2024年1月31日水曜日

ネスレグループのミネラルウォーターは、違法精製水を販売していたという大スキャンダル

   ネスレといえば、スイスに拠点を置く世界最大の食品会社で、扱っている食品の種類も広範囲にわたります。 今回、炎上中の製品はミネラルウォーターという通常、もっとも信頼されるべきもので、それだけにショッキングなことでもあります。 実際に私も長年にわたり、買い物するのに重くて面倒であっても、子供のために、健康を気遣って、ほんのわずかでも害になるものを摂取させ続けてはいけない・・水くらいは少しは良質なものをとミネラルウォーターを買い続けてきたので、本当に裏切られたような不快な思いでいます。 ネスレグループといえば、ミネラルウォーターだけでも、クリスタリンをはじめ、ペリエ、ヴィッテル、コントレックス、サンヨール、ヴィシー・セレスタン、さらにはシャテルドンなど約30種類のボトルウォーターを販売しています。 今回の疑惑調査は、2020年に工場の従業員からの内部告発により、競争・消費者問題・詐欺防止総局(DGCCRF)が調査を開始し、調査の結果、ミネラルウォーターに規制に準拠しない処理を行っていることを発見。硫酸鉄と工業用...

2024年1月30日火曜日

RATP(パリ交通公団)2月5日から 7ヶ月間のストライキ予告

   RATP(パリ交通公団)労働組合が発表したプレスリリースによると、2月5日月曜日から7ヶ月間のストライキ通告を提出したことを発表しています。 ストライキの予告には、驚かなくなっていますが、今回ばかりは、2 月 5 日月曜日から 9 月 9 日月曜日までという長期間の予告には、「ちょっと、あり得ない!」ともうため息も出ず、一瞬、息を止めている自分に気が付きました。いくらなんでも7ヶ月間という予告は度を越しています。 彼らは、このストライキ予告の理由として、「2024年の給与措置が不十分である」としており、32時間(週)を基準とした労働時間の短縮(一般的には35時間あるいは37時間)や残業及び休日手当やボーナスの見直しなどの要求も突き付けています。 この要求が叶わなければ、オリンピック・パラリンピックに向けてピークを迎えようとしている状況で充分に安全で快適な交通網を提供することができないとしており、明らかにオリンピック・パラリンピックを盾にした要求であることは、目に見えています。 しかし、RATP(パリ交通公団)を利用する側から言わせていただければ、毎年、確実にチケットは値上げし、その上、オリンピック期間前後は、チケット価格がほぼ倍に値上げすることが発表されており(ただし住民、恒常的に利用している人々に関しては通常価格ということになっている)、これまでも、ストライキの他に、時折、交通網が麻痺したり、拡張工事のために度々閉鎖されたりと、この期間の分のチケット代返金してよ!などと思うくらいで、このうえ、またストライキなど・・しかも、こんな長期間なんて、いい加減にしてほしい! 給与や条件の交渉なら、周囲に迷惑かけないようにうまく話し合いをつけろ!と思います。 現在、農民たちが様々な困難に直面し、怒りを爆発させ始め、あちこちの主要道路をブロックしたりしている中、これがいつまで続くのかはわかりませんが、この動きがダブって進行するとなると、社会機能が麻痺し始める恐れもあります。 現在のこの同時期に進行しようとしている農民たちの騒動とRATPのストライキは、どうしても、比較して見てしまうのですが、どう考えても、RATPの方は、相対的に一般的な会社と比べてみても、(RATPには、給与・年金手当の他に職員専用に安価に利用できる住宅施設などがあったり、特別な研修休暇システムなどもある)条件は決して悪くないはずで、どうにもその理由が理解しがたいもの、農民たちの訴えについては、多くの国民も支持しているところが大きな違いです。 オリンピックを盾にすれば、特に交通機関などの場合は、それが動かないなどという事態は絶対に避けたいであろうという一種の弱みに付け込んでいるような要求には、苦々しい気持ちしかありません。RATP(パリ交通公団)7ヶ月のストライキ<関連記事>「パリのメトロ6号線でコートがドアに挟まって死亡事故」「ストライキの被害を被りぐったりした1日」「パリのメトロのプロブレム・テクニック」「ストライキに遭遇して見知らぬ人と駅まで歩くハメになった・・ストライキには腹を立てないフランス人」「パリのメトロ・RER...

