
今週半ばにマクロン大統領がツイッター上で「2023年1月1日から、18歳から25歳までのすべての若者が、薬局で無料でコンドームを受け取ることができるようになる。これは予防のための小さな革命である!」と発表し、この小さな革命は大きな話題を呼びました。 フランスでは、これまでもすでに、2018年12月10日から医師や助産師からの処方箋があれば、この費用は社会保険からすでに払い戻されており、エイズや性感染症対策のツールとしても位置付けられてきましたし、また、検査センターや特定の団体から無料でコンドームを入手することができる状態ではありました。 しかし、コンドームを無料で入手するためには、医療機関を受診したり、特別な機関に行く必要があり、もちろん、そのためにわざわざ出かけていく人というのは、少なかったのです。 しかし、今回は、それをより身近な場所で簡単に入手できる場所として薬局を選び、「社会保障による100%の払い戻し」、「処方箋なし」という非常にシンプルな手続きになります。いわば、コンドームの無料配布ということになります。 このニュースは、ほぼ、肯定的に受け取られていて、私などは、「さすがアムールの国、セックスに関してもなかなかオープンな措置だな・・」などと思っていましたが、現実的に、そして合理的に考えれば、結果的には、医療費削減にもつながるのだろうな・・と思うだけで、18歳から、25歳という年齢制限に疑問を感じてはいませんでした。 しかし、世の中の反応は、さらに先に行っていて、18歳以上ではなく、未成年者に対しても、これを適用してほしいという声があっという間に高まり、「若い未成年者の多くがセックスをしていること、彼らも自分の身を守ることができるはずだ、同じように経済的な制約を受ける可能性がある!」という声が大きくあがり、これに対して、マクロン大統領もすぐに反応し、「この対策を未成年者にまで拡大するよう、各チームに働きかけてもらう。すべての若者が自分の身を守れるようにするための非常に良い予防政策だと思う」と答えています。J’ai...