検察庁によると、オルリー空港憲兵隊(GTA)はイージージェット機を標的とした迫撃砲攻撃があったと報告していました。検察庁が入手したパイロットの供述によると、午後5時40分頃の発射時、機体は滑走路付近で煙の柱を発見し、着陸進入を中止し、その後、旋回してから着陸しました。
調査によると、迫撃砲は滑走路付近で結婚式に出席していた人々によって発射されたもので航空機を標的とした意図はありませんでした。発砲現場付近の滑走路は念のため約50分間閉鎖されました。
検察当局は航空交通の遅延は報告されていないことを確認しています。現時点で逮捕者は出ていませんが、「航空機航行妨害」の容疑でオルリー空港運輸局(GTA Orly)に捜査が委託されています。
これはイタリア・ベネツィアからパリ・オルリー行の easy-Jet EJU 4874便が着陸準備中にパイロットが滑走路から小さな爆発が起こっている様子と煙が出ているのを発見し、再び上昇を余儀なくされたというもので、迫撃砲と報道されたこの攻撃?は、実は結婚式の行列の一団が打ち上げた花火(迫撃砲型の花火)であったことが判明。
軍事的な迫撃砲攻撃などではありませんでした。
とはいえ、この迫撃砲型花火は、大きな爆発音と強い煙を発生させるため、航空機からは危険な発射物に見えたと言われています。なにせ、このご時世、なにがあってもおかしくないのですから、パイロットが危険回避として、着陸を一時中止するのも当然のことです。
しかし、もしも私がその飛行機に乗っていたとしたら、着陸態勢に入っていた飛行機が突如、着陸を中止して上昇を始めたら、やっぱり怖かっただろうな・・と思うのです。
航空機は周辺空域を旋回し、別の滑走路に安全に着陸したということです。
航空機憲兵隊(GTA)のパトロール隊が現場を撮影していた目撃者からビデオを回収して状況を確認したところ、数人が乗った乗用車が近くで花火用の迫撃砲弾を空に向けて発射していたことがわかっています。
正確には約15台の車両(乗用車約10台と数台のATV)からなる結婚式の行列から、約10発の迫撃砲弾が発射されていました。
まったく人騒がせな結婚式の花火でしたが、これは法的処分の可能性もありえるということです。
第一に、実際に「航空機の運航妨害」となっており、空港周辺で危険物(花火を含む)を使用し、航空機の安全を脅かす行為であり、実際に一時的とはいえ、滑走路が閉鎖され、航空交通に影響が出ているため、法的処分の可能性は充分に考えられる話です。
また、公共空間での大型花火の使用は多くの場合は許可制であり、この花火は無許可であった可能性も高いということです。
イタリアからの便ならそんなに長距離ではないフライトですが、とはいえ、一度、離陸すれば、着陸するまでは、少なからず不安はあるもの。その証拠に無事、着陸すれば、どんなフライトでも毎回、一応、ホッとします。
一度は着陸態勢に入った飛行機が再び上昇した際、機内では一体、どんな説明がされていたのかはとても気になるところです。
オルリー空港 迫撃砲騒動
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