2024年1月29日月曜日

環境活動家によるモナリザ襲撃 今度はカボチャスープ

   たびたび、芸術作品が環境活動家のターゲットになるのは、もはや珍しいことではなくなりましたが、パリのルーブル美術館では、またもやモナリザが標的にされ、カボチャのスープを投げつけられました。 もっとも、モナリザは、頑丈な保護ガラスで守られているために、絵画自体には、直接の損害はありませんが、この騒ぎと清掃のために、この部屋は約1時間ほど閉鎖されたのち、再開場されたそうです。 現在、フランスでは、様々な状況に追いつめられた農民たちが、全国規模でデモを行っていますが、今回のモナリザ襲撃は、それに乗っかるかたちで行われた感が否めません。 このモナリザにカボチャのスープを投げつけた2人の環境活動家は、「芸術と、健康的で持続可能な食べ物を得る権利とどちらが大切ですか?」と問いかけ、「我が国の農業システムは病んでおり、農民たちは労働中に死亡しており、フランス人の3人に1人は毎日の食事を満足にとれていません!」などとモナリザの前で訴え叫んでいます。 たしかに、現在のフランスの農業のシステムには、問題があるようだし、農民たちが苦しい生活を送っていることは、今回の大規模デモでの彼らの説明を聞いていると、「たしかにこれは酷いな・・」と思わせられるのですが、安全な食品を!と呼びかける彼女たちがカボチャのスープという食料を無駄にするようなことをするのは、理解できないうえに、芸術作品がなぜそこで引き合いに出されるのかも全く意味がわかりません。 たしかに環境問題は農民を苦しめている側面の一つではあるものの、彼らの苦しみは、もっと複合的なものが積もり積もったものであり、そんな時に彼らの訴えにのっかるような訴えの仕方をするのは、現在の農民の正当な怒りへの冒涜でもある気がします。 ルーブル美術館は、入館時に荷物チェックなどもありますが、彼らはカボチャのスープをコーヒーの魔法瓶の中に隠して持ち込んだようです。 モナリザは度々、被害に遭っており、前回は、2022年5月にクリームパイを投げつけられています。できるだけ世間の注目を集めたいがためにモナリザが選ばれているのでしょうが、数奇な運命の絵です。 今回の彼らの抗議行動について、彼らの所属するリポスト・アリメンテールは要求書で、ルーブル美術館での行動を「持続可能な食料のための社会保障という、すべての人にとって有益な明確な要求を伴う市民抵抗運動のキックオフ」であると表明しています。 地球環境問題はたしかに深刻な問題で、できる限りの対策をとっていく必要があるとは思いますが、このような環境活動家の抗議行動は、むしろ、本来の環境問題に対応すべき事柄に危険な雲行き怪しい空気を吹き込みかねないものでもあり、環境問題とともに、環境活動家問題が加わっているようなおかしな現象であると思います。 だいたい、この芸術作品のためにパリを訪れる人が一体、どれだけいることか?この、あるだけでフランスに富をもたらしてくれる芸術作品をなぜ冒涜するのか?全く意味がわかりません。モナリザ襲撃<関連記事>「ルーブル美術館 モナリザ襲撃 モナリザは結構災難に遭っている」「ガラガラのルーブル美術館なんて今だけ! 一人ぼっちのミロのヴィーナス」「年金改革問題デモはルーブル美術館の中までも・・」「環境活動家の「金持ち凶弾アクション」 ルイヴィトン、ホテルリッツへのペンキ攻撃」「フランスの食品廃棄物救済アプリ...

2024年1月28日日曜日

松本人志騒動はフランスでも報道されていた・・

   昨年末から日本で大騒動になっているらしいダウンタウンの松本人志さんの性加害問題については、時々、YouTubeで解説している映像などを見ていました。 海外に出てから、ほとんど日本のテレビ番組を見ないために、知らないタレントさんが多くなってしまっている私でさえ、ダウンタウンは知っていたので、なんとなく気になって、そんな解説をしているYouTubeを目にしていました。 何人かのユーチューバーがここぞとばかりに、次から次へと出てくる告発者の証言などを紹介しているなかに、「ついに、この話題はフランスでも報道されているようです!」という説明していて、「えっ?フランスでもやってるの?...

