パリの Vélib(ベリブ)貸出自転車 ほんの数年前までは、フランス人にとって、自転車は、レジャーやスポーツであり、交通手段(移動手段)ではありませんでした。自転車は、街中で乗るものではなく、週末やバカンスの際に車に積んで行って、広々とした自然の中で楽しむものでした。 街中でも自転車に乗らないわけではありませんでしたが、盗難が酷く、私も買ったばかりのママチャリのような自転車を盗られたことがありました。娘がスイミングの授業にプールに行くのに乗って行っ...
2020年8月21日金曜日
2020年8月20日木曜日
フランス人のサッカーへの熱量
昨夜の夜のニュースを見ながら、私は、唖然としていました。もはや、意味がわからない、サッカーのチャンピオンシップの試合がポルトガルで行われていて、その試合にフランスのチームが勝利して、決勝進出を決め、サッカーのサポーターがその勝利に酔いしれて、シャンゼリゼを含むパリのいくつかの場所で、何百人もの人々が大騒ぎして、その勝利を喜ぶ人々が街に溢れ出した様子を報道していました。 彼らの表情には、まるで躊躇いはなく、微塵も後ろめたさも感じられず、まるで、今年は、何事もなかったかのようなはしゃぎようでした。 テレビのニュースの報道も、興奮に溢れかえる人々を生中継しながらも、「マスクをしていない人がいますね〜」などと時折、言うだけで、人々が興奮して、街に溢れかえる様子に取り立てて、疑問を投げかける様子はありませんでした。 「ウェ〜イ!ウェ〜イ!」とマスクなどするわけもなく、肩を組みながら跳ね回って、勝利を喜ぶ人々は、当然のことながら、飛沫、飛ばしまくり、シャンゼリゼには、花火まで上がり、発炎筒もあちこちに炊かれ、まるでコロナなどなかったかのような盛り上がりようでした。 私は、この人たちは、ちょっとバカなんじゃないかと思いながら(ちょっとではない)、その映像を呆然と眺めながら、この先、フランスは、どうなっていくのだろうかと、ちょっと言葉がありませんでした。 なぜ、テレビの報道もこの状態を問題視しないのか? 警察もなぜ?この状態を取り締まらないのか? わけがわかりませんでした。 一夜明けると、報道も一変して、...
2020年8月19日水曜日
フランス企業 9月1日から社内でのマスク着用義務化 なぜ、9月まで待つのか?

フランス労働省は、公衆衛生局が観測した現在、増加中の疫学的指標と、公衆衛生高等評議会(HCSP)の勧告に基づき、9月1日から、フランスの企業ではマスクの着用を義務付けることを発表しました。 現在、フランスで起こっているクラスターの50%以上が会社で起こっていることを考えれば、当然の措置だと思います。むしろ、なぜ?9月1日まで待つのかが疑問なくらいです。 社内でのマスク着用が義務付けられ、強制的にマスクを着用しなければならない場合は、会社側がマスクを支給しなければなりません。それは、工事現場や工場などでのヘルメットや安全靴の着用が義務付けられているように、雇用主は従業員に適切な安全保護対策を...
