2021年6月9日水曜日

マクロン大統領 地方行脚中に平手打ちをくらう

                                                                   現在、次回の大統領選に向けての地方行脚中のマクロン大統領が訪問地のドローム県(フランス南東部)のタン・エルミタージュで近辺に集まった群衆の一人から突如、平手打ちをくらったという事件にフランスは、一日中、そのニュースで大騒ぎになりました。 その日、マクロン大統領は、ホテル学校を訪問。本来は、この場所での住民とのふれあいは、予定には入っていなかったために、彼は一度は車に乗ったものの、近辺に集まっていた群衆に挨拶するために車を降り、群衆に駆け寄って、握手を始めてまもなく、突然、その中の一人から腕を掴まれ、平手打ちをくらったのでした。「モンジョワ、サン・ドニ、マクロニー!」と叫びながら、マクロン大統領に平手打ちをくらわせた男は、その場ですぐに取り押さえられ、周囲のおばちゃんたちからは、「私たちは、痛いことしないから、早くこっちに来て!」などの訳のわからない声も上がり、マクロン大統領は、平手打ちにひるむこともなく、集まっている群衆に笑顔で応え続け、彼らとの握手・ふれあいの時間は続けられました。Emmanuel...

2021年6月8日火曜日

フランスのショコラティエ ベルナシオンとメゾン・ド・ショコラ BERNACHON et Maison du chocolat

   私は、フランスに住み始めて、20年以上経ちますが、我が家の食生活は、フランスでできる限りの和食よりで、恐らく一般的なフランス人家庭のような食事はしていません。 日本に帰国した際には、運び込める荷物のほとんどは、日本の食料品で占められ、限りある食材を少しずつ使いながら、手に入らない野菜などは、なんとか自分で育て、かなり日本に近いような食事をしています。 それでも20年以上も経つ間に知らず知らずのうちによく食べるようになっているフランスの食品も、いくつかは、あるのですが、その中で、日本にいた時に比べて、私が圧倒的にたくさん食べるようになっているものの一つはチョコレートです。 そもそも、私は、以前は全くの辛党で、日本ではほとんど甘いものは食べませんでした。しかし、年齢を重ねるにつれて、お酒の量も減り(減っただけで飲んでいる)、次第に甘いものに手が出るようになってきたこともあるかもしれませんが、その甘いものの中でも圧倒的に食べているのは、チョコレートのような気がするのです。 いつもいつも贅沢なメゾンのチョコレートを食べているわけではありませんが、家には、必ず板チョコの買い置きを欠かすことはありません。 なぜこうなったのかはわかりませんが、恐らく、比較的、安価で気軽に手に入るわりには、美味しいからです。スーパーマーケットなどに並ぶチョコレートの数はものすごい量で、しかも、結構、クォリティが高いように思います。 日本でも有名なショコラティエなどのチョコレートもほとんど網羅していると思います。とはいえ、そんな高級チョコレートは、日本へのお土産や、ノエルやイースター、お誕生日などの特別な機会ぐらいしか、買いませんが、それでもこの20年ほどの間には、かなりのお店を訪れました。 ジャン・ポール・エヴァンなどは、それこそチョコレートの温度を保つために店内のお客さんの入場制限をするほど、品質管理に厳しく、パトリック・ロジェなどは、お店に入った途端にカカオの香りに包まれ、店内には、美術館かと思われるようなチョコレートでできた彫刻が並んでいたりします。 しかし、ほとんどの有名なショコラティエは、日本に入ると値段が跳ね上がることはありますが、ほぼ、日本に進出していないお店はなく、日本に行く際のチョコレートのお土産(リクエストも多い)には、悩ましい思いをしていました。 フランスのパティシエ、ショコラティエなどは、有名になって、海外に進出したい場合、まず、日本を選ぶ傾向にあるような気がします。 昨年だったでしょうか?偶然、日本でサロン・ド・ショコラをやる際には行列ができ、最近、人気だという「ベルナシオン」というショコラティエがまだ日本には、店舗が進出していないという話を聞いて、一度は行ってみたいとずっと思っていました。 もともとは、リヨン発祥のお店でパリにもお店ができたと聞いていたので、サイトで店舗をチェックするとリヨンに2軒、パリに1軒、そしてJAPON...