2024年1月27日土曜日

長年の夢だったことをちょっとだけやってみた・・

  私が初めて、海外生活を送ったのは、イギリスのロンドンで、それも、もうかなり昔の話になりますが、最初の頃は、様々な文化の違いにいちいち、「は~~っ!は~~っ?」と驚くことがたくさんありました。 ロンドンの後は、しばらく、日本に帰国して、日本で働いていたのですが、その後、パートナーの都合から、なんとアフリカ(コートジボアール)で生活することになり、まあ、アフリカは、想像どおりにロンドン以上に驚くことばかり、まるで別世界で、以前の日本の人気番組であった「なるほどザ・ワールド」をライブで見ているみたいだ・・と思いました。 その後、夫の転勤のために、パリでの生活が始まったわけですが、その時は、もう子供もいて、初めての子育て、しかも、海外で・・ということで、国の文化がどうこう以前に、もう必死な毎日でした。 イギリスとフランスを一緒にすることはできませんが、それでもアフリカや日本と比べれば、似ているところも多いのです。 最初にロンドンで「ほ~っ!」と思ったことの一つは、人々が公園に寝転がったり、散歩したり、本を読んだり、ピクニックをしたりと、気楽にとてもくつろいでいて、彼らにとって公園がとても楽しそうな場所であることでした。 東京で、忙しく暮らしていた私にとっては、公園というものは、ほとんど無縁の場所で、公園で楽しそうに過ごしている彼らが、理解できないような、でも、反面は羨ましいような、不思議な気持ちでした。 ロンドン市内には、ハイドパークとかリージェンツパークとかグリーンパークとか、けっこう大きな公園がありますが、そんな公園を人々はけっこう憩いの場にしていて、冬でも芝生が緑だったり、ちょっとした噴水や池などにも、いい大人が水遊びしていたり、時には行水までしていて、ちょっとしたカルチャーショックでもありました。 パリに来てからは、たまにヴァンセンヌの森に行ってボートに乗ったり、チュイルリー公園などを散歩したりもしましたが、それは、子連れということもあって、とにかく娘の有り余るエネルギーを発散させるためで、私にとっては、思い起こせば楽しい思い出ではありますが、とてもリラックスして・・いう感じではありませんでした。 一度、チュイルリー公園に行った時に、勢いよく走りだした娘について行けずに、遠くから、「気をつけてよ~~!」と叫びながら、娘の姿を追いかけていたら、高い石垣の上から娘が落っこちて、ギャ~~~ッ!もうダメだ!と思って、全速力で駆け寄って下を覗いたら、危機一髪、娘はその下に生えていた木にひっかかってぶら下がっており、その下に居合わせた男性が助けてくれて、「ほんとにラッキーでしたね・・」と言われ、肝を冷やしたことがありました。 そんなわけで、公園といえども、私にとっては、たとえパリであっても、全くリラックスできる場所ではなく、また、娘が学校に行きはじめてからは、仕事と休みの日には、日常の買い物やお稽古事の送り迎えに追われ、公園どころではなく、バカンス期間は、どこか別の場所に旅行に出てしまうという公園とは無縁の生活を送っていました。 最近になって、娘も独立し、たまに散歩がてらに大きな公園を歩いてみたりもするのですが、公園の様子は相変わらずで、休日はもちろんのこと、平日でさえも、そこそこ大勢の人が楽しそうにゆったりと時間を過ごしていて、私もたまには、天気のいい日に本でも持って、オープンエアの空間でゆっくりしてみよう・・とずっと思っていました。 今回は、わざわざ読書するために行ったわけではなかったのですが、たまたま近くに行くついでがあって、リュクサンブール公園の近くを通ったので、ふと思いついて、ちょっと歩いて、ベンチに座って持ってる本でも読んでゆっくりしよう!と公園に入っていったのです。 天気はよかったものの、やっぱり冬真っ盛りで、春や夏には緑に覆われている木々の葉っぱもなくなっていて、少々寂しい気もするのですが、その枝の張り方やその隙間から見えるパリの建築がまた、この季節ならではな感じでそれはそれで美しく、ゆっくり空いているベンチを探しました。 備え付けのベンチと移動可能な椅子2種類があり(一つは座る用、もう一つは、背もたれがちょっと斜めになっていて、ちょっとうたた寝ができそうなもの)、そのうちの一つを見つけて座って、本を開きました。 平日とはいえ、椅子はほぼ満席です。おしゃべりをしている人も多いのですが、昼寝をしている人もいれば、本を読んでいる人も絵を描いている人もひたすらボーっとしている人もいます。 私はとても本が好きで、若い頃は常に本を1~2冊持っていないと不安なくらいでした。フランスに来たばかりの頃は、住まいがパリ郊外で通勤にも時間がかかっていたのですが、電車の中ではもっぱら本を読んでいましたが、パリに引っ越してきてからは、通勤時間が短くなったものの、逆に電車に乗っている時間が減ったために、読書量ももっぱら減ってしまいました。 家に早く帰れるようになったので、その分、時間ができたわけですが、家に帰ったら帰ったで、じっくりと落ち着いて本を読む時間がとりにくくなるのも皮肉なものです。 そんなことを思いながら、お天気の日に公園で暑くもなく、寒くもない時期に、ほどよい雑音の中に身をおいて、本を読むのは、想像以上に気分のよいものです。 久しぶりにリラックスして本を読んでいると、やっぱり心が落ち着いてくるような・・そういえば、長い間、本は私にとって精神安定剤のような役割を果たしてきたんだったな・・と思いだした気分にもなりました。 聞こえてくる言語を聞いていると、けっこう外国人も多いみたいで、なるほど観光客も来るところなんだな~と思いながら、しばし、午後の優雅な時間を過ごしました。 あっという間に時間が経って、気が付けばうすら寒くなってきて、早々に引き上げることにしましたが、こんな感じの時間の過ごし方もなかなか良いな・・と思いながら、バスで帰ってきました。 帰りのバスが事故のために渋滞し、途中でバスをおろされるというハプニングはありましたが、よい週末の午後でした。リュクサンブール公園 <関連記事>「フランスの貧乏大学生の質素な生活」「最初は不思議だったヨーロッパの人々の公園の楽しみ方が少しわかってきた気がする リュクサンブール公園」「2年ぶりの日本 街を歩いていて気付くフランスとの違い」「パリでお花見 緑の芝生の中にあるソー公園の八重桜(Le...

