フォアグラと聞いてフランス料理を連想する人は多いのではないかと思います。世界三大珍味の一つとも言われるフォアグラは、フランス人が大好きな高級食品の一つでもあります。 特にこれからノエル・年末年始と、フォアグラのないスーパーマーケットはないだろうし、レストランなどでもフォアグラを使ったメニューが多く登場します。 そのフォアグラをリヨンでは、市議会の決定により、リヨン市が開催するイベント、ビュッフェ、レセプションでのフォアグラの使用が禁止されるという奇妙な事態に発展し、波紋を呼んでいます。 エコロジストの市議会は、公式レセプションだけでなく、レストランでのフォアグラの使用禁止も切望している...
2021年12月10日金曜日
2021年12月9日木曜日
フランスの1日の新規感染者数6万人突破のタイミングで3回目のワクチン接種をしました!
私が3回目のワクチン接種の予約をしたのは、11月11日のことでした。 ちょうどフランスの感染者数がグングン上昇を始めて、1万人を超えた頃だったのですが、その時は、フランスでは、ブースター接種は、2回目のワクチン接種から6ヶ月後とされていたので、2回目のワクチン接種をしたのが6月5日だった私は、自ずと12月6日以降ということになるため、その近辺で空いているところを探して予約していました。 その頃には、65歳以上の高齢者のヘルスパスが3回目のワクチン接種をしないとこれまでのものが無効になるという発表がされていたのですが、・・ということは、その後は、全ての年齢の人も3回目のワク...
2021年12月8日水曜日
フランスの12月の恐怖の配送事情を垣間見た!
日頃から、あまり配送事情が良いとは言えないフランスですが、最近、モンディアル・リレーなどの自宅に直接配送するのではなく、中継地点を経由する(配送の時も受け取りの時も中継地点で引き渡し、受け取りする)システムができて、若干マシになってきたと思っていました。 12月は特にクリスマスプレゼントなどで、配送品も一段と多くなる季節。フランスには、お歳暮のようなものはありませんが・・その代わりといったら何ですが、ノエルのプレゼントには、皆、お金を使います。 そんなわけで、いつもよりもずっと、配送が立て込み、時間もかかれば、紛失などの事故?も増えるのです。私もこれまで12月に日本から送ってもらった荷物がいくつか紛失されており、そのたびに、送ってくれた人にも申し訳ない気持ちになるので、12月は泣く泣くお断りするようにしています。 私は、ここ数年、家の中の断捨離かたがた、お小遣い稼ぎに、Vinted(ヴィンテッド)というフランス版メルカリのようなものをやっているのですが、この時期は、最も良く売れる時期で、出したまま、放ったらかしになっていた品物をもう一度、出し直したりしています。(時間が経つと検索の上位にあがらなくなるため) この時期は、さすがにクリスマスプレゼント用だけあって、中古品よりは、新品のものが売れるのですが、家に買ったまま使用していないものは山ほどあって、この山を見るたびに、どれだけ余計なものを買い込んでいたのか?と反省し、なんとか、少しくらいはとりかえそう!そんな気持ちなのです。 Vintedで指定できる中継点はいくつかの会社があるのですが、それは、買い手側が選択するようになっているので、こちらからは、会社を指定することはできません。週末の間にサイトを見る人が多いのか、先週末には、3点が売れ、残念ながら、3ヶ所別々の会社の配送地点で、一日に3軒まわるハメになりました。 その中でも、海外から(今回はイタリアでしたが)の購入者の場合、UPSという会社を指定されることが多いのですが、そのUPSに荷物を持っていった時の話です。 いつもは、そんなに人がいるわけではないのに、さすがに12月だけあって、狭い荷物の引き渡し場所には、数名がすでに待っている状態。狭い空間で、マスクをしていない人もいたので、嫌だな・・感染が心配だ・・と思いながらも、だからと言って帰るわけにもいかずに、列に並んで待っていたのです。 すると、一人目の女性は、2個の荷物を受け取りに来たのに、1個目の荷物は、「今は荷物が多過ぎて、探せないから出直してください!」と言われ、もう一つの荷物は、「別の地域のUPSに届けられているから、そこへ取りに行ってください!」と言われており、なんだか、みているうちに嫌な気分に・・。 そして、次の男性は、引き取るはずの荷物を検索したはずなのに、「あなたは、もう10月8日に受け取ってますね・・」とあっさり・・、男性が、「その荷物じゃなくて、こっちだ!」と携帯の通知画面を見せると、「ああ〜それね・・」と、応対している女性は全く怯むことなく、再度、検索。 すると、「あなたの荷物はメキシコに届いています!」と・・。列に並びながら、聞くとはなしに聞いていた私も「メキシコ??」と思わず、声をあげてしまいました。パリに来るはずの荷物がなぜメキシコに行ってしまうのかわかりませんが、その男性は、慌てて、携帯で送り主?と連絡を取り始めました。 次に引き取りに来ていた男性の荷物も、「あなたの荷物はまだ届いていませんよ!あなた、荷物を受け取るための税金を払っていますか? 多分、そのために、荷物は税関で止められているのだと思います」とばっさり。 男性は、「前回は、税金は、ここで支払ったから、それでいいと思っていたんだけど・・」と言うも、「とにかく、ここには届いていませんから、税関に連絡してこの地域の配送担当の人と話してみて下さい」で終わり。 フランスでは、今年の夏から、配送品に税金がかかるようになって、色々とシステムが変わったために、これまでもスムーズとは言い難かった配送がさらに滞っていることが考えられます。 結局、私の前に並んでいた女性で荷物を無事に受け取れたのは、延々と待たされていた女性一人だけ・・。私は受け取りではなく、配送してもらうものを渡しに行っただけとはいえ、こんな様子を見てしまって、これから送る荷物は無事届くのだろうか?と大いに不安になりました。 しかし、これらの塩対応?を受けた人々は、がっかりする様子はあっても、怒ることもなく、「ハイ・・そうですか・・」と意外と素直に受け入れているのも不思議なことです。 