2024年11月26日火曜日

航空券チケットを取ろうとしていたら、みるみる値段が上がっていく

   私の理想は年に2回くらい(半年おきくらい)日本に行けたらいいな・・と思っているのですが、グズグズしている間に会っという間に時は過ぎてしまい、思い切らないとなかなか計画は進みません。 以前は子どものバカンス時期に合わせる必要があったために、選択の余地がなかったのですが、いざ、子どものバカンスが関係ないような環境になれば、逆に子どものバカンス時期は、料金も高くなるし、ストライキの確率も高まるので、その時期はなるべく避けるとなると、考えてみれば、1ヶ月おきくらいに学校のバカンスがあるフランスでは、自ずとかなり時期も限られてくることになります。 昨年は、年末から年初にかけて、もともとの日本行きに加えて、再び、日本にある家のことで急遽、日本に行かなくてはならない用事ができたために、間隔があまり開いていないのに、日本に行くことになり、「この間、来たばっかりなのに、なんだかちょっともったいない・・」という感じがしました。 これまでは、急な用事などで、慌ててチケットを取って日本に行くことが多かったので、私はあまり事前に何ヶ月も前からチケットをとって・・ということをしてこなかったのですが、今回は、来年からは、フランス発着の航空券に対して連帯税が3倍になる・・という話もあり、チケットを取るなら、早い方がよいのでは??・・と来年の日本行きのチケットを今からとっておこうと思い至ったのです。 もうここのところ、10年くらい同じフランスの格安チケットのサイトでチケットは購入していたのですが、ここのところ、サイトを開いて、できるだけ安い日にちを検討しているうちに、どんどん値段が上がっていくことに憤慨しています。 航空券のチケットは出発日によってかなり値段にも差があるので、それを検討して予約するのですが、いくつかの候補を見て検討しているうちに、タイムアウトになり、次にサイトを開きなおすと値段が上がっているのです。 以前から、なんだか、その傾向はあった気もするのですが、ここまで露骨で酷くはなかったと思うのです。私の場合、体力的に経由便は耐えられないので、直行便の中から選ぶので、フランスから日本に行く場合はエアフランスかJALかANAの3択です。 いつも使っていた格安?なはずのサイトだと、探せば探すほど値段が上がっていくという悪循環に陥り、どうやら、この時期には、一番、安いのはANAみたい・・ということで、もうANAのサイトで直接、予約をとりました。 航空券だけの価格を見ていると、エアフランスの方が安かったのですが、荷物分の料金や座席指定の値段を合わせると結局、ANAの方が安いようでした。また、エアフランスは機内のスタッフやサービスなどは好きなのですが、ストライキの可能性も高まるので、やっぱりできれば避けたくなってしまいます(何度か突然のストライキで痛い目にあっている)。 ANAのサイトの方は、その日のうちに検討していると値段が上がっていってしまう・・ということはなく、それだけでも良心的だな・・と思ってしまいます。 それにしても航空券・・高くなったけど・・これから、また、さらに上がるわけ??と思うと暗澹たる思いです。航空券格安チケットサイト<関連記事>「フランス政府 航空券にかかる連帯税(TSBA)の大幅な引き上げ検討」「エアフランス 欧州線の一部で有料機内食試験的導入」「フランスの空港管制官のストライキ 飛行機がキャンセルになった場合」「久しぶりのエアフランス日本行き直行便」「フランス発の航空運賃 1年間で...

2024年11月25日月曜日

最近、激増している自動車部品の盗難

   フランスでは、ここ数年で自動車部品の盗難が急増しているようです。車の盗難(車体全体)は、珍しくない話で、昨年も車の盗難事件が急増したというニュースが流れ、しかも、最も盗難の被害に遭った車はTOYOTA(RAV4)だったそうで、前年のTOYOTAプリウスに続いて、2年連続の堂々1位をTOYOTAが獲得しているということでした。 めちゃくちゃ楽観的に考えれば、それだけTOYOTA車が出回っているということの証でもありますが、オートロックシステムの解除がしやすいという理由もあるとも言われていました。 今年になって、車の盗難が減少したということはないでしょうが、特に顕著に目立って増加...