2024年1月26日金曜日

今さらだけど、とっても大切な挨拶とありがとう ボンジュールとメルシー

   私が子供の頃は、誰かの家を訪れたりすると、母親に必ず、「ちゃんとご挨拶した?」と念を押されるのがとっても嫌でした。私は、子供の頃はとても内気で、人見知りで、あまり、知らない人に会ったり、人に溶け込むことが苦手でした。 それでも、誰かのお宅にお邪魔したりした時には、「ちゃんとご挨拶しなさい・・」という母親の言いつけはちゃんと守っていて、言われたとおりにしているのに、そのたびに、これ見よがしに「ちゃんとご挨拶した?」と言われることに、いつまでも挨拶ができない子供のように扱われていることがとても嫌で、母としたら、あたりまえのことを言っていて、悪気はなかったとは思うのですが、そんな風に、毎度毎度、確認されるために、なおさら、他人の家を訪れたりすることが、ますます嫌いになったのです。 どんな親でも、しっかり挨拶をすることや、「ありがとう」、「ごめんなさい」を言うことは、一番に子供に教えることだと思うのですが、これが、大人になると、意外とおろそかになりがちなところもあるけど、シンプルだけど、とっても大切なことなんだな・・と最近、あらためて、思うのです。 特にフランスにいると、挨拶は、ほんとに大事だな・・と思うことも多く、また、その機会も多く、まあ、簡単に言えば、「ボンジュール」の一言なのですが、例えば、見知らぬお店に入ったりしても、お店側はもちろん、「ボンジュール」と言ってくれますが、お客さんの側も「ボンジュール」と挨拶するし、この「ボンジュール」を言わないのは、微妙な感じに受け取られるような気がします。 見知らぬ人と目が合っても、さすがにボンジュールとは言わなくても、ニッコリ微笑みがえしてくれるのは、感じのよいものです。 ごくごく親しい人に対しては、「サリュー!」とか、「サヴァ?」とか、気安く声をかけることもありますが、「ボンジュール○○(相手の名前)!」、それほど親しくない場合は、「ボンジュール...

