2022年4月16日土曜日

インフレも何も全然関係ないエルメスの絶好調

   考えてみたら、以前、パリのエルメスの本店に行ったのは、もう10年以上前のこと。空港内に入っているエルメスのお店などを通りかかったついでにふら〜っと覗くことはあっても、わざわざブランド物のお店に行くことはありません。 私も日本に住んでいた若かりし頃に、一時はブランド物に憧れた時期もありましたが、名だたるブランドものの本拠地でもあるようなパリに来てからは、逆に、およそ、そのようなものとは無縁な生活になり、だいいち、そんなものを持って歩けばたちまち危険な目に遭うことが目に見えている環境では、ブランドものにも興味が失せて、たまに通りかかってお店に入ってみることがあっても、ま...

2022年4月15日金曜日

エネルギー価格の高騰に伴うエネルギークーポンの配布

    昨年末の段階で、フランス政府は電力・ガスをはじめとする価格の高騰が続く対策として、100ユーロのインフレ補償手当を支給していました。 我が家も100ユーロを受け取り、「これなら、いつもの電気代を考えたら、今回の電気代の支払いにはおつりがくるくらいだな・・」と、ニンマリしていたら、なんと、100ユーロでは足りずに追加分を慌てて支払うハメになり、「やっぱり、電気代もずいぶんと値上げしているんだ・・」と、その時点でようやくインフレを実感するという私のボンヤリ具合を自覚したくらいでした。 私は車を持っていないので、ガソリンの価格が高騰したといっても、あまり実感はなく、食料品などの価...

2022年4月14日木曜日

日本帰国時、帰仏時のダブル時差ボケの苦しみ 超長距離フライトの後遺症

    なんだかんだいっても、日本への一時帰国は楽しいことに溢れています。限られた滞在期間にやらなければならないことは山積みで、その中でのキツキツのスケジュール調整にちょっとウンザリすることもあるし、1日くらい家でダラダラとボーッとしたいな・・などと思っても、すかさず「ゆっくりするのはパリに帰ってからにすればいいでしょ・・」などと娘に言われて、「それもそうだ・・」と思い直して、結局、ギッチリと予定が埋まっていきました。 それでも楽しい日本での滞在期間が苦しくなってしまう一因には、「時差ボケ」という、どうすることもできない現象が大きく影響しています。 若い頃は、日本到着後も...

2022年4月13日水曜日

日本で見たフランス人モード全開の娘

   今回の日本への一時帰国は、何かと忙しく過ごしましたが、その間、娘のフランス人モードが垣間見えるできごとがいくつかあって、あらためて、彼女がフランス人であることをちょっと、面白く、ちょっと頼もしいような気もして、また、明らかに同年代の日本の女の子とも違うことを再確認させられたのです。 フランス人といっても様々なので、一概に全てのフランス人に通ずるわけではありませんが、概して、フランス人は締まり屋で無駄なお金は使いません。DIYなど、家の中の手入れなども、自分たちの手でできることは自分でするのが、一般的です。 今回、長いこと日本へ行けなかったために、誰も住んでいなかった実家はあち...

2022年4月12日火曜日

羽田発ロンドンーパリのフライトと静まり返った羽田空港・ファーストクラスラウンジ

 深夜便で機内食サービスが1回のみのためにファーストラウンジが使えました 前代未聞の長距離フライトで、日本へ一時帰国をしていましたが、 とうとうフランスへの帰国の日が近づいてきたと思ったら、予約していたフライトがキャンセルになり、1日前倒しの経由便に変更になり、最後の最後までバタバタと日本滞在の日を過ごすハメになりました。 それでも、前日に繰り上がったとはいえ、夜遅くのフライトだったため、出発当日は、ほぼまるまる使え、きっちりと荷造りをして、羽田空港に向かいました。 フライトは、ロンドンまではJAL、ロンドンからパリはエアフランスの経由便でした。 あらかじめ、羽田からロンドン、パリ行きの場合...

2022年4月9日土曜日

日本のお金・銀行事情に驚いた!

