、彼女曰く、「たとえ、ラーメン一杯であっても、安くて12〜1...

2020年3月6日金曜日

新たに娘が見つけた居るだけでいいというフランスでのアルバイト

 依然として、失業率が高く、若年層においてさえも厳しいフランスの雇用情勢の中、若者の学生アルバイトとて、見つけるのは、容易ではありません。  これは、フランスの経済が低迷していることはもちろん、その雇用形態と、本来ならば、労働者を守るための法律に起因しています。  つまり、一度、雇ったら最後、解雇することも容易ではなく、若者を含めた新規の雇用が難しい状態になっているのです。  そんな中、いわゆる日本には、有り余るほどある学生アルバイトのような仕事でさえ、なかなか、若者にもその機会が巡って来ないのが現状なのです。  こういった状況の中、娘は、一人暮らしを始めて以来、彼女の現在...

2020年3月5日木曜日

理系の人間がまともな日常生活を送れない話 その2 娘が理系の道に進んで・・・

 以前、昔の私の職場にいた、ある意味、その道では、恐ろしく優秀な理系のトップの人たちが、なかなか、ユニークな人材の集まりでもあり、彼らが、ちょっと浮世離れした感じというレベルからも、かなり逸脱しており、往々にして、ごくごく普通の一般人の送る日常生活を普通に生きられないという話を書きました。  そして、そんな昔の職場の理系の博士たちを懐かしく思い出した時に、自分の娘が理系の道に進み出したとたんに、まさかまさかで、その兆候が見え隠れし始めて、ヤバいというところまで、書きました。  彼女は、小学校から高校まで、家の近所の私立の学校に通い、高校卒業後、プレパー(グランドエコールの準備学...

2020年3月4日水曜日

コロナウィルスにも屈しないフランス人のデモ・ストライキ

 私が日本から帰国した翌日、猫の世話を頼んでいたジャン・ピエールという元同僚のフランス人から電話がかかってきました。  「無事、予定どおり、帰れたんだね。日本は、どうだった? コロナウィルスで日本は、患者がたくさん出ているんでしょ! 」そう言って、彼は、ほとんど、一人で、フランスのテレビで報道されているであろうことをほとんど一人で滔々と話し続けていました。  日頃からおしゃべりで、話し出すと止まらない人ですが、それにしても、手をこまめに洗った方がいいとか、うがいをした方がいいとか、そばにいる彼の奥さんも加わって、説教じみたことを言い始めたので、内心、うんざりしながらも、彼の...

2020年3月3日火曜日

潤沢な日本食材を目の前にして思うこと 満ち足り過ぎると幸福に鈍感になる

 今は、日本から帰国したばかりで、山のような日本の食材を持ち帰り、ニコニコの生活を送っています。たくさん持ち帰ったとはいえ、この限られた食材を、少なくとも、向こう半年は、日本へは、行かないと思われる間に、少しずつ、少しでも無駄のないように、使っていくのですから、決して多すぎることはありません。  こちらで手に入る食材と掛け合わせながら、愛おしい気持ちで、この食材を大事に大事に使っていきます。  それは、日本に行った際にも同じようなことを感じるわけで、食事のたびに、今日は、何を食べよう?とか、買い物に行けば、新鮮な気持ちでワクワクします。一食一食を感動しながら頂き、幸せな気持ちに...

2020年3月2日月曜日

叔母の美徳

 私の両親は、すでに他界してしまいましたが、日本には、叔父、叔母や従姉妹たちがたくさんいます。日本に行けば、ありがたいことに、この日本にいる親戚の面々が本当に暖かく迎えて、支えてくれています。  特に、私にとっての叔母たちは、母のいなくなってしまった今、私がこれから、年齢を重ねていく上での、ある意味での指標となってくれます。  もしかしたら、母という近すぎる存在よりは、もう少し、客観的に眺めることができるかもしれません。  親に育ててもらい、教育を受けさせてもらい、就職して、結婚して、子供を持ち、子供も成人し、まだ学生ではありますが、一応、独立する目処がたった今、これからどの...

2020年3月1日日曜日

お留守番していた猫は、とても寂しかったらしい

 我が家には、もう今年で12歳になる猫が一匹います。名前は、ポニョと言います。  とても、気が強く、プライドの高い猫で、うちにお客様が来ても、気に入った人の場合は、顔を出して、そばをウロウロしたりするのですが、嫌いな人が来ると、容赦なくカ〜ッと威嚇します。  一度、ポニョが病気になり、入院させたことがあるのですが、入院当初は、グッタリしてしまっていたのですが、点滴をして、回復すると、ものすごい勢いで、お医者様にもカーッと威嚇をはじめ、2日目に面会に言った際には、「とっても、怒ってます。まあ、少し回復してきたし、連れて帰った方がいいでしょう。」と言われるほどで、違う状況に馴染...