2024年1月25日木曜日

フランスのニュースでも取り上げられている明治神宮外苑森林伐採問題

   今年は、能登半島での地震や羽田空港での飛行機事故のために、年明け早々から、フランスのニュースに日本が登場しました。 その後、フランスでは、自国の洪水などの災害や内閣改造、また現在も次から次へと起こるニュースに日本の地震のその後の模様を追随するニュースは、あまり表だっては浮上してきていませんでした。 それが、どういうわけか、ゴールデンタイムのニュースの枠の中に、東京の明治神宮外苑の森林伐採問題が取り上げられていて、ちょっとビックリしました。 「東京の神宮外苑の銀杏並木はたいへん歴史のある場所で、銀杏の葉は東京のシンボルにもなっている。東京は、新宿区、港区、渋谷区にまたがる大規模な再開発計画で商業施設の入る高層ビルを建築するために、この場所に広大に広がる森林を伐採する計画になっており、多くの反対があがっているにもかかわらず、これを強行するようだ・・」といった内容のもので、この計画に対する反対の(おとなしく、大変、行儀のよい)デモの様子や、またミュージシャンなども反対メッセージを込めた曲を発表したりしていると、桑田佳祐さんが歌っている映像が一部、流れたりしました。 インタビューを受けているこの計画に反対している人によると、「これは、公共の場でありながら、開発は民間企業が主導しているものなので規制が難しい・・」というようなことを話していましたが、これは、ちょっとフランス人には理解しがたい話で、フランスでは、たとえ民間の事業であっても、その再開発が公益が損なわれるものであってはならないために、政府のチェックはとても厳しく行われ、まず、政府の許可は下りないのがふつうです。 だいたい、今は、環境問題が何よりも厳しく叫ばれる中、緑化していく方向ならばともかく、古く歴史のある森林、樹木を1,000本近くも伐採するなど、どう考えても世界的にも時代に逆行する話です。新宿区、港区、渋谷区には、もうすでに商業施設はあり過ぎるくらいあり、今、必要なのは、森林であるのは明白なことなのです。 そもそも、日本はCO2排出量トップ5に入っている国、中国、アメリカ、ロシア、インドなどの大国に比べて、日本はとても小さい国なのに、この不名誉なトップ5に入ってしまっているという現実をどう考えているのでしょうか? 少し前に、自宅周辺の再開発計画があるので、周辺住民に説明の集会があるというので、「えっ??まさか、工事期間は追い出されたりするわけ?」と心配になって、参加したのですが、これは、現在、在住している人には、迷惑が及ばないように工事は進められるということで、ホッとしたのです。 それでも、一体、こんな工事、どうやって一体いつになったらできるのやら?と思うほど、美しく再開発された完成予想図のようなものを見せてくれたのですが、「このあたりがこんなになるの?」と緑があちこちに増やされていることにもビックリしたくらいでした。 たとえば、パリ市内にあるリュクサンブール公園やチュイルリー公園、また、ブーローニュの森やヴァンセンヌの森の森林を伐採するなどは、絶対にあり得ないことで、住民、環境保護団体はもちろんのこと、国も絶対に許可する話ではありません。 昨今の地球温暖化、異常気象を考えれば、今、必要なのは、どう考えても商業施設の入る高層ビルではなく、森林なのです。これを増やすならともかく、伐採するなど狂気の沙汰で、海外の国々が口出しできる話ではないとはいえ、日本という国の現在の地球環境問題に対しての認識の低さを露呈する話になります。 すでに、フランスでもゴールデンタイムのニュース番組でも扱われているということは、遠く離れた国とはいえ、やはり問題意識を持って注目されているということです。 様々な問題において、「海外では絶対に許されない!」と言われることで、日本もそれにならって、態度を改めていくことが、最近は、よく見られるようなので、この森林伐採問題についても、海外のメディアも、すでに目を光らせているということを日本政府も少しはわかっておいた方がよい気がします。 あまりに常識外れなことをしていると、G7のメンバーなどと大きな顔をしていても、軽蔑されて、対等にお付き合いしてもらえなくなります。明治神宮森林伐採問題<関連記事>「2023年1月1日からファストフードの使い捨て容器廃止へ」「フランス2022年1月から野菜や果物のプラスチック包装禁止」「フランスのスーパーマーケットからレシートが消える」「フランスの食品廃棄物救済アプリ...