2021年6月7日月曜日

パリ・チャイナタウンの露天商摘発

  厳しい露店の取り締まりにざわつく人々 私は、日常の食料品は、近所にある徒歩1分のスーパーマーケットでだいたい済ませているのですが、2ヶ月に一度くらいは、パリ13区にある、いわゆるチャイナタウンにあるアジア系の食材店に普通のフランスのスーパーマーケットでは買えない調味料や食材等の買い出しに行っています。 今は、ずいぶんとフランスの普通のスーパーマーケットでもお醤油やインスタントのお味噌汁、インスタントラーメン、冷凍の餃子、わさびなど、手に入るものも増えてきたのですが、値段の設定も高めだったり、種類も少ないし、やはり、そこへ行かなければ買えないものも多いので、たまには、ち...

2021年6月6日日曜日

2回目のワクチン接種が終了しました! 初回の予約から、2回目終了後のワクチン証明書のダウンロードまで

    フランスでの新型コロナウィルスのワクチン接種が始まったのは、昨年の12月のことでした。思っていたよりもずっと早く開発されたワクチンに、当初は、その効用や副作用などにワクチン接種に対して、懐疑的な人も多く、私自身もどのみち、私に順番が回ってくるのは、ずっと先になるだろうし、世界中の人がワクチンをしていく様子を見てから考えようくらいに思っていました。 案の定、高齢者施設の居住者が最優先(それまでに一番被害が大きかったためリスク大と考えられていました)となっていたフランスでは、国民のワクチンに対する半信半疑の思いを反映するように、ワクチン接種に際しての家族の同意書がなかなか取れずに、年明けに蓋を開けてみると、他のヨーロッパ諸国に比べて、フランスは、驚くほどワクチン接種が進んでいないことが明らかになり、フランス政府のワクチン接種拡大キャンペーンには、一気にアクセルがかかり、次々とワクチン接種をすることができる年齢や職業などの条件を広げて行きました。 それでも、まさか、私に順番は、まだまだ回っては来ないとは、思ってはいましたが、年が明けてからも長い間、感染はどんどん広がっているのに、フランスは、あくまでもロックダウンは最終手段としていたので、フランスの感染状況は、悪化の一途を辿るばかりで、世界の国々がワクチン接種を進めていく様子を見ても、これは、もうワクチン接種をするリスクよりも感染するリスクの方がずっと高いだろうと、機会があれば、私もワクチンをしたいと思うようになっていました。 それが、一般の開業医でワクチン接種が可能になった頃、たまたま薬の処方箋をもらいに近所のかかりつけの医者に行った時に、あなたは、心臓疾患があるから、ワクチン接種の権利があるからと言われて、ワクチン接種の申し込みができたのが、2月末のことでした。 その頃は、まだ申し込みをしてから、実際に承認が降りるまでに時間がかかっていたし、ワクチンの供給が全く滞っていたので、1回目のワクチン接種ができたのは、4月の初めのことでした。 何よりも私にとっては、私のこれまでの病歴などを知っていてくれるかかりつけのお医者さんがワクチンを打ってくれるのは、心強いことでした。彼女の方も一度、開けたワクチン(1本で10回分)は、使い切ってしまわなければならないために、ワクチン接種の希望者をある程度、まとめて確保しておくことが必要なようでした。 しかし、最初は、ワクチンがなかなか届かずに、先延ばしになって、結局、私のワクチン接種も予約から1ヶ月以上、待つことになったわけですが、1回目のワクチン接種後も2〜3日、腕が痛かったくらいで、大した副反応も見られず、最低でも数週間は、間隔をあけなければならないという国で定められた期日を待って、昨日、やっと2回目のワクチン接種が完了しました。 もうすでに、現在では、フランスでは、18歳以上の成人は誰でもワクチン接種が可能になっており、予約さえ取れれば、いつでもすぐにワクチンを受けられるようになっています。また、6月15日からは、ティーンエイジャーでさえワクチン接種が受けられます。 2度目のワクチン接種が終わると、その場でコロナウィルスワクチン接種証明書を受け取ることができ、証明書には、QRコードがついていて、フランスの感染者追跡アプリ(TousAntiCovid)に即、ワクチン接種証明書を携帯にダウンロードすることができ、今後、これが、ワクチンパスポートの役割を果たします。 このTousAntiCovidというアプリは、もともとは、感染者追跡アプリとして開発されたもので、1回作り直したりされたものの、あまり利用者がなくて、感染回避対策には、ほとんど役に立ってはいなかったのですが、感染状況などについての最新情報を知ることができる他、現在は、ワクチン接種の証明書をダウンロードできるようになって、おそらく利用者が今後、グッと増えるようになると思われます。 まあ、どちらにしても、せっかく開発されたアプリが利用できて、よかったです。 フランスでのワクチン接種は、基本的にフランスの健康保険システムで使用されている健康保険のカード・カルト・ヴィタル(Carte...