2020年8月18日火曜日
フランスへの留学を考えている人へ

昨日、日本にいる従姉妹からメッセージが入っていて、彼女の近況とともに、8月末から一年間の予定でフランスに留学する人がいるのだけれど、色々と心配なことがありそうで・・という連絡をもらいました。 そういえば、これから新年度を迎えるフランスに留学する予定の人、また迷っている人もいると思い、今のフランスへの留学を考えている人へ何か参考になればと思い、できるだけ客観的にフランスの今の状況について書いてみようと思います。 現在のフランスのコロナウィルスの感染状況は、決して良い状態ではありません。新規感染者数が先週末から3000人以上に増加し、今日の報道では、フランス北東部 Pulnoyという地域にある老人ホームでクラスターが起こり、一週間で一箇所の施設で9名がコロナウィルスのために亡くなっていたことが発覚しています。 ロックダウン解除後に面会に来ていた家族がマスクを外して入居者に接していたり、ソーシャルディスタンスを十分に取っていなかったことからの感染ではないかと言われていますが、やはり特に高齢者が感染した場合の危険を物語っています。 中でも、パリを中心とするイル・ド・フランスは、多くの人がバカンスに出ている今でさえ、感染状況がレッドゾーンになっています。その他の地域でもマスク着用が義務付けられている場所が多くあるので、マスク着用は、必須です。 日本から来られる方には、マスクの着用については、問題はないと思いますが、問題なのは、それでもマスクをしない一定数のフランス人がいることです。マルセイユでは、マスク着用義務化に際して、機動隊を動員することになっています。マスク着用義務化に機動隊まで出動しなければならないということは、どういうことなのかお察し下さい。 昨日もパリ→ニース行きのTGVの中で、どうしてもマスクを拒否し続けた乗客がTGVから降されたというニュースがありました。そして、マスクをしていない人を注意した人がバットで殴られたとか、襲われたという話もいくつか出ています。最悪の事態は、南仏のバスの運転手が乗客にマスクをするように注意して、暴行を受けて殺された事件も起こっています。 しかし、今のところ、新規感染者は、かなりの割合で増加してはいますが、感染しても発症していない人が多いため、病院の集中治療室などの状況は、今のところ、深刻な状態にはなっていません。 現在は、こちらの小中学校の9月の新年度の再開についても、どうやって再開するのか?少しずつ、議論が始まっていますが、今のところ、衛生管理、マスク着用などを考慮して、再開する予定にしているようです。 衛生管理といっても、常日頃の衛生レベルが日本とは違うので、どこまで徹底できているのかは、疑問ではあります。トイレ一つを取っても、どこへ行ってもウォシュレットがある日本と違って、便座さえないトイレがフランスには、結構あります。今は、衛生管理に気をつけているため、いつもは臭い駅のトイレなども臭いが消えています。 また、同じパリの中でもお住まいになる地域によって、驚くほど治安は違います。 色々、驚くことはあるでしょうが、それでも、無事に生活している人がほとんどなので、本人さえ、状況を把握して、それなりの対策を取って対応していけば、暮らしていけるとは思います。私も20年以上、パリで生き延びています。 そして、コロナウィルスの有無に関わらず、どんな時でも、自分の意思をはっきりと伝えることは、大切です。黙っていても、周りが察してくれるということはないと思った方が良いと思います。自分の意思をはっきりと伝えず、何を考えているのかわからない人は、好まれません。 逆に、困った時には、遠慮せずに、思い切って頼ってみると、フランス人は意外と親切です。たとえ、意見が違う人と、言い合いになっても、その後は、意外とカラッとしていて、根に持たれることも滅多にありません。 ・・そんなことを言っている私は、フランスでの留学経験は、ないのですが、フランスは、正規の大学等の留学に対しては、かなり好待遇をしてくれる話をよく聞きます。住宅補助金や健康保険等もしっかり手続きをすれば、受け取ることができるようです。そんな留学生への対応に対して、フランスは、外ヅラが良いと言うフランス人もいます。 それぞれの立場や受け入れ先の学校によって、状況は違うと思いますので、まずは、受け入れ先の学校へ問い合わせるのが一番だと思いますが、その問い合わせというのが、なかなか、スムーズにすすまないことが多いですが、メール等の文章で、問い合わせれば、少し、時間がかかりますが、メールなら、大抵、返事があります。 このパンデミックがいつまで続くのかわからない現在では、この状況でできることをしていかなければならないので、必ずしもフランスは、危険だからやめた方がいいとも言えません。後悔のないように、情報を収集して、最後には自分で決断するしかありません。 しかし、学校によっては、授業が行われない可能性もあるので、事前にしっかりと学校と連絡を取る必要があると思います。もしも、リモートワークしか行われないのであれば、わざわざフランスまで危険を押して来ることはありませんから・・。 空港でのチェックについては、今のところ、日本は危険地域に指定されていませんので、検査で留め置かれることはありません。 それから、9月にはすでに複数のデモが予定されています。おそらく、毎週土曜日は、どこかで、必ずデモをやっています。もしも、フランスに来られたならば、日本大使館に在留届を出せば、デモやフランスでの新しい規制などについて、日本語でのお知らせをメールで送ってくれるので、在留届は、必ず出すことをおススメします。 そういう我が家の娘も10月から、留学の予定になっています。しかし、今のところ、はっきりと予定が決まらず、ペンディングになっています。 どうするのかは、結局は、自分で考えて決めることなので、私は、できるだけ安全の確保をしながら、彼女には、自分で決断して欲しいと思っています。 ★Twitterでは、フランスのことを中心に発信しております。(関係ないことも多いけど) Twitter//...
