2024年3月19日火曜日

娘の日本での確定申告でびっくりしたこと・・

   私は、海外に生活の拠点を移して以来、日本での税金の申告をしていません。(日本での収入はないので)なので、私が日本で税金の申告をしたのは、大昔の話で、それがどんなものであったのかすら、あまりよく覚えていません。 もちろん、現在は、フランスで毎年、税金の申告をしていますが、現在はオンラインになっているので、そこまで面倒な話ではありません。未だに用紙に記入して送付したり、実際に税務署の窓口に行って申請することも可能ではあります。 私がフランスに行ったばかりの頃は、ほぼ100%が用紙による提出で、その提出期限のギリギリ・・深夜0時には、なぜか、ちょっとびっくりするほどの人が駆け込みで...

2024年3月18日月曜日

グルメな親友との至福のひととき 日本橋 かに福本店

   今回の一時帰国は、日本にある家についての手続き上のことで、どうしても帰国しなければならなかったために、いつもの一時帰国とは若干、異なるものではあったのですが、それにしても日本に来たからには、食べたいもの、できるだけ美味しいものを食べるということをおろそかにするわけにはいきません。 私の周囲の人々も慣れたもので、私の好きそうな食べ物やお店を探しておいてくれるのです。 なかでも私の親友のグルメ度は見事なもので、かつて、食べログなどのサイトもなかった頃から、どこどこのなになにが美味しいとか、例えば、この場所で和食、お寿司、お蕎麦、イタリアン、中華、フレンチ(などなど)なら、このお店...

2024年3月17日日曜日

いつのまにか、日本でカーシェアを上手く使いこなしている娘にビックリ!

   娘が日本で運転免許を取得したのは、昨年の夏のことでした。彼女はフランスでも運転免許を取ろうとしていたのに、学業の都合で転居したり、パンデミックが起こったりしたために、免許の取得が中断したまま、日本で就職することになり、フランスでの免許取得は、長期延期状態になっていました。 昨年の夏、彼女が転職を決めた段階で、次の仕事との間に2ヶ月ほどの時間ができ、その間に彼女はフランスに一時帰国したり、他の国を旅行したりした挙句、残りの短期間の時間で日本の運転免許証を取得したのでした。 当初、彼女は、とりあえず免許は取れる時にとっておくだけで、車はお金がかかりすぎるので必要ないと言っていたの...

2024年3月16日土曜日

年々、時差ボケがどうしようもなくなってくる・・

   今回の一時帰国は、過去最悪の時差ボケの強烈さで、とにかく日本に来て、もう5日ほど経とうとしていますが、一向に治る気配がなく、一日平均2〜3時間くらいしか眠れていません。 なにしろ、到着した初日は機内で多少は眠れたものの、それもほんの数時間、その日の夜はとうとう一睡もできなかったのですから、スタートからして、未だかつてないほど酷いのです。 それでも、前日は、全く眠れていないのですから、翌日はさすがに眠れるだろうとたかを括っていたのですが、眠れるには、眠れたものの、娘とついついおしゃべりをしていて、夜、遅くなってしまったというのに、早朝、まだ夜もあけないうちに目が覚めてしまいまし...

2024年3月15日金曜日

周囲の人たちが抱える親の介護と日本の家の相続問題

   日本に帰国して以来、今のところ、毎日のように次から次へと会っている日本に住んでいる従姉妹や叔母や弟などの親戚の面々。それぞれに、お互いを子供の頃から知り合い、共通の思い出を積み重ねてきた彼女、彼らは、年齢を重ねるとともに、より大切に思える貴重なものを共有している者どおしが持つ親しさに格別なものを感じています。 そんな同世代の彼女たちが現在、抱えている問題は、親の介護と相続問題。 どの家も少しずつ、カタチは違うものの、将来に対する不安には、共通するものがあり、同様の悩みを打ち明けつつ、「みんな色々あるんだなぁ〜」としみじみ感じています。 多くは、結婚するなり独立しているので、親...

2024年3月14日木曜日

最近の日本到着後の定番スケジュール

   私が日本への一時帰国の際、まず行く場所は美容院で、とにかく、とりあえず、日本行きのチケットを取ると、到着翌日の美容院を予約します。 前回は、たまたま帰国翌日の日が美容院の定休日に重なってしまったために、その穴を埋めるために急遽なんとか、長期のフライトの疲労回復のために、初めてマッサージに行ったのですが、それに味を占めて、今回は、美容院と同日にマッサージを予約、この日で、かなり回復できるだろうと目論んでいたのでした。 ところが、美容院が想像以上に時間がかかり、昼食の時間を逸し、思っていた場所での食事ができなくなり、それからが運の尽き。とりあえず、もうここでいいやという...

