
日本の銀行のATMがこんなに混んでいることにビックリした・・ 私が一時帰国をしている時に、しなければならない私的な用事の中に、銀行関係の用事があります。日頃は、日本の銀行口座もほとんどは、ネットバンキングで時々、パリの自宅からネットで確認したりしているのですが、今回は、そのうちの一つが暗証ナンバーを間違えたか何かでブロックしてしまい、「お取り扱い銀行の窓口までおいでください」と表示され、つながらなくなってしまったことによるものでした。 「窓口までおいでください」と気安く言われても、フランスからではそうそう簡単に窓口に行くこともできずに、次回の、一時帰国の際には行かなくちゃ・・と思っていました。 現在、フランスで口座を持っている銀行も、現在ではほぼ自ら出向くということは、まずなくなり、もともと通帳というものがないフランスでは、ネットバンキングへの移行も早かったように感じています。 というわけで、それは、私に限ったことではなく、フランスの銀行に行っても、受付には一人か二人、お客さんもほぼ、予約制なので、あまり人が多くいることはありません。 ところが、久しぶりに日本の銀行へ行くと、けっこうな人。順番待ちの番号をとって、大勢の人々が待機しています。また、ATMにも結構な行列。現金を下ろしたり、振込をしたり、キャッシングまでできるようになっているので、ただお金を引き出すだけでも、久しぶりでちょっと戸惑ってしまいました。 日本で買い物をしたり、食事に行ったりしていると驚くのが、日本では、カードは使えない・・というお店もけっこうあるし、しかも、結構、私の周囲には、カードを使える場所でも現金を使って生活をしている人が多いということです。 最近、フランスでは、コロナウィルスの影響もあり、少額からカードを受け付けるお店が圧倒的に増え、あまりハイテク化の波にはのっていない私でさえも、フランスで現金をおろして使うということは、滅多になくなっていて、カードに頼り切った生活になっています。 だいたいパリは治安もあまり良くないので、高額の現金を持ち歩くということも、あまりしたくはないし、殊に、パンデミック以来は特に衛生面でもお金に直に触れるということにちょっと抵抗が生まれています。 それが、日本に来て、叔母二人と話していて、彼女たちが、一切クレジットカードの類を持っていないという事実が発覚して、驚愕!日頃の生活ぶりから見て、けっこうお金を使っている人たちです。それが、これまで一切現金でしか、生活していなかったと知ってびっくりしました。 彼女たちは、70代、私よりも少し上の世代とはいえ、頑なにその生活を貫いているあたり、この期に及んで、彼女たちが現金生活から脱却するとは考えづらく、もしかしたら、こんな人々が想像以上に多いのでは・・それが銀行の人の多さに繋がっているのか?と妙に納得させられた気もしたのです。 また、彼女たちは、誘い合わせたかのごとく、携帯もガラケーでスマホは使用していません。私とて、スマホを器用に使いこなせているとは言い難いとはいえ、今やどこかに出かけるにしてもスマホなしだとかなり不便を感じるようになりました。 フランスでのワクチンパスもスマホに読み込みだし(紙に印刷しても良いにはよいけど・・)、だいたい、今回の一時帰国にしても、日本入国に際しては、スマホにMy...