私は、時々、フランスでの日本に関してのニュースをチラチラ目を通しているのですが、つい最近、その中に「サナマニア sanamania」、「サナ活 sanakatsu」とかいうワードが出てきて、「ん?なにこれ?」とビックリしたので、ご紹介します。
これは、一紙だけではなく、複数紙の報道があったので、決して極端な論調ではない気がします。
高市首相に関するこれまでの報道は女性首相ということもあり、元英国首相のマーガレット・サッチャーがロールモデルとして挙げられていたことが多かったのですが、今回は、それに変化球が加えられたといったところでしょうか?
『「日本の鉄の女」の異名を持つ彼女は超保守的で国家主義的、そして安全保障重視の姿勢から極右のリーダー的存在として位置づけられている。しかし、衆議院選挙で自民党史上過去最高の得票率で勝利に導いた彼女の選挙戦は、「サナマニア」を巻き起こし、世論と特に若年層を巻き込む「スイートパワー」が導いたものであった』
『この結果、18歳から29歳の間では驚異的な84%の支持率を叩き出している』
『このメソッドは今やあらゆる政治的立場において、そして彼女自身のスタイルにも適応した方程式となっている』
『「サナマニア」を名乗る彼女のファンたちは、創業150年の歴史を持つ日本の皮革製品ブランド「ハマノ」の黒い革製バッグや三菱のジェットストリームのピンクの多機能ペンを次々と購入・・この現象には「サナ活」という名前までついている』
『彼女はソーシャルメディアのエンターテイメントフィードにおいて欠かせない存在となり、カルト的支持を獲得。Xでは270万人以上のフォロワーを抱える彼女は、他の政敵をはるかに凌駕し、彼女のコンテンツは常におすすめフィードに表示され、批判されることもほとんどない』
『政治家でありながら、政策等で話題になったり、人気が上昇したりするわけではなく、むしろ、はっきりした政策については多くを語らず、概ね、このスイートパワーで戦い抜いた選挙戦であった』
私が痛快に感じたのは、最後の一行、『肝心なのは、この甘ったるいコミュニケーションが世界第4位の経済大国におけるインフレの苦しみに耐えられるかどうかです』という部分。
ほんと、そんなことで政治家が選ばれてしまうという嘆かわしい状況を私は心の底から、憂いています。
「サナマニア」、「サナ活」
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