2024年3月13日水曜日

機内で出会ったイタリア人女性の1ヶ月間の日本一人旅

   日本に来る飛行機は満席で、しかもケチって座席指定もしていなかったので、一体、どの席に割り振られているのかは、運次第とはいえ、そのフライトの良し悪しを大きく左右するものでもあるので、心配でもありました。 私が飛行機に乗り込んだときには、私の隣の席には、もうすでに若いヨーロッパ系の女性が一人座っていて、とりあえず、こんにちわとあいさつをして、私は通路側であったことにホッとしていました。 私は、以前に怪我をして、足に血栓ができたことがあって、それ以来、飛行機に乗った時には、定期的に機内を歩くようにとお医者さんに注意されているので、そのために本当は通路側が好ましいのです。 通路側であることにホッとしたとともに、あいさつをした感じで、13時間近くという長いフライトの間の隣人となる人が、ちょっとふっくらした、穏やかそうな感じの良さそうな若い女性であることに一先ず、よかったな・・と思いました。 出発時、機内のアナウンスからは、「オンタイムで出発します」ということだったのですが、結局、飛行機が離陸したのは、予定時刻を20分ほど過ぎた頃でした。まあ、20分程度の遅れならば、フランスの航空会社としたら、ほぼオンタイムに等しいことです。 飛行機が離陸してすぐに隣の彼女は早々に寝てしまい、なんとなく、寝そびれてしまった私は、食事のサービスが終わったら、寝ようと、大人しく、映画を探してみたり、持っていた本をちらちらとのぞいていました。 隣の女性は、眠っていたので、食事をパスしてしまうのかな?と思っていたら、食事のサービスが始まると、器用に目をさまして、黙々と食事を始めました。ただ、アジア系の顔をしていない彼女は、CAさんからみたら、フランス人だと思われたのか、サービスのたびに悉く、CAさんからフランス語で話しかけられ、おそらく大体の意味は理解していたものの、返答に困っていたので、ああ〜彼女はフランス人ではないんだ・・と私はその時に彼女がフランス人ではないことに気が付きましたが、そして、その時は、あえて、どこの国の人が尋ねることもしませんでした。 日本行きの直行便なので、日本人かフランス人が圧倒的に多いわけで、日本人の顔をしていれば、CAさんは、たいていは英語で話しかけてくれるのですが、彼女に対しては、フランス人以外であるということに気をとめることもなく、あくまでもフランス語で話しかけるのには、その度に少々、決まりの悪い顔をしている彼女が気の毒な感じがしていました。 彼女と話を始めたのは、到着4時間くらい前になった頃のことで、彼女の方から、「すみません、座席の下に髪をとめるクリップを落としてしまったのでさがしているのですが・・」というので、一緒に探し、わりとすぐに、それは見つかりました。 その時も彼女は私に英語で話しかけてくれたので、どちらの方ですか?と聞いてみたら、彼女はイタリア人の若い女性でこれから、1ヶ月近くを日本中を一人で旅行して歩くつもりだという娘と対して年齢が変わらない女性でした。 彼女曰く、日本に行くのは初めてのことだけど、自分は日本が大好きで、日本の食べ物、日本の文化、マンガなど、全てが大好きで(マンガだけではないのよ!とマンガオタクではないことを強調)、1年近く前から、着々と準備をして、毎日、カレンダーに印をつけながら、ものすごく楽しみにこの日を待っていたということで、もう全てが準備万端でワクワクしている!と目を輝かせて話してくれました。 どこの国の人にしろ、それがどんな理由であろうとも、日本にそんなに好感を持ってくれる人に出会えることは嬉しいことです。この旅行のたびに彼女曰くお金を貯めるために、1日9時間以上働いてきた・・と話してくれて、一瞬、イタリア人が毎日9時間以上も働くんだ・・と内心驚いたのも事実です。 彼女は入念に日本国内の行き先を選び、どこへ行って何をするか?宿泊先も全て予約済みとのことで、当然、ジャパンパスレールも準備し、日本の携帯のSIMカードまで、すでに持ってきているの!と得意げに見せてくれました。 それから、色々な話しをして、しばらくすると、彼女が今度は、「大事なSIMカードをどこかに落としてしまった・・」と血相を変え始めました。もうこの時は、彼女の日本での大冒険旅行の話を聞いていた私は、もうそれは他人事ではないと、一緒になって、しばらくの間、SIMカードを探し続け、ポロッと落ちているカードを私が発見しました。 彼女は、飛行機の中で、「これは、イタリアのSIMカードだから、これと交換して・・」と一応、ひと段落がつきました。すると、またしばらくすると、今度は「携帯がない!」と。 多分に気分が高揚しているのはわかりますが、これから先の日本での一人旅、ますます心配になりました。 私の娘もしょっちゅう失くし物をしているので、どこか娘と似ているところがあるなと思いつつ、娘が先日、お財布を失くして、そのことに4日間も本人は気づかないでいたにもかかわらず、4日後には、そのお財布が見つかった話を彼女に話しました。 「しかし、これは、日本では不思議なことではないにせよ、日本とはいえ、必ずしも見つかるとはかぎらないんだから、本当に気をつけなさいね・・」とまるで、彼女のママになったような気分でした。 「日本で、なにか、困ったことがあったら、いつでも連絡してね・・そして、もしパリに来ることがあったら、うちに泊まってくれていいよ・・」と彼女とはアドレスを交換しました。 彼女は、その日は京都泊という結構、キツいスケジュールを組んでいて、羽田についたら、すぐに東京駅に向かって新幹線に乗る予定だと言っていて、パスポートチェックで外国人と日本人で別れたあとは、はぐれてしまって、結局、その後は、会えずじまいでした。 しかし、考えてみれば、東京駅の新幹線の時間に間に合ったかどうかは、甚だ疑問、でも、あれだけ、日本を楽しみにやってきてくれる人と直に触れ合えたことは、はじめてのことで、長いフライトが少しだけ短く感じられた楽しい、イタリア人女性との時間でした。 どうか、彼女が1ヶ月近い日本での一人旅を無事に楽しく過ごせますように・・。外国人観光客<関連記事>「なんだかんだ言っても、日本はやっぱり治安がいいんだな・・と思った話」「パリの美術館...