2024年11月24日日曜日

クラッシックなノエル・クリスマスデコレーションのお店

   ノエルまで、あと1ヶ月ちょっとになり、パリの街中もノエルのデコレーションの飾りつけをするお店が増えてきました。 一年のうちで、おそらく夏のバカンスの次?あるいは、同じくらいのビッグイベントのノエルには、街のイルミネーションやデコレーションもとても楽しめる時期であると同時に、それぞれの家庭では、ノエルのデコレーションで家の中を飾ります。 ノエルのデコレーションのためのグッズがあちこちのお店で見られるようになりますが、それこそ、ピンキリで、ふつうは、毎年、新しいものを買うよりも、だいたい使いまわしで、毎年、少しずつ買い足したり、アレンジを加えたりする人が多いように思います。 郊外の方の家だと、家全体を飾りつけ、電飾で覆ったりする家もありますが、パリだと一軒家というものもあまりないので、必然的に室内を飾るということになると思うのですが、家族で集まるノエルを彩るために、ノエルの飾りつけをする家庭は多いと思います。 日本では、お正月の方が家族で集まることが多いと思いますが、フランスの場合は、ノエルこそ家族が集まる機会で、そこにシンボル的に飾るクリスマスツリーはある意味、門松みたいな感じでもあるかもしれません。 雑貨屋さんやデパートなど、この時期、どこへ行ってもクリスマスの飾り物(主にはクリスマスツリーを飾るデコレーションなど)が売られていますが、お店にもよりますが、ちょっと高級っぽいお店だと、どちらかといえば、あまりたくさんの色を使わず、洗練された感じに飾るのかな?と思われるデコレーションが多いような気がします。 そんな中、とてもクラッシックなノエル・クリスマスのデコレーションの小物のお店があって、それはそれは、もうお店全体がキラキラなノエル満載のお店で、売られているひとつひとつのデコレーションも基調はクリスマスカラーの赤とグリーン・・そしてゴールドで、とにかくお店中がキラキラです。 それでも、決して下品な感じにはならないのが不思議なのですが、それなりにクラッシックな感じで、ひとつひとつの商品も歴史が感じられるというのも大げさですが、どこかの宮殿の宝箱の中みたいです。 そんな感じなので、お値段もそんなに安い!お手頃!という感じではありませんが(といっても、そこまでべらぼうな値段というわけでもない)、長く代々、引き継いでいけそうなものでもあります。 広いお店ではありませんが、商品の数は山盛りで、お店の奥には螺旋階段があって、上の階にも下の階にも行けて、それぞれに商品が置かれています。地上階には、それこそ、パンパンの商品がギッシリと置かれ、別の階には、商品が陳列されているというよりは、美術館のような、美術品が展示されているような感じでもあります。 クリスマスツリーの飾りにもある種の流行のようなものもある気がするのですが、ここは、あくまでクラッシックな感じ・・このお店の名前の...

