2026年4月11日土曜日

飛行機の中という特別な時空間  

  


 私が利用する国際線の長距離フライトは、ほぼほぼパリ⇔羽田ばかりなのですが、このフライト、なんといっても現在は直行便でも14時間とかなり体力的にも厳しいうえに、その後の時差ボケを考えると年々、気が重くなるものであります。

 しかし、この長距離フライトの空間、時間は、独特なものでもあり、体力的なこととは別として、一面では、嫌いではない空間でもあります。

 それは、どこの国にもおらず(正確には空域というものがあるのでしょうが・・)どこの時間にも存在しない、なにがあろうと、この空間にはどんなことも及びようがなく、どうにも対処しようがない空間であり、ある意味、色々な雑事から解放された時空間であるということで、妙な解放感があります。

 要は、一時とはいえ、現実回避というか現実逃避できる時空間だということで、ある意味、ホッとできる時空間でもあり、それはそれで自覚して過ごすとなかなか楽しいものでもあります。

 そもそも、現実には、そこまで逃げたいことがあるわけでもないのですが、母が危篤という知らせが届いて、慌てて日本へのフライトに乗ったときなど、もうその知らせが入ったときから、飛行機に乗るまでは、もう心配で心配で、涙が止まらなかったのですが、飛行機に乗った途端に、異次元空間?に突入して、しばし、涙が止まっていたことがありました。

 何ごとも自覚して過ごすのとそうでないのは、違いがあります。

 これに関連していうと、どうにも辛い時差ボケに関してなのですが、どちらかといえば、日本に到着した時の方がキツく、酷いときには、日本に到着した当日、一睡もできずに、苦しい思いをしたことがあり、その後、一週間以上、辛い体調のまま過ごしたこともあります。


 今回は、娘が「これ飲むといいよ!」と錠剤をくれたのが「メラトニン」の錠剤。パリに来たときに買って帰って、帰国後しばらく飲んだけど、睡眠薬などとも違って、わりと自然に効くということで、それをもらって服用したところ、たしかに、比較的、ラクでした。

 少しまえにマクロン大統領が訪日していましたが、ああいう人たちって、着いたその日から、忙しいスケジュールをこなせていて、時差ボケなどしないんだろうか?ととても不思議に思います。

 大統領専用機ともなれば、それは、機内も快適に過ごせるようになっているのでしょうが、それにしても、時差だけは、どうにもならないはず、一体、どうして、あんなに元気でいられるのか?教えて欲しいくらいです。

 とりあえずは、しばらくは、日本には行けませんが、今度、行くときには娘が教えてくれたメラトニンの錠剤を買って、備えて行きたいと思っています。


長距離フライトの機内の時空間


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