2020年8月17日月曜日
ヨーロッパ各地で起こっているマスク反対(アンチマスク)デモ

ヨーロッパでは、コロナウィルスの第2波とも見られる兆候が顕著になってきたことにより、マスク着用が義務付けられたり、ソーシャルディスタンスを取ることを促したりする行動制限の措置を取る国が増えてきました。それにつれて、ヨーロッパ各地では、マスク着用義務化やコロナウィルス対策のための行動制限反対を訴えるデモが起こり始めています。 ヨーロッパでは、アンチマスク感情が高まっているのです。 すでにドイツでもマスク反対のデモが起こっていますし、先週末は、ベルギー・ブリュッセルで数百人が集まるアンチマスク、行動制限反対の集会が行われ、スペイン・マドリッドでも首都の中心部にあるコロン広場を飾る巨大なスペイン...
2020年8月16日日曜日
とうとう一日の新規感染者が3000人を超えたフランス コロナウィルス第2波
ここ数日のフランスのコロナウィルスの新規感染者数は、2524人、2669人、2846人と増え続け、とうとう昨日は、3000人の王台を超えて3310人になりました。 つい、一ヶ月前は、500~600人、せいぜい800人前後であったのが、7月末には、1000人を突破し、8月に入ってもグングン増え続け、とうとう3000人を突破してしまいました。 7月に入って、ギリギリまでバカンスの予約を躊躇っていたフランス人も、結局は、バカンスを諦めることはせず、行く先を海外から国内に変更したり、公共交通機関を避けて、車での移動に切り替えたりする工夫をしながら、バカンスシーズンに突入しました。 バカンスシーズンに突入と同時に、各国の経済復興を鑑み、ヨーロッパ内の往来ができるようになりましたが、感染状況が酷いスペインなどには、行かないように呼びかけられたりしていました。 スペインは、ロックダウン解除後、ヨーロッパの中では、他のヨーロッパの国に比べるとかなり多くの新規感染者を出していましたが、フランスがここへ来て、スペインを追い越しそうな勢いです。 3000人の壁を超えたのは、いみじくも、本格的に多くのフランス人がバカンスに出るタイミングの8月1日から、ちょうど2週間後のことです。その間も感染が増え続けたため、フランス各地で屋外でもマスク着用が義務化が広がり始めました。 しかし、マスク着用義務化もフランスでは、なぜか簡単なことではありません。マスク着用義務化の地域が拡大されるたびに、マスクは必要か?...
2020年8月15日土曜日
モーリシャス沖合での日本貨物船座礁事故にだんまりを決める日本政府

ここ一週間ほど、フランスでは、インド洋に浮かぶ美しいモーリシャスの沖合が、商船三井が運行する日本の貨物船の挫傷により、重油が流出した事故について、ほぼトップニュースで毎日のように伝えています。 「WAKASHIO JAPON(ワカシオ・ジャポン)」という言葉が聞こえない日はないほどです。フランスのニュースによると、3800トンの重油と200トンのディーゼルを積んだわかしおは、7月25日にモーリシャスの南東にあるポワントデズニーの海域に座礁し、約800トンの重油が流出し、サンゴ礁、マングローブに覆われるターコイズブルーの海域が真っ黒に汚染され、住民が油膜と戦っている映像が流さ...
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