2021年6月5日土曜日

今年の夏のフランスへの観光客受け入れに対する国ごとの対応 6月9日から開始

    フランス政府は、今年の夏に向けての観光客の受け入れを国別に色分けして、それぞれの国の感染状況に応じて、フランスへの入国条件を明確に提示し、観光客の受け入れ体勢を整え、それぞれに対応する準備を開始しました。 世界地図をグリーン・オレンジ・レッドの3色に分布し、それぞれの国別の入国受け入れ条件を具体的に示しています。・グリーンゾーンの国 「ウィルスの活発な循環も、懸念される変異株も存在しない国」とみなされている国で、日本はこのグリーンゾーンに入っています。このグリーンゾーンからの観光客は、ワクチン接種が済んでいる人に関しては、フランスを自由に旅行することができます。 また、ワクチン未接種の場合は、搭乗時に、72...

2021年6月4日金曜日

緊急通報回線不通になる恐怖の一夜

     最近になって、ようやく静かになってきましたが、昨年からのパンデミック以来、ロックダウン中はもちろんのこと、家の中にいても、かなりの頻度で、救急車のサイレンが聞こえてきていました。 とにかく、ロックダウン中は、ほとんど家にいるのですから、それだけ神経質になってもいるし、実際に家にいて、1日中、救急車のサイレンの音がほとんど途切れないというのも、それはそれでなかなかない体験でした。 一時は、救急車のサイレンだけでなく、ヘリコプターや軍用機が飛んでいく音や姿がアパートの窓から見えていたりしていたので、その度に、ああ〜また誰かが運ばれていく・・と、ちょっと言いようのない不安にかられたりもし...

2021年6月3日木曜日

6月15日から、12歳〜18歳のティーンエイジャーにもワクチン接種開始

 フランスは、5月31日から18歳以上の全ての成人がワクチン接種が可能になっていましたが、それから半月後の6月15日からは、12歳〜18歳のティーンエイジャーもワクチン接種が可能になることをマクロン大統領が発表しました。 重症化するリスクが低いティーンエイジャーへのワクチン接種に関しては、必要があるかどうかという議論も出ていましたが、結果的には、ティーンエイジャーが感染した場合に、無症状のままに、他の人に感染させるリスクを含んでいることから、まだ時期尚早との声が一部にはありながらも、マクロン大統領は、「これは、真の集団免疫を可能にする次のステップである」とし、ティーンエイジャーのワクチン接種...