慣れているというか、こんなものだ・・と思っているのでしょうか? 物申すはずのフランス人もこういう事には、意外とあっさりと受け入れるところは不思議です。 けれど、こんな場面を一度に見せられて、やっぱり私は、ちゃんと送ったということだけでも知らせておかなければ・・と、とりあえず、買い手の女性には、「今、荷物を送りました」と連絡を入れておきました。 そして、さらに、その翌日、朝早くに階下の隣人がドアフォーンを鳴らすので、(顔見知りで、会えば挨拶程度はするが、あまりよくは知らない人)何かと思いきや、これがうちのポストに入っていたけど、これ、お宅のものではないですか?と間違って配達されていたけっこう大きめの荷物を届けてくれました。 この荷物は、会社からのもので、特に荷物を送りますという連絡もなかったため、荷物が届いていないこと(迷子になっていること)さえ知らなかった私。隣人が正直で親切な人で、わざわざ届けてくれたからよかったようなものの、ばっくれられていたら、もうそれで終わりでした。 うちは、そんなに配送品と多く関わらないにもかかわらず、このようなできごとに連日、遭遇するとは、やはり、フランスの配送事情はちっともよくなっていなかった・・と思わざるを得ないのでした。フランスの配送事情<関連記事>「高い配送料金を取りながら、ちゃんと品物が届かないフランスの配送事情」「フランスとは、大違い!日本の配送事情はやっぱりスゴい!」「フランスの配送事情の救世主 配送品取扱システム モンディアル・リレーとポアン・リレー」「フランス生活の修行の一つ 「届くはずの荷物を待つ」」「フランス版メルカリ ヴィンテッド...
2021年12月7日火曜日
フランス政府の発表した第5波対応策 ディスコ・ナイトクラブ4週間閉鎖
新型コロナウィルス第5波が想像以上に大きな波となり、1日の新規感染者が5万人を超えたフランスで、週明けに開催された国防会議で決定された対応策を発表しました。 感染者数の上昇とともに、現在のフランスは医療機関の圧迫も進み、入院患者数は、1週間で23%増加、集中治療室の患者数は28%増加しています。 この現状のわりには、カステックス首相の発表は、現在以上の極度な制限はない、かなり多くの人に理解されやすいであろう程度の比較的マイルドなものでした。 すでに、ヘルスパスにより、かなりの場面で制限がとられているフランスでは、なによりも、ワクチンの有効性が低下し始めている人々へのブースター接種、また、これまでに一度もワクチン接種を行っていない人のワクチン接種の拡大とスピードアップということが、中心に据えられ、1月初旬までには、1,500万人がブースター接種可能な状態になります。 特にリスクの高い65歳以上の高齢者に関しては、ワクチン接種センターでは、予約なしに優先的に行われることになりました。ワクチンの予約が難しかったこの年代の人々には、朗報です。 パリ警察庁は、今後15日間以内に、パリ市内に9つの追加の予防接種センターを開設することを発表しています。 #Vaccination...
2021年12月6日月曜日
日本入国のための日本人の外国人配偶者短期滞在ビザの効力停止の混乱
12月1日付けで、「新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る上陸拒否について」という文書が出ています。知人が大使館からメールでお知らせが来たというので、これは、外務省からのものと思いきや、読んでみると法務省の決定を伝えているものでした。しかし、法務省というきっちりとした発信元の記載はなく、最後に連絡先として、出入国在留管理庁出入国管理部審判課とあります。「新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る上陸拒否について」 これによると、「当分の間、上陸の申請日前14日以内に以下の地域(これに入っていない国があったら教えてもらいたいくらいのほぼ全ての国)における滞在歴がある外国人に...
2021年12月5日日曜日
6歳から10歳の子供の感染が激増しているフランス
フランスの新型コロナウィルス感染は悪化の一途を辿り続け、ついに1日の新規感染者数は5万人を突破しています。4万人のしきい値を超えたのが11月30日だったので、それからさらに1万人増加するのに1週間もかかっていない急増の仕方です。 中でも、6歳から10歳の子供の感染が急激に増加していることが注目されています。フランスの全世代平均(全国)の10万人あたりの発症率が388であるのに比べ、この年代の発症率は750になっており、どう考えても、異常な事態と言わざるを得ません。 現在、フランスで行われているワクチン接種は12歳以上なので、ワクチンによって守られていないことから、...
2021年12月4日土曜日
ストラスブールのクリスマスマーケットの超密状態と深刻な感染状況
12月に入り、フランス各地でクリスマスマーケット(マルシェ・ド・ノエル)が開かれています。昨年は、クリスマスマーケットは各地で禁止され、飲食店も閉店されていて、シャンゼリゼでさえ、イルミネーションばかりが輝く、寂しいクリスマスでした。 ストラスブールのクリスマスマーケットはフランスでも、最も有名で歴史があり(1570年頃〜と言われています)、華やかなクリスマスマーケットの一つとして知られています。 ストラスブールのクリスマスマーケットは今年はすでに11月26日から始まっていますが、同地での感染がここ一週間で倍増していることから、医療関係者は非常に心配しており、クリスマスマーケットをこのまま継続するかどうかが問われています。 ストラスブール大学病院(HUS)の医療委員会会長であるエマニュエル・アンドレス教授は、現在の地域の感染拡大にクリスマスマーケットの開催が影響しているとし、「政治家に責任を取るように求めている」と語っています。Allez,...
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