 日本の銀行のATMがこんなに混んでいることにビックリした・・  私が一時帰国をしている時に、しなければならない私的な用事の中に、銀行関係の用事があります。日頃は、日本の銀行口座もほとんどは、ネットバンキングで時々、パリの自宅からネットで確認したりしているのですが、今回は、そのうちの一つが暗証ナンバーを間違えたか何かでブロックしてしまい、「お取り扱い銀行の窓口までおいでください」と表示され、つながらなくなってしまったことによるものでした。 「窓口までおいでください」と気安く言われても、フランスからではそうそう簡単に窓口に行くこともできずに、次回の、一時帰国の際には行かなくちゃ・・と思っていました。 現在、フランスで口座を持っている銀行も、現在ではほぼ自ら出向くということは、まずなくなり、もともと通帳というものがないフランスでは、ネットバンキングへの移行も早かったように感じています。 というわけで、それは、私に限ったことではなく、フランスの銀行に行っても、受付には一人か二人、お客さんもほぼ、予約制なので、あまり人が多くいることはありません。 ところが、久しぶりに日本の銀行へ行くと、けっこうな人。順番待ちの番号をとって、大勢の人々が待機しています。また、ATMにも結構な行列。現金を下ろしたり、振込をしたり、キャッシングまでできるようになっているので、ただお金を引き出すだけでも、久しぶりでちょっと戸惑ってしまいました。 日本で買い物をしたり、食事に行ったりしていると驚くのが、日本では、カードは使えない・・というお店もけっこうあるし、しかも、結構、私の周囲には、カードを使える場所でも現金を使って生活をしている人が多いということです。 最近、フランスでは、コロナウィルスの影響もあり、少額からカードを受け付けるお店が圧倒的に増え、あまりハイテク化の波にはのっていない私でさえも、フランスで現金をおろして使うということは、滅多になくなっていて、カードに頼り切った生活になっています。 だいたいパリは治安もあまり良くないので、高額の現金を持ち歩くということも、あまりしたくはないし、殊に、パンデミック以来は特に衛生面でもお金に直に触れるということにちょっと抵抗が生まれています。 それが、日本に来て、叔母二人と話していて、彼女たちが、一切クレジットカードの類を持っていないという事実が発覚して、驚愕!日頃の生活ぶりから見て、けっこうお金を使っている人たちです。それが、これまで一切現金でしか、生活していなかったと知ってびっくりしました。 彼女たちは、70代、私よりも少し上の世代とはいえ、頑なにその生活を貫いているあたり、この期に及んで、彼女たちが現金生活から脱却するとは考えづらく、もしかしたら、こんな人々が想像以上に多いのでは・・それが銀行の人の多さに繋がっているのか?と妙に納得させられた気もしたのです。 また、彼女たちは、誘い合わせたかのごとく、携帯もガラケーでスマホは使用していません。私とて、スマホを器用に使いこなせているとは言い難いとはいえ、今やどこかに出かけるにしてもスマホなしだとかなり不便を感じるようになりました。 フランスでのワクチンパスもスマホに読み込みだし(紙に印刷しても良いにはよいけど・・)、だいたい、今回の一時帰国にしても、日本入国に際しては、スマホにMy...

2022年4月8日金曜日

帰仏間近の切迫スケジュール 食事の回数がどう考えても足りない!

   ここのお寿司も美味しかった!ガリまで最高でした! 帰仏の日が迫って、気忙しいだけでなく、実際、忙しく毎日を過ごしています。やらなくてはいけないことは、リストアップしていたのにもかかわらず、そのリストを見ることも忘れていて、とはいえ、大まかには、どうしてもやらなければならないことは、一応、済ませているのに、ギリギリになって思いついたことなども間に割って入り、慌ててその用事を済ませたり、本当にいつもいつも日本への一時帰国の終盤戦は、目まぐるしくなってバタバタで、あいも変わらず、どうしてこう毎回、学習せずに、同じことを繰り返すことになってしまうのか?自分でも嫌気がさしてきます。 し...