2024年11月23日土曜日

パリ18区のマクドナルドで銃殺事件

   最近の凶悪犯罪の低年齢化には、驚かされることが多いのですが、高齢者の凶悪犯罪も減っているわけではなさそうです。 今回の事件はパリ18区のポルト・ド・クリニャンクール地区のマクドナルドの店内での銃撃事件です。つい先日もサンラザール駅のマクドナルドで化学物質(液体)を撒かれるというテロのような事件が発生したばかり・・、マクドナルドが悪いわけではないでしょうが、人が集まる場所、それだけマクドナルドがどこにでもあるということなのかもしれません。 しかし、こう続けてマクドナルドで深刻な事件が続くと、ちょっと腰が引ける感じになります(言うほど、マクドナルドに頻繁に行くわけではありませんが・・)。 今回の事件では、マクドナルド店内での発砲、しかも、武器は大口径のリボルバーで、そこまで広いとは言えないスペースでの発砲、しかも4発(発砲数は定かではありませんが、少なくとも数発)で、60代の男性が77歳の男性を射殺という比較的高齢者?の事件です。 この60代の男性は、この大口径リボルバー装備で店内に入店、1.50mの至近距離から相手の頭と胸に向けて発砲しています。昼の時間帯のため、当然、店内には大勢の客がおり、店内は騒然とし、パニック状態に陥ったようです。 それは当然です。いきなりマクドナルドでホンモノの銃声が響き渡ったら・・しかも、数発・・流れ弾が他の人々にあたらないとも限りません。もしかしたら、強盗?とか?わけがわからなくなりそうです。 被害者男性も加害者男性もともにフランス国籍、顔見知りであったそうで、動機は二人の間の麻薬密売に関する数千ユーロ規模の金銭トラブルであったと見られています。 クリニャンクールといえば、蚤の市で有名な場所ですが、この地域、あまり治安がよくないことでも有名で、麻薬やタバコ、薬物、偽造品の違法販売などで度々、話題にあがる場所ではありますが、まさかマクドナルドなどの店内でとは・・恐ろしいことです。 どちらかといえば、治安の悪い場所でも、マクドナルドなどのファストフードなどの店内は、比較的、安全なのでは?というイメージ(一般人?のスペースには危険な人々は侵食してこない)があったのですが、それは、私の勝手な解釈で、やはり、治安の悪い地域はどこでも安心してはいけないようです。 私が最後にクリニャンクールに行ったのは、いつだったか忘れましたが、もうずいぶん前のこと・・「多分、もう来ないだろうな・・」と思ったことだけ覚えています。 クリニャンクールの蚤の市は、それなりに面白いし、興味深くはあるのですが、特に危ない目にあったわけではないのですが、そのあたりの街の感じ、行き来する人などの感じがどうにも、すえた感じで私には、耐えがたいのです。 加害者は、抵抗もせずにその場ですぐに取りおさえられ、逮捕されたようですが、被害者の男性は即死ではなかったものの、救急隊が到着後、すぐに息を引き取ったようです。 もはや麻薬事件にはあたりまえのように登場する銃ですが、血気盛んな若者が・・というのとも違い、どちらかといえば、高齢者に分類された二人が麻薬取引の金銭トラブルで、しかも、よりにもよって、マクドナルドのような場所で殺人事件を起こすとは・・何重にも驚くポイントが重なっています。 蚤の市はそれなりに面白くても、やっぱり、命がけで行く場所ではないな・・と思うのでした。マクドナルド高齢者銃殺事件<関連記事>「なんだかオウムを思い出すような事件がパリ・サンラザール駅のマクドナルドで・・」「ファストフードの激安メニュー競争」「フランス人はマクドナルドがお好き」「マクドナルドの再利用食器盗難続出」「シャンゼリゼのマクドナルドのテラス席はおしゃれで可愛い」「マクドナルドの水が呼び起こす大論争...

2024年11月22日金曜日

パリ 11月の雪は1958年以来9回目

   数日前から木曜日は雪だと天気予報が出ていました。天気予報は必ずしもあたるわけでもないので、「雪かもしれないのね・・」くらいに思っていました。 前日は、久しぶりくらいな晴天だったので、「これで、明日、ほんとに雪なのかな?」と思っていましたが、朝、起きて、外を見ると、ほんとに雪が降っていました。 雨だと、例外なくウンザリするのですが、雪だとなんとなく、どこか心の隅にウキウキしてしまう感じがあるのも不思議なことです。 それでも、しばらくすれば、止んでしまうのだろうな・・と思ったら、お昼過ぎになっても雪は降りやまず、むしろ、盛大に降り始めたので、これは、最近の一日中、雨が降り続けるバ...

2024年11月21日木曜日

EUメルコスール(南米南部共同市場)自由貿易協定にフランス人は反対している

   フランスでは、年初の農民たちの怒りのデモから半年以上が経って、再び、この農民のデモ行動が再燃し、EUメルコスール(南米南部共同市場)自由貿易協定についての議論が高まっています。 一つには、農民たちのデモの要求の大きな一つは、このEUメルコスール(南米南部共同市場)自由貿易協定(ラテンアメリカ・アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、ボリビア)への強い反対です。 これは、フランスだけでなく、欧州全体としての協定とされているため、欧州全体の意思統一が求められるのですが、現段階で、このメルコスール自由貿易協定に正面から反対を唱えているのは、フランスだけで、フランスはこの件に...

2024年11月20日水曜日

2ヶ月待たされた心臓専門医で・・

   かかりつけのお医者さんに行くのは別に緊張はしないけれど、やっぱり心臓専門医にかかるときは、それなりにドキドキします。もうここ数年、年に一度くらいは、かかっているのですが、昨年は、心臓専門医で診てもらってから、「おやおや?」となって、「ちょっと別の検査も受けて下さい・・」と言われて、けっこう大がかりなMRIの検査まで受けるハメになったため、余計に警戒感が増しています。 そもそも、今回は、体調が悪くて、まずかかりつけのお医者さんに相談したところ、血液検査をしてから、心臓専門医と呼吸器科に行くように処方箋を書いてもらっていて、予約を取ろうとしたら、心臓専門医の方は、2ヶ月後(それで...